芸能

カー娘も? 芸能プロのメダリスト争奪戦裏事情

カー娘に芸能界入りはあるのか?

 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は、芸能事務所とアスリートタレントの関係性について語る。

 * * *
 五輪を筆頭に、国際大会で目立った成績を収めたアスリートに対し、「大手芸能プロダクションが獲得に興味を示している」という記事を主にスポーツ紙で目にする。

 平昌五輪では、なんと言っても女子カーリング「LS北見」のメンバーが注目の的だ。

“もぐもぐタイム”に因んで、菓子メーカーがCMキャラクターとして起用するのではないかとか、CDデビューをさせるべく、接触を図ろうとしているレコード会社がある…などが代表的な記事だろうか。

 ちなみに、“カーリング娘”に歌わせたいのは、かつて全国の方言ヴァージョンが出たことでも話題になった『DA.YO.NE.』ならぬ『SO.DA.NE』。フィーバーに冷静な本橋麻里選手が首を縦に振るとはとても思えないが、どうだろう。

 確かに、そうした活動をするためには、芸能プロダクションに所属していたほうが何かと都合がいい。タレント性があるうえ、メダリスト。そんな彼女たちを迎えるべく、大手芸能プロダクションの中には専門の部署を有する会社も増えているところだ。

 果たして、複数の大手芸能プロ幹部に聞いてみたところ、件のようなスポーツ紙の記事は、「記者がアスリートの固有名詞を挙げて『獲得に興味はあるか?』と聞いてくるので、『ないわけではない』ぐらいに答えているだけ」「なのに、読む人が読めば、それがどこのプロダクションであるか特定できてしまうような内容で書かれてしまう」と困惑気味だった。

「もしも本気で獲得しようと思っていたら、マスコミの取材に対して迂闊なことを言うわけがないじゃないですか」とも。

 興味深かったのは、過去、五輪に出場したアスリートの獲得に動いたが、「本人に断られた」経験をもつ某芸能プロダクション幹部の話だった。

 当時、誰もが抜群のルックスだと認め、素人から見てもタレント性が高いと見えた某女性アスリート。それこそ、すぐにCMやイベント出演が決まりそうな逸材だったが、なぜ、まとまらなかったかというと、本人に「まだ現役選手として上を目指したい」という強い意志があったからなのだそうだ。

 実はプロダクションの中には、アスリートに特化した会社もあって、情報番組やテレビ局のスポーツ局に太いパイプをもっている。当然のことながら「アスリート・ファースト」なので、バラエティー寄りのオファーには慎重を期していると聞く。

 アスリートが芸能プロに所属した先駆け的存在は、ホリプロ入りしたサッカーの武田修宏氏ではなかったか。同プロダクションの旧・文化事業部(現・スポーツ文化部)は武田氏を所属させるために設立された部署だったとも当時、言われていた。

関連記事

トピックス

東海オンエアのてつや・きりたんぽ・峯岸みなみ(写真/時事通信フォト)
峯岸みなみが結婚報告、お相手・東海オンエアてつやとの「キス動画」流出で活動休止のきりたんぽにさらなる同情が集まった理由
NEWSポストセブン
『鎌倉殿の13人』生田斗真に注目! 時代劇研究家「何かが起きる予感がする」の所以
『鎌倉殿の13人』生田斗真に注目! 時代劇研究家「何かが起きる予感がする」の所以
NEWSポストセブン
輝きを取り戻せるか(写真/共同通信社)
打撃不振の阪神・佐藤輝明のパワーはどこに消えたのか 囁かれる「第2の高山俊」の声
NEWSポストセブン
平手友梨奈と竹内涼真
平手友梨奈の演技に竹内涼真が気遣い 『六本木クラス』撮影現場の和気あいあい
NEWSポストセブン
「女子アナブームの時は週刊誌にすごい撮られました」と振り返る元フジテレビ・中村仁美アナ
【全6局「人気女子アナ」同窓会#3】週刊誌に撮られたときの局内反応の違い
週刊ポスト
南野陽子が20年前に撮り下ろしていた秘蔵セクシーグラビア
南野陽子、20年前の秘蔵グラビア公開 「2002年のまぶしすぎるナンノ」
週刊ポスト
紅白歌合戦に揃って出場した松田聖子と沙也加さん(2011年12月撮影)
聖子と明菜の出場あるか、打ち切り説ある紅白の目玉に? 聖子は沙也加さんと“共演”の可能性も
NEWSポストセブン
8月8日の誕生日当日にバースデーイベントを行った逢田(写真/五十嵐美弥)
声優・逢田梨香子、バースデーイベント成功で明かした「30歳の抱負」
NEWSポストセブン
高校野球中継に放映権料がない問題をどう考えるか(阪神甲子園球場)
高校野球「放映権無料」の是非 甲子園出場校は寄付金集めに四苦八苦の現実
NEWSポストセブン
初入閣したものの、Twitterでの反応が自民党内でも物議を醸している(時事通信フォト)
高市早苗氏の“入閣に不満”投稿は政調会長ポストを奪った萩生田光一氏の「統一教会問題」を痛烈意識か
NEWSポストセブン
勤務するオフィスに向かう小室圭さん
小室圭さん、すでに「年収1600万円超え」報道の背景 転職サイト給与情報の“罠”
NEWSポストセブン
中林大樹の姿を目撃
竹内結子さん三回忌 中林大樹が子供のために決断、家族3人新生活は「海辺の街」で
女性セブン