もちろんぼくだって、今でも相談の毎日です。もう十何年も北海道の家で飼っているマーという名前のヒマラヤンのオスがいるんですが、ぼくがあまり家にいないでしょ? サチコという女の子がかわいがっていて、長らくその子の猫になっていたんです。ところが、サチコのお母さんががんになって、家に帰ったもので、去年、久し振りに大きくなったマーを抱いたんです。キンタマをそっと触ってみたら、キンタマの袋に入っているべきタマがないんです。これはキンタマが体の中に入っちゃう精巣潜伏の病気でね。お前、よう今まで生きてたね、と。やっぱりまだまだ猫のことがわかっていないと思いましたね。

◆自分のおっぱいで動物を育てたい

 ぼくには長年の夢があってね。女性に生まれ変わって、自分のおっぱいでいろんな動物を育ててみたいんです。実際に、人が猫におっぱいをあげているところも見たことがあるんですよ。

 チベットに行って、村長のお宅にうかがった時のこと。村長が留守なので家の中で待っていたら、7才くらいの息子がウワ~ンって泣きながら帰ってきた。すると奥さんが「おいで」と言って、左のお乳をパッと出したの。子供はそれにむしゃぶりついてチューチューして、すぐに泣き止んで幸せいっぱいって顔になった。

 そしたら、へっついの上にいた猫が、「ニャ~ン」と鳴いてね。奥さん、「いいよ、お前もおいで」と右のお乳もパッと出して、猫がそのお乳を吸い出した。

 猫と人間が1つずつお乳を吸って、幸せそ~にしてる。それはそれは素晴らしい光景でしたよ。

※女性セブン2017年11月2日号

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