スポーツ

W杯予選消化試合での解説・松木安太郎氏の楽しみ方

消化試合の解説で新たな名言の可能性も?

 6大会連続のW杯出場を決めたサッカー日本代表。9月5日火曜深夜には、アジア最終予選B組の最終戦としてサウジアラビアと対決する。本大会出場を決めた後だけに、注目度もあまり高くない。いわば消化試合に当たるうえ、深夜2時30分から放送のため、過去のW杯予選と比べ、視聴率も期待できない条件が揃っている。

 そんな中、「こういう試合こそ、普段見られない松木安太郎像が見られるはずです」と松木安太郎研究家でライターのシエ藤氏が語気を強める。

「たしかに、消化試合になったことで、松木さんの熱量はいつもと比べれば間違いなく落ちるでしょう。視聴者と常に同じ気持ちですから、テンションも低くなるのは否めない。ただ、松木さんの場合、熱くなると言葉遣いが荒くなる一方で、余裕がある時には思わぬ角度からのギャグや駄洒落、ポジティブ解釈を多めに混ぜてくる可能性が高まります。つまり、いつもの最終予選の試合とは違う一面が見られるのではないか、と期待できます」

 過去には、GK西川周作がファインセーブを連発すると「グローブにのりがついている感じですね」というギャグとも本気とも取れる表現を挟み込み、MF本田圭佑のシュートが惜しくもバーに当たると「ゴールちょっとズラしたいよね。ほんのちょっとでいいんだ」と尋常ではないポジティブ発言をしている。また、なでしこジャパンの試合では、FW吉良知夏がゴールを決めると「吉良だけにキラッとね」という駄洒落を繰り出したこともあった。ただし、深夜放送のため、あまりつまらない駄洒落だと視聴者の眠気を誘発する心配もある。

関連キーワード

関連記事

トピックス

10月22日、殺人未遂の疑いで東京都練馬区の国家公務員・大津陽一郎容疑者(43)が逮捕された(時事通信フォト/共同通信)
《赤坂ライブハウス刺傷》「2~3日帰らないときもあったみたいだけど…」家族思いの妻子もち自衛官がなぜ”待ち伏せ犯行”…、親族が語る容疑者の人物像とは
NEWSポストセブン
ミセス・若井(左、Xより)との“通い愛”を報じられたNiziUのNINA(右、Instagramより)
《ミセス若井と“通い愛”》「嫌なことや、聞きたくないことも入ってきた」NiziU・NINAが涙ながらに吐露した“苦悩”、前向きに披露した「きっかけになったギター演奏」
NEWSポストセブン
「ラオ・シルク・レジデンス」を訪問された天皇皇后両陛下の長女・愛子さま(2025年11月21日、撮影/横田紋子)
「華やかさと品の良さが絶妙」愛子さま、淡いラベンダーのワンピにピンクのボレロでフェミニンなコーデ
NEWSポストセブン
クマ被害で亡くなった笹崎勝巳さん(左・撮影/山口比佐夫、右・AFP=時事)
《笹崎勝巳レフェリー追悼》プロレス仲間たちと家族で送った葬儀「奥さんやお子さんも気丈に対応されていました」、クマ襲撃の現場となった温泉施設は営業再開
NEWSポストセブン
役者でタレントの山口良一さん
《笑福亭笑瓶さんらいなくなりリポーターが2人に激減》30年以上続く長寿番組『噂の!東京マガジン』存続危機を乗り越えた“楽屋会議”「全員でBSに行きましょう」
NEWSポストセブン
11月16日にチャリティーイベントを開催した前田健太投手(Instagramより)
《いろんな裏切りもありました…》前田健太投手の妻・早穂夫人が明かした「交渉に同席」、氷室京介、B’z松本孝弘の妻との華麗なる交友関係
NEWSポストセブン
高市早苗氏が首相に就任してから1ヶ月が経過した(時事通信フォト)
高市早苗首相への“女性からの厳しい指摘”に「女性の敵は女性なのか」の議論勃発 日本社会に色濃く残る男尊女卑の風潮が“女性同士の攻撃”に拍車をかける現実
女性セブン
イギリス出身のインフルエンサー、ボニー・ブルー(Instagramより)
《1日で1000人以上と関係を持った》金髪美女インフルエンサーが予告した過激ファンサービス… “唾液の入った大量の小瓶”を配るプランも【オーストラリアで抗議活動】
NEWSポストセブン
日本全国でこれまでにない勢いでクマの出没が増えている
《猟友会にも寄せられるクレーム》罠にかかった凶暴なクマの映像に「歯や爪が悪くなってかわいそう」と…クレームに悩む高齢ベテランハンターの“嘆き”とは
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)と稲川会の内堀和也会長
六代目山口組が住吉会最高幹部との盃を「突然中止」か…暴力団や警察関係者に緊張が走った竹内照明若頭の不可解な「2度の稲川会電撃訪問」
NEWSポストセブン
警視庁赤坂署に入る大津陽一郎容疑者(共同通信)
《赤坂・ライブハウス刺傷で現役自衛官逮捕》「妻子を隠して被害女性と“不倫”」「別れたがトラブルない」“チャリ20キロ爆走男” 大津陽一郎容疑者の呆れた供述とあまりに高い計画性
NEWSポストセブン
無銭飲食を繰り返したとして逮捕された台湾出身のインフルエンサーペイ・チャン(34)(Instagramより)
《支払いの代わりに性的サービスを提案》米・美しすぎる台湾出身の“食い逃げ犯”、高級店で無銭飲食を繰り返す 「美食家インフルエンサー」の“手口”【1か月で5回の逮捕】
NEWSポストセブン