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2017.09.04 11:00  週刊ポスト

定年後にやってはいけない筆頭は「資格取る」「学校に行く」

「中小企業診断士」は、日経新聞などの調査で、「新たに取得したい資格1位」となった人気資格だ。が、年齢を重ねるにつれて“狭き門”となっている現実がある。

 同試験は1次試験と2次試験(1次試験通過者対象)から成る。受験者全体の1次試験合格率(2015年、以下同)は18.7%となっているが、60~69歳は14.8%、70歳以上は9.3%に下がる。

 2次試験となるとさらに高齢者の成績は悪化する。全世代の合格率18.4%に対し、60~69歳は6.0%、70歳以上は18人が受験し、合格者はゼロだった。

 資格スクール「LEC」の調査によれば、中小企業診断士資格取得までの学習時間は一般的に800~1000時間で、2~3年の準備期間を要するという。通信教育で5万~10万円、資格学校では20万円ほどと、費用もバカにならない。そのうえで、郡山氏はこう指摘する。

「再就職の現場の実感として、医師や弁護士、公認会計士、薬剤師の資格なら価値はあるだろうが、それ以外の資格は取得しても再就職で有利に働くことはほぼない。それどころか経営者によっては中途半端な資格を嫌う傾向もあり、非技術系のビジネス大学院卒も“採用したくない”と明言する人事担当者も多い」

 再就職に有利と思って取った資格が、就職の妨げになるのだから本末転倒というほかない。

※週刊ポスト2017年9月15日号

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