ビジネス
2017.07.25 16:00 NEWSポストセブン
堀江貴文氏 「デキないヤツを助けていると共倒れする」

同僚や友人、知人との人間関係について解説する堀江貴文氏
『多動力』に続き、最新刊『バカは最強の法則~まんがでわかる「ウシジマくん×ホリエモン」負けない働き方~』で、またしても大胆な提言を連発している堀江貴文氏。同書に記した「仕事や人生で負けないための法則」について、短期集中連載で特別解説! 2回目のテーマは、同僚や友人、知人との人間関係について。単純に手を差し伸べ合うだけが優しさではない。シェアすべきこととは?
* * *
私にはビジネスやプライベートで、多くの仲間がいる。家族と同じぐらい信頼している人もいる。仲間がピンチのときは一応、無視はしない。しかし、「仲間だから」という理由だけで、無条件に助けた記憶は、ほとんどない。困っている仲間がいたら、私にできることで最低限のサポートはするけど、別に見返りは求めないし、「後はご自由にどうぞ」というスタンスだ。
はっきりと無視する、スルーを決めている場合もある。自分で工夫や努力をしなかったり、出すべき成果を出せていなかったりするヤツのSOSだ。顔見知りでも、切るときはあっさりと切る。羽振りのいいときは調子良くて、景気が悪いと途端にすがってくるヤツ、もしくは、できないと決めつけて、何の工夫もしないヤツは大嫌いだ。
仮に、本当に能力が低くても構わない。でも、その能力で最大限できること、最低限の利益を自分にも周りにも還元できる工夫をしている人を、私は評価したい。長年、私の周りで成功し続けている知り合いは、そういう人たちばかりだ。
人は、人のために生きているのではない。人のために尽くすことで、能力が増幅することはあるだろうが、それが目的になった途端、「自己犠牲」とか「共倒れ」が、美しいものに変わる。
人は常に、自分のやりたいことのために生きるべきだ。何をしたいのか、どこに行きたいのか、何が好きなのか。自分自身に深く問い続け、そのために必要な実践を大胆に繰り返していくことで、人生は真に豊かになっていく。
関連記事
トピックス

変化する新型コロナ感染危険地域 都市部も地方も安全ではない

「とくダネ」後番組MCの谷原章介 大争奪戦で朝の顔に決まるまで

『知ってるワイフ』大倉忠義 “ダメ男”役がなぜ似合うのか

嵐・松本潤と相葉雅紀、極秘会食 2人だけで22年間の打ち上げ

バイデン時代の幕開けを中国移民やトランパーはどう見たか

美智子さまに隔絶生活の弊害か 心配な「こわばる指」「微熱」

鈴木杏樹と不倫の喜多村緑郎 地元“居酒屋バイト”で出直し
