《今の時代、破天荒な生き方を選べばすぐにマスコミに叩かれ、社会から批判されます。しかし私生活の豪快さを芸の肥やしにする役者が体当たりで挑む芝居は、いつの時代も面白いものです。一方で、昨今は一般の方もどうもスキャンダルに対し、真面目に反応しすぎてはいないでしょうか。かつてはもっとゴシップを、半ば楽しむような余裕があったように思います》
前出の芸能関係者が続ける。
「昔のスターはプライベートを絶対に語らなかった。それがSNSが普及して、みんな、自分からプライベートを明かすようになったでしょう? 芸能人といえども、ものすごく近い存在になったことも、スターがいなくなったことと無関係ではないと思います」
例えばぺこ&りゅうちぇる。ついこの前まで一般人だったのに、半年くらいのうちに、ひな壇に欠かせないタレントになった。また最近頻発している一般人女性による芸能人との甘い一夜の告白。芸能人と一般人を隔てるものはこうもなくなってしまっているのだ。
※女性セブン2017年3月30日・4月6日号