それでも側にいることを選び、ブログを書き続ける。自らの気持ちに正直に従うことを選んでいるものの、麻耶も割り切れない感情を持つようになっていった。

「やっぱりいちばんは海老蔵さんのことでしょう。麻央さんの代わりになってお母さん役は本当によくやってくれていると思います。家のことなどちょっとした嫁役もこなしてくれる。贔屓筋は海老蔵さんとの再婚を本気で望んでいますよ。海老蔵さんにその気はないようですが…。

 ただ麻耶さんは違う。2人の間には今は家族的な感情で信頼関係があるだけですが、麻耶さんはもともと海老蔵ファン。しかも自宅でも旅行先でもいつも一緒。男らしくて魅力的な海老蔵さんをいちばん近くで見ているんですから、男として意識をまったくしないというのは無理からぬ話でしょう。こんな言い方はなんですが、水着で一緒に遊んだり、何気ない普段着でくつろいだり、しかも何泊も何泊も生身でそこにいるわけですからねえ。海老蔵さんは女心がわかっているのか、言葉は悪いですが、麻耶さんにとっては“生殺し”といってもいいでしょう。どうケジメをつけていくのか…」(梨園関係者)

 それは、海老蔵にとってもまた然り。男と女の切ない事情が浮かび上がる。

「團十郎を襲名する海老蔵にとっては、嫁取りは必須命題。その相手は、麻耶さんであっても、別の誰かであっても支障はないわけです。ですが、麻耶さんとの関係値が微妙な今、“では別の女性に”というわけにも簡単にはいかない。海老蔵にとっても、愛した妻の姉が身近にいることで、身動きの取れない状態にはまっている」(歌舞伎関係者)

※女性セブン2017年12月21日号

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