Laraママ、太田真理子さんは、ウェディングドレスブランド『フォーシス アンド カンパニー』の創業者
◆語学が自由なら世界中の人と友達になれる!
──Laraちゃんは日本語以外にも英語とフランス語が話せるんですよね。
Lママ:英語に関しては生まれたときから『ペッパピッグ』というイギリスの教育番組的なアニメのDVDを毎日流していました。耳に入ることが大切かなと(笑)。勉強としての英語ならもっと先でもいいと思うのですが、言語として手に入れてほしいな、という気持ちが強かったので、早めに開始しました。
──その後、3歳からブリティッシュスクールに通ったんですよね?
Lママ:Laraには12歳年上の姉がいるのですが、彼女が通っていて教育方針がとてもよかったので。また、私自身が海外に短期留学したときに、現地の学生たちが自由に楽しそうに学んでいるのが印象的で。それもブリティッシュスクールを選んだ理由かもしれません。
──実際に通ってみてどうでしたか?
Lママ:もともとLaraは人見知りをしない性格なので、すぐに溶け込んでいました。言葉もわりとすんなりと出た気がします。インターでは宗教もバックグラウンドも国籍もバラバラなので、お互いを認め合うしかない。人と比べることがないのもLaraには合っていた気がします。
◆個性を尊重する環境がLaraの才能を伸ばしてくれた
──その後、都内にあるフレンチスクールに移ったと聞きました。
Lママ:Laraの姉である長女がこの学校いいよ、とアドバイスをくれたのがきっかけです。長女はフランス語が好きで、学校で勉強もしたのですが、日常会話くらいしか習得できなかったんです。それで、妹にはもうひとつ言語をプレゼントしてもいいかも、と思ったようです。
──Laraちゃんはその時フランス語はできたんですか?
Lママ:いえ、全然できませんでしたし、私もまったく話せません。そんな状況ですが入れますか? と校長先生に聞いたら、まったく問題ないとの答えが。フランスは、すごく子供の教育に力を入れている国なんです。‟学校が子供を育てる“という意識が高いせいか「我々のほうですべて教育しますので、ご心配なく」という感じで、両親はノータッチ。教育への自信を感じましたね。
──それで思い切って学校を移ったんですね?
Lママ:私は学校によってどんな先生がいるのか、どんなことを学べるのか興味があるんです、自分自身も楽しいですし(笑)。Laraが9歳のときに移りましたが、個人を尊重してくれる分、すべて自己責任という厳しい面も。その分、自主性が高くなった気がします。