白い巨塔一覧

【白い巨塔】に関するニュースを集めたページです。

財前五郎、吉良上野介、冬彦さん… 名ドラマの名ヒールたち
財前五郎、吉良上野介、冬彦さん… 名ドラマの名ヒールたち
 現在放送中のドラマ『半沢直樹』(TBS系)は、悪役の見本市だ。銀行内の情報を流している裏切り者と判明した紀本平八常務(段田安則)、反発する半沢を徹底的につぶそうとする白井亜希子国土交通大臣(江口のりこ)やその白井の背後にいる“巨悪”の箕部啓治幹事長(柄本明)らの面々が『半沢直樹』の人気を支えている。「主人公の行動を阻む悪役という障害があり、その立ちはだかる壁を乗り越えていくことで物語が進んでいく。壁が高ければ高いほど、それを乗り越えた時にダイナミズムが生まれてくるという物語論の基本をがっちり抑えているのはもちろん、その壁となる悪役が重厚に描かれている。タイプの違うキャラが次々登場してくるのは、ドラマ作りとして見事だと思います」(メディア文化評論家の碓井広義氏) しかし何といっても“主役”は大和田暁取締役(香川照之)である。 1作目では、半沢に不正を暴かれ、最終回では頭取の前で屈辱の土下座をさせられたが、今シリーズでは第4話でまさかの“味方”となった。碓井氏は、それゆえに大和田の魅力がいっそう高まったと分析する。「目的のためなら手段を選ばず容赦しない。しかしそれでいて可愛らしさがあり、人間味がより深まった。単なる私利私欲だけでなく、大和田自身も葛藤を抱えている。そうしたところもしっかりと描かれているので、ドラマに彩りが加わっている」いい人のイメージを覆した『半沢直樹』はドラマファンの間で「現代版時代劇」とも評されるが、古くから時代劇に悪役は欠かせない。「なんといっても何度もドラマ化されてきた『忠臣蔵』の吉良上野介でしょう。特に1982年のNHK大河ドラマ『峠の群像』の吉良(伊丹十三)は見事でした」 そう話すのは、芸能リポーターの石川敏男氏だ。 朝廷勅使の接待役を命じられた浅野内匠頭(隆大介)が、藩財政が火の車の中、必死で費用を工面して準備を整えたところで、吉良が『なぜこのような地味なものを』と一喝する場面をはじめ、伊丹の悪人演技が光った。「伊丹さんの冷淡ないびりぶりに、視聴者は毎回腸が煮えくりかえったはず。あの目つき、嫌味たらしい言動、憎々しさでは歴代最高でしょう」(石川氏) 1970~1980年代には社会派ドラマも脚光を浴びた。 その金字塔ともいえる『白い巨塔』(1978年・フジテレビ系)は、主役の財前五郎(田宮二郎)自らが悪役という設定が強烈なインパクトを残した。 天才外科医・財前は、出世のためには手段を選ばないダークヒーローとして描かれている。「財前とは対照的な里見(山本學)と対立するシーンで財前が『教授になるためだったら人殺しだってする』と鋭い眼光で言い放った場面は、鬼気迫るものがあった」(同前) 1980年代の社会派ドラマに登場する悪役として、コラムニストの吉田潮氏が挙げるのは、『少女に何が起ったか』(1985年・TBS系)の川村刑事(石立鉄男)だ。 川村刑事は、使用人として働きながらピアニストを目指す主人公の野川雪(小泉今日子)に執拗な嫌がらせをする。「いつも深夜12時に現われては、『お前は薄汚ねえシンデレラだ!』などとキョンキョンを罵倒するイヤミな役。 最後には雪と和解しますが、人格否定にセクハラ、言葉の暴力と、生理的嫌悪を催すほどの名悪役ぶりでした。石立は『パパと呼ばないで』(1972年・日本テレビ系)などで築いてきたコミカルな“いい人”のイメージを、この役で見事に覆しました」(吉田氏)マザコン冬彦さん 1990年代に社会現象を巻き起こした悪役といえば、(1992年・TBS系)の冬彦さん(佐野史郎)だろう。 主人公の美和(賀来千香子)はエリート銀行マンの桂田冬彦と結婚。