〈安倍夫妻と洋子さんが住む私邸に安倍ファミリーが集まった。そこで家族たちが昭恵夫人に“大麻解禁を主張するのはやめた方がいい”と説得したが、昭恵さんが聞き入れなかったことから、互いに感情的になり、家族は“龍村と縁を切れ”、“携帯電話の連絡先を消去しろ”と迫った。“できないなら安倍家から出ていけ”という声まであがった〉
さらにこんな結末までついている。
〈いたたまれなくなった昭恵夫人は部屋を飛び出し、“○○しない!”と叫んだ〉
一部のマスコミ関係者に流れている内容では、近隣住民から「夫人の叫び声が聞こえた」という噂話の“尾ひれ”まで付いている。
私邸での家族会議の具体的なやりとりは出席者が漏らさない限り、表に出るものではない。これまでも安倍家内での“家族会話”については、「洋子さんが昭恵夫人を叱責した」「安倍氏が夜遅く帰ってきた夫人に苦言を呈した」といったエピソードが報じられてきた。本誌・週刊ポスト前号でも報じたように、安倍首相の体調に関連して私邸内での出来事がしばしば漏れ伝わってくるが、いずれも「情報源」は明らかではない。
では「アッキー絶叫の夜」の真相はどうだったのか。本誌は家族会議に出席したとされる安倍首相の実弟、岸信夫・外務副大臣に訊ねたが、「その日は地元の山口県にいて、夜には東京に戻りました。それ以上は分かりません」(事務所担当者)と言うのみ。同じく出席が取り沙汰された岸氏の長男で、フジテレビに勤務する信千世氏にも聞いた。