国内

豊田真由子氏 落選後初取材に応じ現状・今後の仕事を語る

豊田真由子氏に近況を直撃

 昨年の秘書に対する暴言・暴行騒動発覚後の選挙落選以来、取材に応じていない豊田真由子前衆院議員(43才)が、今の気持ちを明かした。

「これまでは毎年、大晦日は明け方まで地元の神社を回って、年が明けてからは新年会続きで、家族と過ごすということがなかったので…。今年は夫と子供たちと静かに過ごそうと思っています」

 電話口でそう言葉少なに語った──。

 年の瀬が迫った12月27日、さいたま地検は、元秘書男性への傷害と暴行の容疑で送検されていた豊田氏を不起訴処分にした。昨年6月からワイドショーで洪水のように流された「このハゲ~」暴言テープ騒動は、10月の総選挙での落選を経て、これで一応の“年内決着”。しかし、本人の不起訴についてのコメントには〈償いの気持ちと向き合い続けてまいることが、まずわたくしのなすべきこと〉と綴り、心機一転どころか、沈痛な気持ちが滲む内容だった。地元支持者の1人が語る。

「落選したにしても、組織に見放されてたった1人で戦って2万票以上も獲得したのはすごいことです。それだけカムバックを望む地元の声があるわけですから。たしかに豊田さんの怒り方は悪かったですが、マスコミ出身の秘書のかたにもミスが多くて問題があり、豊田さんは本当にツイてなかったと私たちは思っています」

「もうチャンスはない」と手厳しい地元有権者がいる一方で、「どんな小さな地元の集まりにも顔を出し、月に150枚以上の直筆バースデーカードを書く」(別の女性支持者)、「集中豪雨の時は900軒ほど回って片付けを手伝った」(地元関係者)という豊田氏の一途でパワフルな仕事っぷりに、まだ期待を抱いている関係者がいるのも事実だ。

 落選後も地元事務所はそのまま。しかし、豊田氏は姿を見せていない。

「あの騒動の直後は、見ていてつらいほど憔悴していました。本当に死んでしまうのではないかと思ったぐらい。実際、そんな気持ちになったときもあったそうですよ。でも、子供たちのことを思うと死ねなかったそうです」(豊田氏の知人)

 豊田氏は選挙後、取材に一切応じていない。本誌・女性セブンも何度も取材を試み、ようやく2017年年末、電話で接触することができた。戸惑いながら沈痛な声色だったが、不起訴を受けての率直な気持ちを語った。

 電話越しに、子供の声が響く。小学2年生の女子と4年生の男子を持つ豊田氏の母親としての顔も垣間見えた。

関連記事

トピックス

各地でクマの被害が相次いでいる(左/時事通信フォト)
《空腹でもないのに、ただただ人を襲い続けた》“モンスターベア”は捕獲して山へ帰してもまた戻ってくる…止めどない「熊害」の恐怖「顔面の半分を潰され、片目がボロり」
NEWSポストセブン
カニエの元妻で実業家のキム・カーダシアン(EPA=時事)
《金ピカパンツで空港に到着》カニエ・ウエストの妻が「ファッションを超える」アパレルブランド設立、現地報道は「元妻の“攻めすぎ下着”に勝負を挑む可能性」を示唆
NEWSポストセブン
大谷翔平と真美子さんの胸キュンワンシーンが話題に(共同通信社)
《真美子さんがウインク》大谷翔平が参加した優勝パレード、舞台裏でカメラマンが目撃していた「仲良し夫婦」のキュンキュンやりとり
NEWSポストセブン
兵庫県宝塚市で親族4人がボーガンで殺傷された事件の発生時、現場周辺は騒然とした(共同通信)
「子どもの頃は1人だった…」「嫌いなのは母」クロスボウ家族殺害の野津英滉被告(28)が心理検査で見せた“家族への執着”、被害者の弟に漏らした「悪かった」の言葉
NEWSポストセブン
理論派として評価されていた桑田真澄二軍監督
《巨人・桑田真澄二軍監督“追放”のなぜ》阿部監督ラストイヤーに“次期監督候補”が退団する「複雑なチーム内力学」 ポスト阿部候補は原辰徳氏、高橋由伸氏、松井秀喜氏の3人に絞られる
週刊ポスト
イギリス出身のインフルエンサーであるボニー・ブルー(本人のインスタグラムより)
“最もクレイジーな乱倫パーティー”を予告した金髪美女インフルエンサー(26)が「卒業旅行中の18歳以上の青少年」を狙いオーストラリアに再上陸か
NEWSポストセブン
大谷翔平選手と妻・真美子さん
「娘さんの足が元気に動いていたの!」大谷翔平・真美子さんファミリーの姿をスタジアムで目撃したファンが「2人ともとても機嫌が良くて…」と明かす
NEWSポストセブン
メキシコの有名美女インフルエンサーが殺人などの罪で起訴された(Instagramより)
《麻薬カルテルの縄張り争いで婚約者を銃殺か》メキシコの有名美女インフルエンサーを米当局が第一級殺人などの罪で起訴、事件現場で「迷彩服を着て何発も発砲し…」
NEWSポストセブン
「手話のまち 東京国際ろう芸術祭」に出席された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年11月6日、撮影/JMPA)
「耳の先まで美しい」佳子さま、アースカラーのブラウンジャケットにブルーのワンピ 耳に光るのは「金継ぎ」のイヤリング
NEWSポストセブン
逮捕された鈴木沙月容疑者
「もうげんかい、ごめんね弱くて」生後3か月の娘を浴槽内でメッタ刺し…“車椅子インフルエンサー”(28)犯行自白2時間前のインスタ投稿「もうSNSは続けることはないかな」
NEWSポストセブン
滋賀県草津市で開催された全国障害者スポーツ大会を訪れた秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
《“透け感ワンピース”は6万9300円》佳子さま着用のミントグリーンの1着に注目集まる 識者は「皇室にコーディネーターのような存在がいるかどうかは分かりません」と解説
NEWSポストセブン
真美子さんのバッグに付けられていたマスコットが話題に(左・中央/時事通信フォト、右・Instagramより)
《大谷翔平の隣で真美子さんが“推し活”か》バッグにぶら下がっていたのは「BTS・Vの大きなぬいぐるみ」か…夫は「3か月前にツーショット」
NEWSポストセブン