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2018.01.11 16:00  週刊ポスト

「金髪=頭悪い」のイメージ払拭したJ・マンスフィールド

IQ163、5か国語を話したジェーン・マンスフィールド(AFLO)

 今から60年以上前、銀幕を通じて輸入されたグラマラスでエロティックな欧米の金髪(=パツキン)女優に日本の男たちは魅了された。1950年代、フランスのブリジット・バルドー、イタリアのジーナ・ロロブリジーダ、そしてアメリカのマリリン・モンローが人気を博していた。

 同時期、115cmの爆乳で男を虜にしたのがジェーン・マンスフィールドだった。パーティでソフィア・ローレンに「どちらのバストが大きいかしら」と話し掛けるなど、ユーモアのセンスもあわせ持っていた。

 一方、コロムビア映画はモンローに対抗するためグラマーなキム・ノヴァクに目をつけ、ライトブラウンの髪を金色に染めさせた。その後、1958年の『めまい』で主人公を翻弄する謎の女性を演じ、“ミステリアス・キム”の異名で一世を風靡した。

「当時、『金髪=頭が悪い』というイメージが定着していました。でも、マンスフィールドのIQは163といわれ、『007シリーズ』の初代ボンドガールであるウルスラ・アンドレスも4か国語を操るマルチリンガルでした」(映画評論家・秋本鉄次氏)

 1962年にモンローが謎の死を遂げた後、1960年代後半からは金髪への根強い偏見は影をひそめた。

「きっかけはジェーン・フォンダ主演の『バーバレラ』(1968年)でした。敵に捕獲され淫乱マシーンで攻撃されるのですが、フォンダの性欲が強過ぎて機械が壊れてしまうという過激なストーリーでした(笑い)。この頃から強いパツキン女優像が生まれていきました」(秋本氏)

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