国内

7年連続ミシュランの天ぷら職人 コンビニおでん汁を愛飲

「天麩羅 ひらいし」の平石貴之さん

 昨今コンビニの食事が進化している。となれば「プロが認めるコンビニ飯が知りたい」という思いを抱き、ミシュランの星を獲得した料理人に聞いてみることにした。だが、断られる事態が相次いだ。そんな中、「仕方ない。今回だけはこっそり教えましょう」と優しく手を差し伸べる料理人が現れた…。

 7年連続でミシュランの星を獲得する天ぷら専門店「天麩羅 ひらいし」。シンプルを信条とする同店の平石貴之さんが選んだのは、セブン-イレブンの「おでん」だ。

「一見、色が薄くて薄味のようですが、かつおとこぶだけではなく、つみれやがんもなど、練り物の動物系のダシが汁に溶け込んでいる。プロも驚くような出来栄えです」(平石さん・以下同)

 関西屈指の天ぷら職人は、自宅でもこの汁を重宝する。

「汁をたっぷり入れて持ち帰り、スープ代わりに飲んでいます。チャーハンなど中華系の濃いめの味もしっかりと受け止めるので、主食やおかずにも合うんです」

【平石さんオススメのコンビニグルメ】
◆セブン-イレブン おでん
「練り物から出るダシを大根、白滝、こんにゃくなどが吸い込む。色は薄いのにしっかりと味が入っていて驚きます」

◆セブン-イレブン 特製やみつきチャーハン(380円)
「甘み、塩分、辛さ、香りなど味を構成する要素のバランスが保たれています。おでんのスープと一緒に食べると美味」

【店舗情報】
「天麩羅 ひらいし」
大阪府大阪市北区曾根崎新地1-9-6 菱冨ビル3階
定休日:日曜・祝日
営業時間:17~22時L.O.
予約:可

※女性セブン2017年11月30日・12月7日号

関連キーワード

関連記事

トピックス

6月6日から公開されている映画『国宝』(インスタグラムより)
【吉沢亮の演技が絶賛】歌舞伎映画『国宝』はなぜ東宝の配給なのか 松竹は「回答する立場にはございません」としつつ、「盛況となりますよう期待しております」と異例の回答
NEWSポストセブン
さいたま市大宮区のマンション内で人骨が見つかった
《さいたま市頭蓋骨殺人》「マンションに警官や鑑識が出入りして…」頭蓋骨7年間保管の齋藤純容疑者の自宅で起きた“ある異変”「遺体を捨てたゴミ捨て場はすごく目立つ場所」
NEWSポストセブン
大谷翔平の投手復帰が待ち望まれている状況だが…
大谷翔平「二刀流復活でもドジャースV逸」の悲劇を防ぐカギは“7月末トレード” 最悪のシナリオは「中途半端な形で二刀流本格復活」
週刊ポスト
フランスが誇る国民的俳優だったジェラール・ドパルデュー被告(EPA=時事)
「おい、俺の大きな日傘に触ってみろ」仏・国民的俳優ジェラール・ドパルデュー被告の“卑猥な言葉、痴漢、強姦…”を女性20人以上が告発《裁判で禁錮1年6か月の判決》
NEWSポストセブン
ホームランを放った後に、“デコルテポーズ”をキメる大谷(写真/AFLO)
《ベンチでおもむろにパシャパシャ》大谷翔平が試合中に使う美容液は1本1万7000円 パフォーマンス向上のために始めた肌ケア…今ではきめ細かい美肌が代名詞に
女性セブン
ブラジルへの公式訪問を終えた佳子さま(時事通信フォト)
《ブラジルでは“暗黙の了解”が通じず…》佳子さまの“ブルーの個性派バッグ3690レアル”をご使用、現地ブランドがSNSで嬉々として連続発信
NEWSポストセブン
告発文に掲載されていたBさんの写真。はだけた胸元には社員証がはっきりと写っていた
「深夜に観光名所で露出…」地方メディアを揺るがす「幹部のわいせつ告発文」騒動、当事者はすでに退職 直撃に明かした“事情”
NEWSポストセブン
異物混入が発覚した来来亭(HP/Xより)
「生肉からの混入はあり得ないとの回答を得た」“ウジ虫混入ラーメン”騒動、来来亭が調査結果を公表…虫の特定には至らず
NEWSポストセブン
左:激太り後の水原被告、右:2月6日、懲役刑を言い渡された時の水原被告(左:AFLO、右:時事通信)
《3度目の正直「ついに収監」》水原一平被告と最愛の妻はすでに別居状態か〈私の夢は彼と小さな結婚式を挙げること〉 ペットとの面会に米連邦刑務局は「ノー!ノー!ノー!」
NEWSポストセブン
“超ミニ丈”のテニスウェア姿を披露した園田選手(本人インスタグラムより)
《けしからん恵体で注目》プロテニス選手・園田彩乃「ほしい物リスト」に並ぶ生々しい高単価商品の数々…初のファンミ価格は強気のお値段
NEWSポストセブン
浅草・浅草寺で撮影された台湾人観光客の写真が物議を醸している(Xより)
「私に群がる日本のファンたち…」浅草・台湾人観光客の“#羞恥任務”が物議、ITジャーナリスト解説「炎上も計算の内かもしれません」
NEWSポストセブン
ブラジルを公式訪問されている秋篠宮家の次女・佳子さま(時事通信フォト)
《スヤスヤ寝顔動画で話題の佳子さま》「メイクは引き算くらいがちょうどよいのでは…」ブラジル訪問の“まるでファッションショー”な日替わり衣装、専門家がワンポイントアドバイス【軍地彩弓のファッションNEWS】
NEWSポストセブン