経済評論家のぐっちーさんこと山口正洋氏は、有事は日本経済に悪影響が大きいと指摘するが、紛争が終結すれば、新たに需要が生まれる可能性があるとする。
「仮に『朝鮮統一』ということにまでなれば、大きな市場が生まれることを意味する。韓国の約5000万人と北朝鮮の約2500万人が合わされば新しい市場としてのインパクトは大きい。日本企業がそこで果たせる役割も大きいでしょう」
トランプ大統領の誕生によって不確実性の高まった時代だからこそ、あらゆる可能性を排除せずに考え続けることが重要だ。
※週刊ポスト2017年4月28日号