国内

テーマパークでの行列、「途中で仲間が合流アリ」は47%

行列に友達を合流させるのはアリ?(写真/アフロ)

 夏の行楽シーズン。人が集まる場所でのマナーで気になることもあるのでは? 本誌・女性セブンでは、30~60才の男女200人にアンケートを実施した。まず、「混雑しているフードコートで、荷物を置いて席を取るのはアリ? ナシ?」。

「アリ」が、39.5%。「ナシ」は、60.5%となった。「ナシ」派が優勢だが、作法家の三枝理枝子さんの意見は少し違う。

「お店でも、“席を確保してからの注文を”とアナウンスしている場合が多い。必要以上にキープするのは考えものですが、最低限の席取りはマナー違反になりません」

 続いて、「テーマパークやお店などで行列ができている場合、先に誰か1人ならび、途中で仲間が合流するのはアリ? ナシ?」。

 結果は、「アリ」47.5%と、「ナシ」52.5%とほぼ真っ二つ。

「並んでいる人と交代で列に入るならいいですが、そうでない場合、基本的にマナー違反です。どうしても合流せざるを得ない場合は“申し訳ありません。後から2人来ます”などと周囲のお客さんや係の人に伝えておきましょう」(三枝さん)

 しかし、あるテーマパークのスタッフは「トラブルが多いので、うちは一括して禁止しています」と言う。

「暑い中、屋外での行列はイライラするもの。周囲を不快にさせないのがマナーの原点。事前に、施設のルールを確認しましょう」(三枝さん)

 確かに、《途中合流はご遠慮ください》(東京ディズニーランド)、《ご入場される皆様全員でお並びください》(ユニバーサル・スタジオ・ジャパン)と、人気のテーマパークは禁止していた。

「旅先のひとときでもご縁があって居合わせた人たちに対して、相手の心を思いやって行動するのが、楽しく旅行する秘訣です」(三枝さん)

 マナーを守って、“一線越えない”楽しい旅行を!

※女性セブン2017年8月24・31日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

伊藤沙莉は商店街でも顔を知られた人物だったという(写真/AFP=時事)
【芸歴20年で掴んだ朝ドラ主演】伊藤沙莉、不遇のバイト時代に都内商店街で見せていた“苦悩の表情”と、そこで覚えた“大人の味”
週刊ポスト
総理といえど有力な対立候補が立てば大きく票を減らしそうな状況(時事通信フォト)
【闇パーティー疑惑に説明ゼロ】岸田文雄・首相、選挙地盤は強固でも“有力対立候補が立てば大きく票を減らしそう”な状況
週刊ポスト
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
新アルバム発売の倖田來未 “進化した歌声”と“脱がないセクシー”で魅せる新しい自分
女性セブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン
大ヒット中の映画『4月になれば彼女は』
『四月になれば彼女は』主演の佐藤健が見せた「座長」としての覚悟 スタッフを感動させた「極寒の海でのサプライズ」
NEWSポストセブン
中国「抗日作品」多数出演の井上朋子さん
中国「抗日作品」多数出演の日本人女優・井上朋子さん告白 現地の芸能界は「強烈な縁故社会」女優が事務所社長に露骨な誘いも
NEWSポストセブン
国が認めた初めての“女ヤクザ”西村まこさん
犬の糞を焼きそばパンに…悪魔の子と呼ばれた少女時代 裏社会史上初の女暴力団員が350万円で売りつけた女性の末路【ヤクザ博士インタビュー】
NEWSポストセブン
(左から)中畑清氏、江本孟紀氏、達川光男氏による名物座談会
【江本孟紀×中畑清×達川光男 順位予想やり直し座談会】「サトテル、変わってないぞ!」「筒香は巨人に欲しかった」言いたい放題の120分
週刊ポスト
大谷翔平
大谷翔平、ハワイの25億円別荘購入に心配の声多数 “お金がらみ”で繰り返される「水原容疑者の悪しき影響」
NEWSポストセブン
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
【全文公開】中森明菜が活動再開 実兄が告白「病床の父の状況を伝えたい」「独立した今なら話ができるかも」、再会を願う家族の切実な思い
女性セブン
伊藤
【『虎に翼』が好発進】伊藤沙莉“父が蒸発して一家離散”からの逆転 演技レッスン未経験での“初めての現場”で遺憾なく才能を発揮
女性セブン
大谷翔平と妻の真美子さん(時事通信フォト、ドジャースのインスタグラムより)
《真美子さんの献身》大谷翔平が進めていた「水原離れ」 描いていた“新生活”と変化したファッションセンス
NEWSポストセブン