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ワイドショーの巨大パネル 効果音や手書きなどで差別化

 テレビ朝日の『グッド!モーニング』と『羽鳥慎一のモーニングショー』は「シュシュワッ」。『情報LIVE ミヤネ屋』(日本テレビ系)は、大きな紙をめくるときは、「トゥイン」、比較的小さいめくりは、「ポォン!」。また『ビビット』の「日刊スライドニュース」で紙をめくるときのSEは、「チュクチュクチュン」と鋭い。

『直撃LIVE グッディ!』(フジテレビ系)の後半コーナーは、MCの高橋克実が、ボードに書かれた6つの気になる話題を取り上げる「カッツミーのピカっとNEWSボード」。このコーナーでめくるときの音は、「カシャーン」。

 コンピュータで文字を打ち込めばいくらでも収録前に修正が利くフリップだが、『サンデーモーニング』(TBS系)では、未だに「手書き」にこだわっている。

 例えば、北カフカス(コーカサス)地方のイスラム過激派によるとみられる攻撃の歴史も、発生した年から事件の内容までパソコンで文字入力すれば事足りるところを、女性のサブキャスターが一行一行フリップに書き込み、それぞれ色分けして見やすくしていた。

 さらにそこでは、小学校の自由研究の発表会を思い出させる「模型工作」まで作って解説する。それらアナログなアプローチは「あえて」の演出法。一見無駄と思えることをやることで、視聴者の心にすき間に入り込むことができるのだ。

『ひるおび』のスタッフルームには「その0.1%をけずりだせ」と、裏番組の視聴率を0.1%でも切り崩そうという強い姿勢が込められた張り紙が貼られているという。ワイドショーは、視聴率をけずりだすためにあらゆる方法を駆使しているのだ。(芸能ライター・飯山みつる)

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