教官時代の本田稔兵曹


本田:手術後の6日目くらいで抜糸し、暇だったので飛行場に行ったのです。そしたらB17が低高度でやって来た。若いパイロットしかいないので攻撃してこないとみて、舐めている。それで手術後だったのを忘れて、飛び上がったんです。機体を引き上げるときに重力がかかり、ものすごい痛みに気づいたので「やられた」と思ったが、どうもおかしい。触ってみたら手術跡から腸がはみ出ていました。手で押さえて着陸しました。

──はみ出していた腸を手で押し込んだまま操縦されたわけですよね?

本田:左手で押さえて着陸したのですが、止まったころに意識を失ってしまい、また病院に運び込まれました。

※井上和彦氏・著/『撃墜王は生きている!』より

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