「いかにも韓国らしい展開です」
そう嘆息するのは元朝日新聞ソウル特派員でジャーナリストの前川惠司氏だ。
「勝てば官軍の韓国では“川に落ちた犬は棒で叩け”となり、負けた場合はとにかく『自分は悪くない』と主張する。パシュートでも、試合に負けた3人の中で、ノ選手が敗因を押し付けられて川に落とされた。ところが、ノ選手の反論に、今度はキム選手らが川に落ちた。そこを国民が寄ってたかって棒で叩いているという構図です」
奇しくも、パシュート女子では日本代表が初の金メダルを獲得。敗者を棒で叩くようなことはなかった。
※週刊ポスト2018年3月9日号