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ステージ4の73歳がん患者「緩和ケアの最後の1年間」

●2015年8月──

 明け方、平野さんは自宅で妻に見守られながら静かに息を引き取った。享年76。萬田医師が振り返る。

「平野さんは、気持ちの問題が大切なんだ、ということを改めて教えてくれた人でした。先月も亡くなる2日前まで会社に出勤した患者を看取りました。家族もその選択を支えてあげたので、穏やかな最期でした。死のつらさを緩和できるのは薬ではなく、本人の生き方、家族の考え方です」

※週刊ポスト2017年9月29日号

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