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脳卒中で倒れたチョコボール向井氏 リハビリの日々を語る

復活を期してリハビリの日々が続くチョコボール向井氏

「急に喋れなくなり、左半身が麻痺して、気がついたらそのまま病院に……」──車椅子に乗ってそう話すのは元AV男優・プロレスラーのチョコボール向井氏(50)だ。1990年にAV男優デビューした向井氏は、加藤鷹氏とともにそれまで日の目を浴びなかった「AV男優」の知名度を上げた“功労者”だった。

 2007年でAVを引退後は飲食店などの経営者として活躍していたが、この6月末、自身のバーで脳卒中で倒れてしまったという。後遺症で左半身に麻痺が残り、現在はリハビリに励む毎日を過ごしている。

「飲みすぎと塩分の取りすぎが原因。お客さん相手の商売ということもあり、それまで飲めなかったのに、毎日ビールを10本飲んで、食事といえば肉ばかり。今になって、もう少し節制していればと後悔するばかりです」

 約1か月寝たきりだったこともあり、体重も激減。呂律も回らず、口調もややぎこちない。ファンにお馴染みの、あの黒光りした、筋骨隆々な“チョコボール”の面影はない。

 リハビリの糧になっているのがファンからの励ましのメールだ。SNSで病状について公表したところ、多くのメッセージが寄せられた。また、かつての“盟友”もお見舞いに駆けつけてくれたという。

「AV男優時代の先輩である加藤鷹さんがお見舞いに来て、『チョコ元気だせよ!』と励ましてくれたのには感激しました」

 リハビリの進行状況は良好。短い距離なら1人でも歩けるようになるなど、徐々に回復しているという。順調なら年末までに退院できる見込みということもあり、表情は明るい。

「脳の病気は怖いですが、リハビリすれば良くなります。また復活できるようにがんばります!」

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