芸能

華原朋美告白本 無修正写真と生々しい描写に吉田豪氏驚く

タレント本収集家が紹介する名著とは

 プロインタビュアーでタレント本収集家でもある吉田豪氏の本棚には、幅広い年代のタレント本の“名著”が並んでいる。そのなかから、吉田氏が10冊選ぶ名著のひとつとして挙げたのが、公私ともにパートナーだった小室哲哉による曲の大ヒットによって、1990年代の女子高生のカリスマとして人気を博した華原朋美の告白本『未来を信じて』(2000年・ワニブックス刊)。内容はもちろん、グラビアなど細部に読むべきポイントが多かったという。

 * * *
 華原さんが芸能活動休止から復帰を目指していた頃の本だったのですが、掲載された写真が“無修正”だったことに驚きました。二重顎で腕のシミがそのままで目もトロンとしていて……多くの写真集を出しているワニブックスがよく許しましたよね(笑)。

 興味深いのは交際していた小室哲哉さんとの別れの過程。だんだん提供される曲が売れ線ではなくアバンギャルドなものになっていき異変を感じるんです。そして、ある日愛の巣だったマンションに帰ると、荷物も家具も全部捨てられていて、彼女は絶叫して気絶……この辺の描写は生々しいですよ。

 僕が一番好きなのは、仕事がなくなった時に彼女が取った行動。〈芸能界で最も実力を持っていらっしゃるという方にご相談に行くことにしたのです〉とあり、手紙を持って会社の前で待ち伏せするのですが、それが誰なのかとか、そんな行動して意味あるのかとか、ツッコミどころが満載で(笑)。

※週刊ポスト2017年3月24・31日号

関連記事

トピックス

硬式野球部監督の退任が発表された広陵高校・中井哲之氏
【広陵野球部・暴力問題で被害者父が告白】中井監督の退任後も「学校から連絡なし」…ほとぼり冷めたら復帰する可能性も 学校側は「警察の捜査に誠実に対応中」と回答
NEWSポストセブン
隆盛する女性用ファンタジーマッサージの配信番組が企画されていたという(左はイメージ、右は東京秘密基地HPより)
グローバル動画配信サービスが「女性用ファンタジーマッサージ店」と進めていた「男性セラピストのオーディション番組」、出演した20代女性が語った“撮影現場”「有名女性タレントがマッサージを受け、男性の施術を評価して…」
NEWSポストセブン
『1億2千万人アンケート タミ様のお告げ』(TBS系)では関東特集が放送される(番組公式HPより)
《「もう“関東”に行ったのか…」の声も》バラエティの「関東特集」は番組打ち切りの“危険なサイン”? 「延命措置に過ぎない」とも言われる企画が作られる理由
NEWSポストセブン
海外SNSで大流行している“ニッキー・チャレンジ”(Instagramより)
【ピンヒールで危険な姿勢に…】海外SNSで大流行“ニッキー・チャレンジ”、生後2週間の赤ちゃんを巻き込んだインフルエンサーの動画に非難殺到
NEWSポストセブン
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
〈# まったく甘味のない10年〉〈# 送迎BBA〉加藤ローサの“ワンオペ育児”中もアップされ続けた元夫・松井大輔の“イケイケインスタ”
NEWSポストセブン
Benjamin パクチー(Xより)
「鎌倉でぷりぷりたんす」観光名所で胸部を露出するアイドルのSNSが物議…運営は「ファッションの認識」と説明、鎌倉市は「周囲へのご配慮をお願いいたします」
NEWSポストセブン
逮捕された谷本容疑者と、事件直前の無断欠勤の証拠メッセージ(左・共同通信)
「(首絞め前科の)言いワケも『そんなことしてない』って…」“神戸市つきまとい刺殺”谷本将志容疑者の“ナゾの虚言グセ”《11年間勤めた会社の社長が証言》
NEWSポストセブン
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“タダで行為できます”の海外インフルエンサー女性(26)が男性と「複数で絡み合って」…テレビ番組で過激シーン放送で物議《英・公共放送が制作》
NEWSポストセブン
ロス近郊アルカディアの豪
【FBIも捜査】乳幼児10人以上がみんな丸刈りにされ、スクワットを強制…子供22人が発見された「ロサンゼルスの豪邸」の“異様な実態”、代理出産利用し人身売買の疑いも
NEWSポストセブン
谷本容疑者の勤務先の社長(右・共同通信)
「面接で『(前科は)ありません』と……」「“虚偽の履歴書”だった」谷本将志容疑者の勤務先社長の怒り「夏季休暇後に連絡が取れなくなっていた」【神戸・24歳女性刺殺事件】
NEWSポストセブン
(写真/共同通信)
《神戸マンション刺殺》逮捕の“金髪メッシュ男”の危なすぎる正体、大手損害保険会社員・片山恵さん(24)の親族は「見当がまったくつかない」
NEWSポストセブン
野生のヒグマの恐怖を対峙したハンターが語った(左の写真はサンプルです)
「奴らは6発撃っても死なない」「猟犬もビクビクと震え上がった」クレームを入れる人が知らない“北海道のヒグマの恐ろしさ”《対峙したハンターが語る熊恐怖体験》
NEWSポストセブン