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2017.07.24 07:00  週刊ポスト

本田圭佑がメキシコで狙う「一発逆転」と計算ずくビジネス

“客寄せパンダ”に甘んじるつもりはない(写真:AFP=時事)

 そもそもファンはどうやって試合を見ればいいのか。サッカー日本代表・本田圭佑(31)が移籍したパチューカの所属するメキシコ・リーガMX。日本で試合を中継する放送局は今のところ存在しない。

 それでも移籍は意外なことに日本の放送業界に好意的に受け止められている。

「真っ先に放映権獲得に動くとみられているのがCS放送の『スカパー!』です。これまで10年間、Jリーグ全戦生中継を行なってきましたが、今年2月から英国に本拠を置く映像配信サービスDAZNに奪われ、契約者数も減少。DAZNは来シーズン以降の欧州チャンピオンズリーグなどの独占放映権も押さえていて、新たな“目玉商品”を探すスカパーにとって今回の移籍は渡りに船」(大手広告代理店関係者)

 パチューカが12月にUAEで開かれるFIFAクラブW杯への出場を決めていることも、「同大会の放映権を持ちながら、今年は海外開催になってしまって盛り上がらないと懸念する日テレにとって非常にありがたい話」(同前)になる。

 セリエAの名門・ACミランからの移籍はいかにも“都落ち”に見えるが、出場機会は増える。画面に映るなら日本企業のスポンサー契約も期待できる。だからこそ、クラブも約400万ドル(約4億5000万円)といわれる異例の金額を用意したと考えられる。「意外」という第一印象を与えた移籍は、ビジネス的に見れば計算ずくなのだ。

 ただ、「本田は“客寄せパンダ”に甘んじるつもりはないでしょう」とあるサッカージャーナリストはいう。

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