国内

次期総裁選「麻生・岸田連合vs菅・石破連合」に二階氏動く

複雑なトライアングル(写真:共同通信社)

 支持率が大幅に低下し、これまで懐刀として動いてきた今井尚哉・総理首席秘書官とも距離を置かざるを得なくなった安倍晋三首相。今井氏が記者との「オフ懇」(オフレコ懇談)で、「今すぐ辞めてやる!」と啖呵を切ったと記されるメモが存在するのだ。内閣改造でも側近を閣外に出さざるを得なくなるなど、官邸内の「チーム安倍」は崩壊し始めた。そうして安倍首相が“裸の王様”になったとみるや、政権の実力者たちは露骨に「ポスト安倍」に爪を研ぎ始めた。

 一番野心をギラつかせるのが派閥拡大で党内第2の勢力を持った麻生太郎副総理だ。岸田派幹部が語る。

「麻生さんは安倍総理の退陣は近いととらえ、はっきり“次”を狙っている。総裁候補に浮上した河野太郎・外相に加えて、小泉進次郎の取り込みも図っており、麻生派はポスト安倍の有力候補の岸田文雄・政調会長が『麻生さんのワンポイントリリーフを支持するなら幹事長に処遇して次の次の総理・総裁の座を約束するが、総裁選に出馬するなら河野や進次郎を対抗馬に立てる』という情報を流して揺さぶりに出ている」

 岸田氏は安倍首相との間に政権禅譲密約説が流れるが、麻生サイドはいまや首相にそんな力は残っていないと見て取り込みを図ろうとしているのだ。

 そうなると麻生氏と“犬猿の間柄”といわれる菅義偉官房長官は当然、麻生再登板阻止へ動くことになる。

関連記事

トピックス

阪神の主砲・佐藤輝明はいかにして覚醒したのか
《ついに覚醒》阪神の主砲・佐藤輝明 4球団競合で指名権を引き当てた矢野燿大・元監督らが振り返る“無名の高校生からドラ1になるまで”
週刊ポスト
会話をしながら歩く小室さん夫妻(2025年5月)
《眞子さんが見せた“ママの顔”》お出かけスリーショットで夫・小室圭さんが着用したTシャツに込められた「我が子への想い」
NEWSポストセブン
大ヒット上映を続ける『国宝』の版元は…(主演の吉沢亮/時事通信フォト)
《映画『国宝』大ヒット》原作の版元なのに“製作委員会に入らなかった”朝日新聞社員はモヤモヤ  「どうせヒットしないだろう」とタカをくくって出資を渋った説も
週刊ポスト
米マサチューセッツ州で18歳の妊婦が失踪する事件が発生した(Facebookより)
【犯人はお腹の子の父親】「もし私が死んだらそれは彼のせい」プロムクイーン候補だった18歳妊婦の失踪事件「# findKylee(# カイリーを探せ)」が最悪の結末に《全米に衝撃》
NEWSポストセブン
不倫の「証拠」にも強弱がある(イメージ)
「不倫の“証拠”には『強い証拠』と『弱い証拠』がある」探偵歴15年のベテランが明かすまず集めるべき「不貞の決定的証拠」
NEWSポストセブン
違法賭博胴元・ボウヤーが激白した「水原と大谷、本当の関係」
《大谷から26億円送金》「ヘイ、イッペイ。翔平が前を歩いてるぜ」“違法賭博の胴元”ボウヤーが明かした「脅しの真相」、水原から伝えられていた“相棒の素顔”
NEWSポストセブン
女優の趣里とBE:FIRSTのメンバーRYOKIが結婚することがわかった
《父・水谷豊は1人娘の背中をそっと押して》女優・趣里と三山凌輝、結婚発表の直前まで続いていた母・伊藤蘭との「家族会議」
NEWSポストセブン
大谷の口座から26億円を受け取った胴元・ボウヤーが独占取材に応じた(Aflo)
《独占スクープ》大谷翔平の26億円を騙し取った“違法賭博の胴元”が告白!「水原一平、エンゼルスとの本当の関係」【蜜月ポーカー写真の存在】
NEWSポストセブン
学校は誠実な姿を生徒たちに見せることができるだろうか(HPより)
《ゴルフの名門・沖学園高等学校で複数の暴力事案が発覚》激怒した寮長の投げた金属製コップが生徒の目元に直撃…流血で数針縫うケガ
NEWSポストセブン
今年もMVPの最有力候補とされる大谷翔平(写真/Getty Images) 
《混迷深まるハワイ別荘訴訟》「大谷翔平は購入していない」疑惑浮上でセレブ購入者の悲痛、“大谷ブランド”を利用したビジネスに見え隠れする辣腕代理人の影
女性セブン
「部員は家族」と語ってきた中井哲之監督だが…(時事通信フォト)
“謝罪なし対応”の広陵高校野球部、推薦で入学予定だった有力選手たちが進路変更で大流出の危機 保護者は「力のある同級生が広陵への進学をやめると聞き、うちも…」
週刊ポスト
還暦を過ぎて息子が誕生した船越英一郎
《ベビーカーで3ショットのパパ姿》船越英一郎の再婚相手・23歳年下の松下萌子が1歳の子ども授かるも「指輪も見せず結婚に沈黙貫いた事情」
NEWSポストセブン