芸能

ダンプ松本 水泳大会で田中律子の水着を引っ張り怒られた

スタッフに怒られちゃったらしい

 1970年代から1990年代にかけて、人気の芸能人が多数出演する「水泳大会」は夏のテレビ界における風物詩だった。そこには、当時の人気女子プロレスラーも出演していた。かつて何度も水泳大会に参加した女子プロレスラーのダンプ松本が、当時を振り返る。

 * * *
 女子プロレスラーは1985年あたりから『オールスター紅白水泳大会』に出演していました。最初、私は出ていなかったのですが、“女子プロレス界の聖子ちゃん”と呼ばれていた立野記代が競泳で宮崎ますみちゃんを抜いて、1位になってしまった。当時、アイドルに勝ってはいけないという暗黙のルールがあったので、立野の代わりとして私が呼ばれるようになりました。

 番組からオファーがあった時点で、女子の水着を剥ぎ取る役目だろうなと察していました(笑い)。実際、現場で騎馬戦が始まる直前、スタッフに「あの子とあの子を脱がせてください」とポロリ要員を教えられました。それなのに、必死に抵抗して水着を剥ぎ取られないようにする子がいたんです。「おまえ、何のために来たんだ!」と怒鳴って、力任せに水着を破きましたよ。

 剥ぎ取るコツ? とにかく思いっきり引っぱってやることです。脱がされているのに、まだ手で胸を隠しているヤツもいたのは腹が立ちましたね。そうかと思えば、誰も構ってくれないポロリ要員は自ら脱いでいました(笑い)。

 番組に出始めの頃はアイドルに詳しくなかったし、まだ現役プロレスラーでテレビの事情もよくわかっていなかったんです。だから、指定された子以外も脱がせて良いものだと思っていたんですよ。西田ひかるちゃんの水着を剥ぎ取ろうとしたら、「ダメ、ダメ、ダメ」と必死に抵抗されました(笑い)。田中律子ちゃんのも引っ張ろうとしたら、「ヤダ、間違えないでよ~」と拒まれました。後でスタッフに怒られましたねえ。

 騎馬になっている男性陣から「あのアイドルを脱がせてくださいよ」と頼まれることもあったけど、それからは「あの子はダメだから」と逆に教えてあげるようになりましたね。

●だんぷ・まつもと/1960年11月11日生まれ。埼玉県出身。10月22日12時より東京・新木場1stRINGにて開催の女子プロレス『極悪祭』に出場する。

※週刊ポスト2017年8月18・25日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

2011年に放送が開始された『ヒルナンデス!!』(HPより/時事通信フォト)
《日テレ広報が回答》ナンチャン続投『ヒルナンデス!』打ち切り報道を完全否定「終了の予定ない」、終了説を一蹴した日テレの“ウラ事情”
NEWSポストセブン
青森県東方沖地震を受けての中国の反応は…(時事通信フォト)
《完全な失敗に終わるに違いない》最大震度6強・青森県東方沖地震、発生後の「在日中国大使館」公式Xでのポスト内容が波紋拡げる、注目される台湾総統の“対照的な対応”
NEWSポストセブン
安福久美子容疑者(69)の高場悟さんに対する”執着”が事件につながった(左:共同通信)
《名古屋主婦殺害》「あの時は振ってごめんねって会話ができるかなと…」安福久美子容疑者が美奈子さんを“土曜の昼”に襲撃したワケ…夫・悟さんが語っていた「離婚と養育費の話」
NEWSポストセブン
卓球混合団体W杯決勝・中国-日本/張本智和(ABACA PRESS/時事通信フォト)
《日中関係悪化がスポーツにも波及》中国の会場で大ブーイングを受けた卓球の張本智和選手 中国人選手に一矢報いた“鬼気迫るプレー”はなぜ実現できたのか?臨床心理士がメンタルを分析
NEWSポストセブン
数年前から表舞台に姿を現わさないことが増えた習近平・国家主席(写真/AFLO)
執拗に日本への攻撃を繰り返す中国、裏にあるのは習近平・国家主席の“焦り”か 健康不安説が指摘されるなか囁かれる「台湾有事」前倒し説
週刊ポスト
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
《悠仁さまとの差》宮内庁ホームページ“愛子内親王殿下のご活動”の項目開設に「なぜこんなに遅れたのか」の疑問 皇室記者は「当主の意向が反映されるとされます」
週刊ポスト
優勝パレードでは終始寄り添っていた真美子夫人と大谷翔平選手(キルステン・ワトソンさんのInstagramより)
《大谷翔平がWBC出場表明》真美子さん、佐々木朗希の妻にアドバイスか「東京ラウンドのタイミングで顔出ししてみたら?」 日本での“奥様会デビュー”計画
女性セブン
パーキンソン病であることを公表した美川憲一
《美川憲一が車イスから自ら降り立ち…》12月の復帰ステージは完売、「洞不全症候群」「パーキンソン病」で活動休止中も復帰コンサートに懸ける“特別な想い”【ファンは復帰を待望】 
NEWSポストセブン
「交際関係とコーチ契約を解消する」と発表した都玲華(Getty Images)
女子ゴルフ・都玲華、30歳差コーチとの“禁断愛”に両親は複雑な思いか “さくらパパ”横峯良郎氏は「痛いほどわかる」「娘がこんなことになったらと考えると…」
週刊ポスト
話題を呼んだ「金ピカ辰己」(時事通信フォト)
《オファーが来ない…楽天・辰己涼介の厳しいFA戦線》他球団が二の足を踏む「球場外の立ち振る舞い」「海外志向」 YouTuber妻は献身サポート
NEWSポストセブン
海外セレブも愛用するアスレジャースタイル(ケンダル・ジェンナーのInstagramより)
「誰もが持っているものだから恥ずかしいとか思いません」日本の学生にも普及する“カタチが丸わかり”なアスレジャー オフィスでは? マナー講師が注意喚起「職種やTPOに合わせて」
NEWSポストセブン
山上徹也被告(共同通信社)
「旧統一教会から返金され30歳から毎月13万円を受け取り」「SNSの『お金配ります』投稿に応募…」山上徹也被告の“経済状況のリアル”【安倍元首相・銃撃事件公判】
NEWSポストセブン