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2018.01.17 11:00  週刊ポスト

組長が「すまん」とお年玉 ヤクザのポチ袋の中身が1000円

「親分から『すまん』と言われ、袋を開けたら1000円札が1枚だけ。去年までは5000円だったから8割減だ。組員の士気に響くけど、500円に下げられた組もあるから、札なだけマシと思うしかない」(同前)

 全ての組に取材をしたわけではないが、今年は金額が下がった組織が多く感じられる。

◆ポチ袋1つが命取りに

 縮小傾向にあるヤクザのお年玉──。ある山口組傘下組織組長は「正直こんな習慣はなくなってほしい」と打ち明ける。

「昨年は3つに分裂したことで、警察もここぞとばかりに取り締まりを強化してきた。カネの流れは、我々にとって最も触れられたくない話。お年玉は大した額ではないが、警察に目を付けられてはたまらない。それに限られたシノギを3つで奪い合う収益構造はすでに限界で、(上部組織への)上納金だけでもつらい。組の出費は少ないに越したことはない」

 ヤクザからカネがらみの世知辛い話を聞かされることが多い昨今、気前のいい話は少ない。

 また、金銭的な厳しさとは別の理由で、お年玉を廃止する組織も少なくない。別の山口組傘下組織組長は、こんな本音を口にした。

「ヤクザの終わりが見えた以上、子に払う必要を感じられなくなった。一昔前とは違い、儲けるには一種の特殊技能が必要だが、まだ儲けている人間も多い。ただ、マスコミが『儲からない』と繰り返すため、優秀な人材が入らず先細りだ」

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