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名波はるか デビュー時に5歳サバ読みしていたことを告白

『nature』(2003年 竹書房刊、撮影/小塚毅之)より

「着エロ」という新語が誕生したのは、2002年頃とされる。携帯電話から鳴る「着メロ」をもじり、「着衣のエロチシズム」を表わす言葉として生まれ、やがて大ブームを巻き起こした。「かわいいお姉さん」のキャッチコピーをひっさげ、着エロジャンルで人気を集めた名波はるかが当時を振り返る。

 * * *
 実は私、デビューした時に年齢を5歳サバ読んでいたんです。本当は29歳だったけど、グラビアでは遅すぎるから24歳にしてくださいと。それでも年齢が高いので過激な路線でいくことになったんです。グロいのはイヤだけど、ちょっと大胆なポーズなら大丈夫かなとも思って。

 撮影ではスタイリストさんと一緒に、いろいろ「カラダに貼るもの」は考えましたね。スパンコールのワッペンとか、ロケ先の浜辺で拾った貝殻とか。開脚ポーズも多かったですけど、DVDや写真集は「作品」ととらえていたので、恥ずかしいという感じはなかったです。

 キャッチコピーは「かわいいお姉さん」でしたから、他の着エロの方々が女王様っぽいのに対して、私はドMな役回りが多かった。ストーリー仕立てのDVDでは、スパンキング用の鞭でぶたれたり、SM用のローソクを垂らされたりもしました。1度、マネージャーに「責めるほうもやってみたい」と言ったら「顔がイメージじゃない」と却下されました(笑い)。

 着エロ時代は、良くも悪くもいろんな思い出があります。初めてのサイン会には友達も来てくれたんですが、私と握手をしようとしない。後で聞いたら、「前に並んでいた男が自分のパンツにずっと手を突っ込んでいたから」って。私、泣きながら手を洗いましたよ(笑い)。

【プロフィール】ななみ・はるか/1973年3月10日、東京都生まれ。165cm、B93・W59・H86。着エロでは圧倒的なセールスを誇った。現在は株式投資を解説する「株ドル」としても活動しており、特に仮想通貨(ビットコイン)では、独自の理論を展開。

※週刊ポスト2017年9月29日号

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