2017年夏、ビキニ姿の外国人女性の画像が「美しすぎる」「天使だ」と爆発的な話題になり、SNSで一気に拡散された。彼女の名前はセリーン・ファラッシ(20)。アメリカ・フロリダ出身の歌手兼モデルで、9月中旬現在、インスタグラムのフォロワー数は72万人に上る。本誌・週刊ポストは彼女の独占インタビューに成功した。
9月、都内の某ホテルに本人が現われた。パーフェクトボディの上に乗った小さな顔が印象的だ。東京には8月末にも12時間だけ立ち寄ったという。
「その時は原宿に行ったの。大勢の人が私を見つけてくれて500人くらいに取り囲まれた。日本人の優しさと礼儀正しさに感銘を受けたわ。すごく歓迎してくれているのが伝わってきた」
日本で「天使」と呼ばれていることについて聞くと、「実は戸惑っているの。アイドル、女神とまで呼ばれて衝撃だった。もちろん褒められているのだと素直に受け止めたいけど、等身大の私はそんな女の子じゃない、と謙虚になっちゃう」と、嬉しいけど恥ずかしいといった、20歳の女の子らしい正直な反応を見せた。
気になる理想の男性のタイプは、「まず、優しい人。そして家族思いな人ね。家族を大切にしない人は好きになれない。あと、面白い人がいいかな」。そう言いながら、セリーンは満面の笑顔。まるで誰かを思い浮かべているようだった。
彼女のスタイルが美しいのは、プロフェッショナルとしてのたゆまぬ努力があるようだ。
「ワークアウトは毎日。それも長時間汗を流すの。仕事柄、世界中を旅して回っているから、スケジュールの都合で前の日にワークアウトできなかった時は次の日に長めにするよう自分に課している。それにちゃんとワークアウトしないと罪の意識でぐっすり寝られないの」