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2017.07.06 16:00  週刊ポスト

ニトリ創業者 「カンニングでもOK」、度胸のビジネス哲学

 かつてはポケットに手品の道具を忍ばせ、パッと披露しては周囲を驚かせていたと明かす。最近はフライドポテトの形をした真っ赤なカバーをスマホにつけ、ポケットへ入れている。

「色々とカバーを替えてみて、ポテトがいちばんウケがいい。これを取り出して見せるとみんなが笑うんです。行動も考え方もなんでもね、私は人と違うことを意識している。持ち物だって人とはちょっと違うものを選びたい」

 話しながら、卓上にあったカメラレンズを手に取り口元へ運ぶ。エッと叫ぶと、なんとレンズ型のマグだった。

「うふふ。ビックリした? これはゴルフの景品でもらったの。私はね、人の笑顔をみるのが大好きなんです。ウチのおふくろは人に喜んでもらおうと行動するタイプで、顔もそうだけど、私は非常におふくろと似ているんですよ。度胸がいいところもやっぱり、おふくろ譲りです。DNAですね」

 その度胸が、ニトリが成長を続ける原動力になっていると胸を張る。

「度胸とは“まずやってみよう”“人とは違うことをしてみよう”という好奇心です。私は人がまだやっていないことにいち早く取り組みたい。もちろん常にリスクがあるし、時には失敗することもあります。でも、リスクがあるところにこそチャンスがある。いまは非常識でも、未来には常識に変わるのが世の常です。時代が変わってから手をつけても遅い。流れを先読みして、臆せず、一番乗りをすることです」

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