ライフ
2017.09.21 11:00 週刊ポスト
ステージ4の73歳がん患者「緩和ケアの最後の1年間」
平野さんの体重は、以前の64キロから50キロを割っていた。食欲が落ちて、4日間で食べたのは、ヨーグルト2つ。でも仕事に対する意欲は変わらず強い。
がん患者が食事を摂れなくなると、病院では点滴などで栄養補給を行うのが一般的だが、萬田医師はこれに否定的だ。
「食べなきゃ死んじゃう、と思う人が多いですけど、がん患者の場合は無理に食べずに痩せたほうが元気ですし、最後まで歩けます。点滴などで最後まで栄養補給され、身悶えして苦しんで亡くなる患者をみてきました」
●2015年5月──
平野さんが設計した漬物製造ユニットが完成、お披露目となった。彼の仕事としては小規模なサイズだが、ユニットの構造を説明する顔は、誇らしさに満ちている。主食はヨーグルトで、本人いわく「順調に“枯れている”」らしい。
●2015年6月──
『件名:ワァーイ7番目の孫の誕生だ
生まれ変わりの誕生で心置きなく幽界へ 安心と落ち着き感をもたらしました』
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