しかし。言葉でいくら「全く新しい加速感です」と説明しても、なかなか実感的に伝わらないのが現実では?
「そうなんですよ。だからぜひ体験していただきたい。体は正直ですから、乗れば一瞬でガソリン車やハイブリッド車との違いが伝わるはずです。そう、料理にも似ている気がします。素材や料理法を理解するだけではなく、舌で味わい感じるように、e-POWERを味わっていただきたいのです」
それを実現するためにどんな工夫を?
「来店者の試乗100%を目標に販売戦略を展開しています」
徹底的な試乗提案によって「ひと踏み惚れ」してもらう戦略だという。例えば目黒の販売店では一営業日あたりの試乗数が14回を超えている(東洋経済オンライン)。店での試乗はもちろんのこと、「試乗したら買わなくちゃいけないという心理的プレッシャーを取り除くために」ネット宅配まで活用。アマゾンで注文すると「試乗体験車を無料で宅配」するキャンペーンを期間限定で実施すると、大変好評だった。