「ネットゲームになじみがない人は、まずはパソコンで無料の『将棋倶楽部24』をやってみて、ネット将棋に慣れてきたところで『将棋ウォーズ』に挑戦してみるといいでしょう。『将棋ウォーズ』にはチャット機能はありませんが、画面がカラフルで演出も派手。有料会員には『棋神』というサービスがあり、5手だけ将棋ソフト『ポナンザ』が代わりに指してくれます(月4回まで。以降は課金が必要)。ピンチの時に使うとがらりと局面が変わって勝てたりするので、これがまた楽しい」
そうして棋力を磨いた先には、実際にイベントでプロ棋士と対戦する機会もありえる。
「将棋倶楽部24」では、2007年に「Xは誰だ?」というイベントを毎月開催。匿名のプロがネットを通じて一般からの挑戦者と対決し、観戦者たちが指し筋などからX氏が誰かを当てる企画で、一般ユーザーもプロと対戦できて好評だったという。
「将棋ウォーズ」も、2013年にニコニコ動画とのコラボで「将棋ウォーズ棋神戦」を開催。ゲストで広瀬章人八段らプロ棋士数名が参加した。
※週刊ポスト2018年3月9日号