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「座りション」や「あぐら」がEDを招く恐れも

座りションにより思わぬ弊害が?(写真/アフロ)

 近年は良い治療法や治療薬が増えているが、男性にとって避けられるなら避けたいのがEDだ。ところが、身近な生活習慣の中には、EDを引き起こす危険があるものも存在する。

 妻から「オシッコが飛び散るから、家では座ってしてよ」と「座りション」を強制されている男性は多いだろう。しかしこれは、EDを招くかもしれない。『老いない体』(幻冬舎刊)の著者で、体の構造とEDの関係性に詳しい整体師の寺門琢己氏が指摘する。

「男性の体は、立った状態で腹筋や肛門括約筋に力を入れることでペニスを前方に突き出し、尿を排出する構造になっている。一方で、座った姿勢ではそれらの筋肉に力が入らず、ペニスが奥まった状態で用を足すことになるので、残尿(尿管に残った尿)が生じてしまいます。すると、残尿によって、前立腺肥大が生じ、EDを発症しやすくなる」

 大事なペニスを包む「下着」の種類によってもEDのリスクが増えるという。寺門氏が続ける。

「睾丸は熱に弱いため、体の外にぶら下がることで、冷却しやすい構造になっています。ところが、ブリーフタイプの下着だと、密閉された陰部に熱がこもることで慢性前立腺炎になり、排尿障害が起こってEDになる可能性が高まる」

 日常生活での「座る姿勢」にも気をつけたほうがいい。寺門氏は「正座はOKだがあぐらはNG」と指摘する。

「あぐらをかいて骨盤底筋が床に当たった状態では、睾丸や膀胱、尿管に体重がかかって圧迫され、その部位が加熱されます。するとブリーフの場合と同じように慢性前立腺炎が発症しやすくなり、EDのリスクが高まります」

※週刊ポスト2017年3月24・31日号

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