国際情報

中国ロケット砲兵部隊幹部 トイレでゲーム三昧で左遷

中国ロケット砲兵部隊幹部が左遷された理由は

 中国人民解放軍のロケット砲兵部隊の幹部が勤務中にトイレにこもってスマホゲームに夢中になっていたことが原因で、降格されていたことが分かった。中央軍事委員会が軍のニュースを伝える唯一のニュースサイトとして認めている「中国軍網(ネット)」が報じた。

 ところが、同ネットはこのニュースの中で、「軍内には将兵のストレス解消などのために、ゲームを奨励すべき」との声もあるとの見解も紹介しており、「2つのニュースは、ゲームの捉え方が矛盾している」などと軍内でちょっとした論争になっている。

 この幹部のトイレでの所行が発覚したのは、上官がこの幹部に何回も電話をかけても、いつも不在で連絡が取れないため、とうとうしびれを切らして、幹部のオフィスまで押しかけたのがきっかけ。それでも席にいないため、トイレに行って、ゲームに興じていた幹部を見つけ出した。この間、1時間以上が経っていたという。

 上官の執念が実ったといえそうだが、この幹部は兵器開発担当のエンジニアで、日ごろからストレスを抱えており、ストレスがたまると、トイレにこもってゲーム三昧になっていた。とはいえ、この幹部は軍の本体から離れて、軍傘下の民間の会社への配転を命じられた。

 ロケット砲兵部隊は軍内でも陸軍などと違い、大学卒や大学院出身の技術者が多く、知的なレベルが高いのが特徴。どちらかという「オタク」系の理科系出身者集団とのイメージが強い。

関連キーワード

トピックス

米倉涼子の“バタバタ”が年を越しそうだ
《米倉涼子の自宅マンションにメディア集結の“真相”》恋人ダンサーの教室には「取材お断り」の張り紙が…捜査関係者は「年が明けてもバタバタ」との見立て
NEWSポストセブン
地雷系メイクの小原容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「家もなく待機所で寝泊まり」「かけ持ちで朝から晩まで…」赤ちゃんの遺体を冷蔵庫に遺棄、“地雷系メイクの嬢”だった小原麗容疑者の素顔
NEWSポストセブン
渡邊渚さん
(撮影/松田忠雄)
「スカートが短いから痴漢してOKなんておかしい」 渡邊渚さんが「加害者が守られがちな痴漢事件」について思うこと
NEWSポストセブン
平沼翔太外野手、森咲智美(時事通信フォト/Instagramより)
《プロ野球選手の夫が突然在阪球団に移籍》沈黙する妻で元グラドル・森咲智美の意外な反応「そんなに急に…」
NEWSポストセブン
死体遺棄・損壊の容疑がかかっている小原麗容疑者(店舗ホームページより。現在は削除済み)
「人形かと思ったら赤ちゃんだった」地雷系メイクの“嬢” 小原麗容疑者が乳児遺体を切断し冷凍庫へ…6か月以上も犯行がバレなかったわけ 《錦糸町・乳児遺棄事件》
NEWSポストセブン
11月27日、映画『ペリリュー 楽園のゲルニカ』を鑑賞した愛子さま(時事通信フォト)
愛子さま「公務で使った年季が入ったバッグ」は雅子さまの“おさがり”か これまでも母娘でアクセサリーや小物を共有
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)は被害者夫の高羽悟さんに思いを寄せていたとみられる(左:共同通信)
【名古屋主婦殺害】被害者の夫は「安福容疑者の親友」に想いを寄せていた…親友が語った胸中「どうしてこんなことになったのって」
NEWSポストセブン
高市早苗・首相はどんな“野望”を抱き、何をやろうとしているのか(時事通信フォト)
《高市首相は2026年に何をやるつもりなのか?》「スパイ防止法」「国旗毀損罪」「日本版CIA創設法案」…予想されるタカ派法案の提出、狙うは保守勢力による政権基盤強化か
週刊ポスト
62歳の誕生日を迎えられた皇后雅子さま(2025年12月3日、写真/宮内庁提供)
《累計閲覧数は12億回超え》国民の注目の的となっている宮内庁インスタグラム 「いいね」ランキング上位には天皇ご一家の「タケノコ掘り」「海水浴」 
女性セブン
米女優のミラーナ・ヴァイントルーブ(38)
《倫理性を問う声》「額が高いほど色気が増します」LA大規模山火事への50万ドル寄付を集めた米・女優(38)、“セクシー写真”と引き換えに…手法に賛否集まる
NEWSポストセブン
ネックレスを着けた大谷がハワイの不動産関係者の投稿に(共同通信)
《ハワイでネックレスを合わせて》大谷翔平の“垢抜け”は「真美子さんとの出会い」以降に…オフシーズンに目撃された「さりげないオシャレ」
NEWSポストセブン
中居正広氏の近況は(時事通信フォト)
《再スタート準備》中居正広氏が進める「違約金返済」、今も売却せず所有し続ける「亡き父にプレゼントしたマンション」…長兄は直撃に言葉少な
NEWSポストセブン