本誌・女性セブンは緊急アンケートを実施。都内で10代から70代までの男女100人に「スキップしてみてください」と声をかけた。すると…最初はできると豪語していたものの、手と足を出すタイミングがわからなくなった人、手と足が一緒になる人、手と足をバラバラに出そうとするとステップが踏めない人、ツーステップが踏めない人…など、100人中12人ができなかった。またその多くは30~50代だった。
スキップできない人が1割以上もいることは驚きだが、これは日常生活に影響を及ぼすのだろうか。西薗理事は「川田さんもネタにしてるぐらいですから、悪影響は特にはないでしょう」と笑う。
「ただ、子供の場合、スキップできないことで運動そのものに苦手意識を持つ可能性はあります。たかがスキップですが、その“たかが”が運動では重要なのです。一方でできれば、運動全般に好影響を及ぼします。スキップと走りは、地面を弾いたり膝を引き上げたりという共通する動きがありますから、走りにもいい影響があるでしょうね。走りだけでなく、鉄棒の逆上がりやサッカー、バスケットなど他の競技の技術の習得も早くなるでしょう」
ではスキップできるようになるにはどうすればいいのか。
「“ケンケン”がおすすめです。まず右足だけでケン(跳ぶ)。両足を地面につけて気をつけ。今後は左足だけでケン(跳ぶ)。また両足をつけて気をつけ。それをその場で続けてみて、それに慣れたら前に進む。さらに慣れたら腕を振る動作をつける。そうやってスキップのステップに近づけていきます」(同前)
川田さん、早速ケンケンから始めてみてください。
※女性セブン2017年8月24・31日号