国際情報
2017.07.08 16:00 SAPIO
激太り目立つ金正恩に欧州から医師招く「特別医療体制」

常に健康不安が囁かれる KCNA/新華社/AFLO
最近激太りが目につく北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が、家族や最高幹部とともに検診や治療を受けるのが平壌の烽火(ボンファ)診療所だ。
ここは以前から金一族のお抱え診療所として注視されてきた。2008年、父親の金正日の病状悪化が伝わると、米国や韓国は診療所の衛星写真で車両の出入りを確認して動静を探っていた。デイリーNKジャパン編集長でジャーナリストの高英起氏が解説する。
「金正恩は食生活を含めた健康面を管理する機関と、医療面をサポートする烽火診療所の二本柱で心身をケアしています。北朝鮮国営メディアを見る限り、北朝鮮人医師のレベルはともかく、それなりに先端機器を揃える医療機関のようです」
2014年秋には杖をつきながら国内視察する金正恩の様子を北朝鮮の労働新聞が報じ、韓国メディアは「烽火診療所でフランス人医師から足首の関節手術を受けていた」と報じている。
北朝鮮の幹部クラスは欧州など海外で治療を受けることはあるが、金正恩の場合、危機管理上国外に出て治療を受けるとは考えにくい。高氏によれば、烽火診療所に招かれて治療を行うホームドクターが欧州に複数いると考えられるという。
また、先日暗殺された金正男氏も烽火診療所で生まれ、その存在をしばらく隠されてきた。ある意味、金一族の表も裏も知るのがこの診療所と言える。
関連記事
トピックス

意外に知らない「お受験」の今 コネなし、ひとり親でもチャンスはある
NEWSポストセブン

巨人・菅野智之とモデル・野崎萌香が破局 「別れを切り出したのは彼女」
NEWSポストセブン

エンタメ界の枕営業強要 悪名高い声優業界、YouTuberの間で蔓延か
女性セブン

小室さん母の元婚約者 小室家に大金投じローン払えず転居、車も売却
女性セブン

「咄嗟に隠し撮りする人」小室圭さんに屈服せざるを得ない秋篠宮家
女性セブン

「目と鼻のない娘」が18才になり、母が感じたエンタメの可能性
NEWSポストセブン

松山英樹をマスターズ制覇に導いた新コーチの報酬とゴルフ理論
週刊ポスト

有吉弘行と夏目三久の初2ショット 愛犬を抱えてお散歩デート撮
女性セブン