ビジネス

えびせん騒動で波紋、「広告コピーは誰の物か」関係者の思い

かっぱえびせんの広告コピー騒動が勃発(カルビーHPより)

 カルビーのスナック菓子・かっぱえびせんの「やめられない、とまらない!」というキャッチコピーを巡って騒動が起こっている。これまでカルビーは各種メディアで「コピーは(自社の)社員が考えた」等と紹介していたが、このキャッチコピーを考案したとされる広告代理店の元社員・Hさん(80)が、1億5000万円の損害賠償を求めてカルビーを提訴したのだ。

 このニュースが流れるや、ネット上には「広告代理店の社員として考案し、その対価はもらっているのに、カルビーを訴えるのはお門違い」などと批判が溢れている。実際のところ、広告主にとって自社が発注したキャッチコピーの考案者の存在は、どう捉えられているのだろうか。Hさんがかつて勤めていた広告代理店・大広の関係者に話を聞いた。

「よっぽどの有名クリエイターに発注したというのでもなければ、通常広告主が認識しているのは“広告代理店○○に発注した”というところまで。その先で実際に誰が考案したかまでは知らないことのほうが圧倒的に多いですし、正直気にしていません。もっと言えば、広告代理店の担当営業でさえ、知らないこともある。

 というのも、広告案を提案するときは広告代理店のクリエイティブ担当が外注先のブレーンにもアイデアを募り複数案を提示することも多いので、どれが自社の社員オリジナルで、どれが外注先のクリエイター発のアイデアかなど認識していないことも多々あります。それが特にそれが問題だと感じたこともありません」

関連記事

トピックス

足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
大谷翔平の伝記絵本から水谷一平氏が消えた(写真/Aflo)
《大谷翔平の伝記絵本》水原一平容疑者の姿が消失、出版社は「協議のうえ修正」 大谷はトラブル再発防止のため“側近再編”を検討中
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
海外向けビジネスでは契約書とにらめっこの日々だという
フジ元アナ・秋元優里氏、竹林騒動から6年を経て再婚 現在はビジネス推進局で海外担当、お相手は総合商社の幹部クラス
女性セブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
真剣交際していることがわかった斉藤ちはると姫野和樹(各写真は本人のインスタグラムより)
《匂わせインスタ連続投稿》テレ朝・斎藤ちはるアナ、“姫野和樹となら世間に知られてもいい”の真剣愛「彼のレクサス運転」「お揃いヴィトンのブレスレット」
NEWSポストセブン
破局した大倉忠義と広瀬アリス
《スクープ》広瀬アリスと大倉忠義が破局!2年交際も「仕事が順調すぎて」すれ違い、アリスはすでに引っ越し
女性セブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
大谷の妻・真美子さん(写真:西村尚己/アフロスポーツ)と水原一平容疑者(時事通信)
《水原一平ショックの影響》大谷翔平 真美子さんのポニーテール観戦で見えた「私も一緒に戦うという覚悟」と夫婦の結束
NEWSポストセブン