芸能

お米CM花盛り マツコ、TOKIOら好感度タレントなぜ起用?

マツコら好感度タレントがお米のCMに続々起用

 食品のCMは飲料水、冷凍食品、お菓子などジャンルは幅広いが、最近、とくに花盛りなのがお米のCMだ。有名タレントを起用したものから、一風変わったアイディアのものまでさまざま。コラムニストのペリー荻野さんがそんなお米CMの傾向を分析する。

 * * *
 最近のテレビを見ていて「力が入ってる」と感じるのが、お米CMだ。超有名どころでは、『あきたこまち』。「食べまくる篇」では、高橋優が巻き舌で熱唱する楽曲『白米の味』をバックに、若手女優の小芝風花が、茶碗に盛られた炊きたてのあきたこまちをハフハフしながら、ひたすら食べまくる。

 よく見れば、ほっぺにはご飯粒がひとつ。面白いのは、CMの最後に「湯気はCM上の演出ではありません。実際に上がったものです」「小芝風花さんは撮影のためにお昼ご飯を抜いてきました」「テイクは25回重ねています」などと注釈画面が出ること。文字が細かくてとても数秒では読み取れないのも、気になった人が動画検索などしてまたこのCMを見てもらおうという作戦だろう。

 一方、北海道のブランド米『ゆめぴりか』と『ななつぼし』はマツコ・デラックスと寺田心のしっとり芝居仕立て。マツコが和服で女将を務める小料理屋にふと立ち寄った寺田心が「ゆめぴりかってなんですか」と尋ねると、女将がそっと「おいしいお米の名前よ」と伝えるという仕掛けである。

 そして、日本一、世界一はおろか「宇宙最強米への道」を目指したのが、岩手の『銀河のしずく』である。純情産地いわて宣伝本部長に就任したのんを中心にカミナリやANZEN漫才ら芸人たちも駆けつけ、「植えるぞ~!」と実際に田植えからスタート。

関連記事

トピックス

炊き出しボランティアのほとんどは、真面目な運営なのだが……(写真提供/イメージマート)
「昔はやんちゃだった」グループによる炊き出しボランティアに紛れ込む”不届きな輩たち” 一部で強引な資金調達を行う者や貧困ビジネスに誘うリクルーターも
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
小室眞子さん“暴露や私生活の切り売りをビジネスにしない”質素な生活に米メディアが注目 親の威光に頼らず自分の道を進む姿が称賛される
女性セブン
組織改革を進める六代目山口組で最高幹部が急逝した(司忍組長。時事通信フォト)
【六代目山口組最高幹部が急逝】司忍組長がサングラスを外し厳しい表情で…暴排条例下で開かれた「厳戒態勢葬儀の全容」
NEWSポストセブン
藤浪晋太郎(左)に目をつけたのはDeNAの南場智子球団オーナー(時事通信フォト)
《藤浪晋太郎の“復活計画”が進行中》獲得決めたDeNAの南場智子球団オーナーの“勝算” DeNAのトレーニング施設『DOCK』で「科学的に再生させる方針」
週刊ポスト
手を繋いでレッドカーペットを歩いた大谷と真美子さん(時事通信)
《「ダサい」と言われた過去も》大谷翔平がレッドカーペットでイジられた“ファッションセンスの向上”「真美子さんが君をアップグレードしてくれたんだね」
NEWSポストセブン
「漫才&コント 二刀流No.1決定戦」と題したお笑い賞レース『ダブルインパクト』(番組公式HPより)
夏のお笑い賞レースがついに開催!漫才・コントの二刀流『ダブルインパクト』への期待と不安、“漫才とコントの境界線問題”は?
NEWSポストセブン
パリの歴史ある森で衝撃的な光景に遭遇した__
《パリ「ブローニュの森」の非合法売買春の実態》「この森には危険がたくさんある」南米出身のエレナ(仮名)が明かす安すぎる値段「オーラルは20ユーロ(約3400円)」
NEWSポストセブン
韓国・李在明大統領の黒い交際疑惑(時事通信フォト)
「市長の執務室で机に土足の足を乗せてふんぞり返る男性と…」韓国・李在明大統領“マフィアと交際”疑惑のツーショットが拡散 蜜月を示す複数の情報も
週刊ポスト
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
高校時代にレイプ被害で自主退学に追い込まれ…過去の交際男性から「顔は好きじゃない」中核派“謎の美女”が明かす人生の転換点
NEWSポストセブン
白石隆浩死刑囚
《死刑執行》座間9人殺害の白石死刑囚が語っていた「殺害せずに解放した女性」のこと 判断基準にしていたのは「金を得るための恐怖のフローチャート」
NEWSポストセブン
ゆっくりとベビーカーを押す小室さん(2025年5月)
《小室圭さんの赤ちゃん片手抱っこが話題》眞子さんとの第1子は“生後3か月未満”か 生育環境で身についたイクメンの極意「できるほうがやればいい」
NEWSポストセブン
中核派の“ジャンヌ・ダルク”とも言われるニノミヤさん(仮称)の壮絶な半生を取材した
【独占インタビュー】お嬢様学校出身、同性愛、整形400万円…過激デモに出没する中核派“謎の美女”ニノミヤさん(21)が明かす半生「若い女性を虐げる社会を変えるには政治しかない」
NEWSポストセブン