国内

92才の料理研究家・ばぁば 最新福祉車両を体験

92才の料理研究家・鈴木登紀子さんがサイドリフトアップチルトシート車を体験

 今年9月末の「国際福祉機器展」で発表されて話題になった、トヨタの福祉車両「ウェルキャブ」シリーズ最新の“サイドリフトアップチルトシート車”。ミニバンの2列目シートが電動回転して車外へ出るようになっており、さらにシートが少し前傾(チルト)するので乗降がとってもラクだという。トヨタ自動車 福祉車両 製品企画部主査の中川茂さんはこう話す。

「少子高齢化がどんどん進み、要介護のかたがたの増加とともに心配なのが、介護するかたがたの高齢化です。厚生労働省の調査によると、介護するかたの約7割が60代以上で、性別は約7割が女性。つまり高齢の女性がおもな介護者というわけです。

 クルマの乗降は、足腰の弱ったかたにはしんどく、シートに沈んだ体を起こすのもひと仕事です。また、乗降を手助けする介護者にとっての負担も大きい。そこで開発したのが“回転チルトシート”で、シートがちょっと前傾するだけで乗降がグンとラクになり、車外への出っ張りも少ないので、狭い駐車場でも不自由なくお使いいただけます。

 今回、新たに開発したサイドリフトアップチルトシート装着車(乗員7名/2WD 267万1000円~)は、見た目も乗り心地も通常のクルマと同じ。普段は通勤や買い物にお使いいただき、通院やご家族での外出時に機能をご活用いただけます。ご家族各自の自由な移動と、みんな一緒の楽しい外出をストレスなく楽しんでいただけたら、とてもうれしいですね」

 そんな「ウェルキャブ」シリーズ最新の“サイドリフトアップチルトシート車”を、“ばぁば”こと92才の料理研究家・鈴木登紀子さんが体験した。

関連キーワード

関連記事

トピックス

防犯カメラが捉えた緊迫の一幕とは──
「服のはだけた女性がビクビクと痙攣して…」防犯カメラが捉えた“両手ナイフ男”の逮捕劇と、〈浜松一飲めるガールズバー〉から失われた日常【浜松市ガールズバー店員刺殺】
NEWSポストセブン
第一子となる長女が誕生した大谷翔平と真美子さん
《左耳に2つのピアスが》地元メディアが「真美子さん」のディープフェイク映像を公開、大谷は「妻の露出に気を使う」スタンス…関係者は「驚きました」
NEWSポストセブン
竹内朋香さん(27)と伊藤凛さん(26)は、ものの数分間のうちに刺殺されたとされている(飲食店紹介サイトより。現在は削除済み)
「ギャー!!と悲鳴が…」「血のついた黒い服の切れ端がたくさん…」常連客の山下市郎容疑者が“ククリナイフ”で深夜のバーを襲撃《浜松市ガールズバー店員刺殺》
NEWSポストセブン
和久井学被告と、当時25歳だった元キャバクラ店経営者の女性・Aさん
【新宿タワマン殺人・初公判】「オフ会でBBQ、2人でお台場デートにも…」和久井学被告の弁護人が主張した25歳被害女性の「振る舞い」
NEWSポストセブン
遠野なぎこ(Instagramより)
《愛するネコは無事発見》遠野なぎこが明かしていた「冷房嫌い」 夏でもヒートテックで「眠っている間に脱水症状」も 【遺体の身元確認中】
NEWSポストセブン
大谷翔平がこだわる回転効率とは何か(時事通信フォト)
《メジャー自己最速164キロ記録》大谷翔平が重視する“回転効率”とは何か? 今永昇太や佐々木朗希とも違う“打ちにくい球”の正体 肩やヒジへの負担を懸念する声も
週刊ポスト
『凡夫 寺島知裕。「BUBKA」を作った男』(清談社Publico)を執筆した作家・樋口毅宏氏
「元部下として本にした。それ自体が罪滅ぼしなんです」…雑誌『BUBKA』を生み出した男の「モラハラ・セクハラ」まみれの“負の爪痕”
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年6月4日、撮影/JMPA)
「佳子さまは大学院で学位取得」とブラジル大手通信社が“学歴デマ報道”  宮内庁は「全報道への対応は困難。訂正は求めていません」と回答
NEWSポストセブン
米田
「元祖二刀流」の米田哲也氏が大谷翔平の打撃を「乗っているよな」と評す 缶チューハイ万引き逮捕後初告白で「巨人に移籍していれば投手本塁打数は歴代1位だった」と語る
NEWSポストセブン
花田優一が語った福田典子アナへの“熱い愛”
《福田典子アナへの“熱い愛”を直撃》花田優一が語った新恋人との生活と再婚の可能性「お互いのリズムで足並みを揃えながら、寄り添って進んでいこうと思います」
週刊ポスト
生成AIを用いた佳子さまの動画が拡散されている(時事通信フォト)
「佳子さまの水着姿」「佳子さまダンス」…拡散する生成AI“ディープフェイク”に宮内庁は「必要に応じて警察庁を始めとする関係省庁等と対応を行う」
NEWSポストセブン
まだ重要な問題が残されている(中居正広氏/時事通信フォト)
中居正広氏と被害女性Aさんの“事案後のメール”に「フジ幹部B氏」が繰り返し登場する動かぬ証拠 「業務の延長線上」だったのか、残された最後の問題
週刊ポスト