芸能

BG共演の木村拓哉と萩原聖人 険悪説を払拭し、現場でハグ

『BG』での木村拓哉との共演は垂涎モノ

「あのさ、おれ、一生、守りたいんだけど」
「え、何?」
「聞こえてんでしょ? 今」
「ほんともう、ベッタベタのベタすぎ…じゃあ、一生、私が守りたいんだけど」

 赤面するほどのせりふのやりとりは木村拓哉(45才)と山口智子(53才)。ふたりはおでこを寄せて──。20年前ではなく、つい先日放送された3月1日のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)のワンシーンは、まるでトレンディードラマのようだった。

「最近の『BG』は見所満載。副音声で解説してほしいくらいです。『ロングバケーション』(1996年)を彷彿とさせる木村&山口コンビはもちろん、それだけではありません。萩原聖人さん(46才)と木村さんが対峙したのもアラフォー、アラフィフ世代からすると垂涎モノ。因縁の2人ですからね」(ドラマ関係者)

 木村と萩原は1994年のドラマ『若者のすべて』で共演。主演が萩原で、木村は人気急上昇中で2番手の役どころだった。

「萩原さんが“おれらは役者として芝居をやるんで、アイドルの芝居はどうかわからないですけど”と言ったことがきっかけで木村さんとは“険悪な仲”といわれていました。その後の共演でわだかまりはなくなったようですが、今回は現場で会うなりハグ。ゴルフ話で盛り上がっていました。2人が楽しそうに話しているだけで、一見の価値がありました」(前出・ドラマ関係者)

『101回目のプロポーズ』(1991年)で共演、実らぬ恋にやきもきさせられた江口洋介(50才)と石田ゆり子(48才)が、女性政治家とSPという立場で繰り広げる会話も見逃せないが、現場に緊張が走ったのは石田と山口の共演シーンだった。

「山口さんと石田さんって共演NGだと思っていました。同世代でこれだけドラマに出ていながら共演はないし。最近では、奇跡のアラフィフとして比べられることもありますし、どうなるのかと…」(テレビ局関係者)

 確かにこの2人、今回『BG』での共演は1シーンのみで、会話は石田が「きれいなお花ですね」と一言話しかけ、山口は微笑んで会釈するだけ。

「石田さんは木村さんに特別な感情を持つ役で、山口さんは木村さんの元妻役という設定でしたから会話が少ないのは当然。さすがの演技だったと思います。でも現場では和気藹々としていましたよ。トレンディードラマでは実現しなかった意外な“共演”が見られて得した気分でした」(前出・ドラマ関係者)

『白い巨塔』(2003年)ファンからすれば江口と上川隆也(52才)の絡みも要チェックだというが、江口は今回の現場では言葉数がいつもより少ないという。

「江口さんは木村さんや上川さんらと敵対する役柄なのであえて距離をとっているそうです。反対に木村さんはムードメーカーとなって盛り上げ、自分の撮影が終わっても控え室に戻らずに見守っているくらい周りを気にかけています。視聴率も今までで最高記録を更新してきていますし、松たか子さん(40才)や西島秀俊さん(46才)、常盤貴子さん(45才)ら過去の共演ゲストももっと出てほしかったという話でも盛り上がっていました」(前出・ドラマ関係者)

 最終回は3月15日。別の視点で見てみてはいかがだろうか。

※女性セブン2018年3月22日号

関連記事

トピックス

オフの日は夕方から飲み続けると公言する今田美桜(時事通信フォト)
【撮影終わりの送迎車でハイボール】今田美桜の酒豪伝説 親友・永野芽郁と“ダラダラ飲み”、ほろ酔い顔にスタッフもメロメロ
週刊ポスト
バドミントンの大会に出場されていた悠仁さま(写真/宮内庁提供)
《部活動に奮闘》悠仁さま、高校のバドミントン大会にご出場 黒ジャージー、黒スニーカーのスポーティーなお姿
女性セブン
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
《那須町男女遺体遺棄事件》剛腕経営者だった被害者は近隣店舗と頻繁にトラブル 上野界隈では中国マフィアの影響も
女性セブン
日本、メジャーで活躍した松井秀喜氏(時事通信フォト)
【水原一平騒動も対照的】松井秀喜と全く違う「大谷翔平の生き方」結婚相手・真美子さんの公開や「通訳」をめぐる大きな違い
NEWSポストセブン
足を止め、取材に答える大野
【活動休止後初!独占告白】大野智、「嵐」再始動に「必ず5人で集まって話をします」、自動車教習所通いには「免許はあともう少しかな」
女性セブン
今年1月から番組に復帰した神田正輝(事務所SNS より)
「本人が絶対話さない病状」激やせ復帰の神田正輝、『旅サラダ』番組存続の今後とスタッフが驚愕した“神田の変化”
NEWSポストセブン
大谷翔平選手(時事通信フォト)と妻・真美子さん(富士通レッドウェーブ公式ブログより)
《水原一平ショック》大谷翔平は「真美子なら安心してボケられる」妻の同級生が明かした「女神様キャラ」な一面
NEWSポストセブン
裏金問題を受けて辞職した宮澤博行・衆院議員
【パパ活辞職】宮澤博行議員、夜の繁華街でキャバクラ嬢に破顔 今井絵理子議員が食べた後の骨をむさぼり食う芸も
NEWSポストセブン
二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ
《独立後相次ぐオファー》二宮和也が『光る君へ』で大河ドラマ初出演へ 「終盤に出てくる重要な役」か
女性セブン
被害者の宝島龍太郎さん。上野で飲食店などを経営していた
《那須・2遺体》被害者は中国人オーナーが爆増した上野の繁華街で有名人「監禁や暴力は日常」「悪口がトラブルのもと」トラブル相次ぐ上野エリアの今
NEWSポストセブン
交際中のテレ朝斎藤アナとラグビー日本代表姫野選手
《名古屋お泊りデート写真》テレ朝・斎藤ちはるアナが乗り込んだラグビー姫野和樹の愛車助手席「無防備なジャージ姿のお忍び愛」
NEWSポストセブン
運送会社社長の大川さんを殺害した内田洋輔被告
【埼玉・会社社長メッタ刺し事件】「骨折していたのに何度も…」被害者の親友が語った29歳容疑者の事件後の“不可解な動き”
NEWSポストセブン