しかし、七三分けに銀縁メガネの冬彦は、とんでもないマザコンだった。 結婚後、一度もセックスしようとしない冬彦。ある夜、美和が意を決して冬彦のベッドに入ろうとするも、「疲れてる、おやすみ」といって寝ようとする。「美和が思わず『普通の夫婦なら愛し合うのが当然でしょ』と言うと、冬彦は『淫乱』となじる。その後、大切にしていた蝶の標本をメスで切り刻むシーンには、背筋が寒くなりました」(石川氏) SMクラブに連れていかれてハマッてしまった冬彦が「君に喜んでもらおうと思って」と、SMビデオを見せ、レザーの拘束衣とハイヒールを渡すなど、衝撃的なシーンが毎回のように展開。「美和が離婚を決意するのも当然ですが、冬彦本人に悪気はなくて、とにかく一途。だからこそ余計に怖かった」(同前) また1990年代には野島伸司脚本のドラマが印象に残る悪役を生み出した。『高校教師』(1993年・TBS系)で、教え子をレイプしたうえビデオを隠し撮りした、英語教師の藤村知樹(京本政樹)。 同じく学校を舞台にした『人間・失格~たとえばぼくが死んだら』(1994年・TBS系)には、堂本剛が演じる生徒を孤立させ、自殺に追い込む社会科教師・新見悦男(加勢大周)が登場する。「野島作品には、“実はいい人だった”という救いがなく、本当に嫌われる悪役がいた。政治家や警察の上層部といった“巨悪”ではなく、身近なところにいる悪を最大化させる手法が上手かった」(テレビ解説者の木村隆志氏) 近年のドラマでは、『半沢直樹』の大和田をはじめ、どこか“憎めない悪役”が増えている。木村氏がそうしたタイプの代表として挙げたのは、『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012年・テレビ朝日系)に登場する東帝大学病院病院長の蛭間重勝(西田敏行)だ。「温和そうな顔をして、裏切り者はバッサリと切り捨てる冷血漢。主人公・大門未知子(米倉涼子)に積年の恨みを抱いているが、いつも“返り討ち”にされてしまうのがお決まりのパターン。 はじめは憎らしかったのに、“ヘタレ”な面があるから愛されキャラになっていく。こうした描き方の変化は、シリーズものならではの面白さです」(木村氏) 石川氏が“憎めない悪役”として挙げるのは、『下町ロケット』(2015年・TBS系)の水原重治(木下ほうか)だ。「イヤミな役、ヒール役としてお茶の間の人気者である木下さんですが、大企業・帝国重工の本部長・水原役では、冷徹に人を切り捨てる一方、社長には頭が上がらない人間味がうまく表現されていた」(石川氏)  木下ほうかが振り返る。「悪役の場合、台詞がきつく、強く響きがちなのでなるべく過剰にならないように細心の注意を払いました。 相手を罵倒する台詞は、表情と態度は抑えめにしても伝わるので、表現を最小限にする。答えを出しすぎずに、視聴者に解釈を委ねるくらいのほうが悪役の不気味さが伝わるんです。 僕なんか実際に悪い人、怖い人だと思われることも多く、街中で遠くから怯えた目で見られることもありますが、それは自分の演じ方が正しかったという裏返しでもあると思う」※週刊ポスト2020年9月18・25日号
2020.09.15 16:00
週刊ポスト
山崎豊子さんの秘書が明かす『白い巨塔』遺言書シーン加筆秘話
山崎豊子さんの秘書が明かす『白い巨塔』遺言書シーン加筆秘話
 遺言書に関して、7月10日から「自筆証書遺言書保管制度」という新たな制度がスタートする。自筆の遺言書は作った後に紛失したり、第三者が意図的に破棄するなどトラブルが多く、保管に難があった自筆の遺言書の問題点をクリアにし、積極的に遺言書を残してもらおうというのが新制度の狙いだ。 遺言書が見つからない、相続財産の分配で遺族が衝突する、遺産が把握できない…故人の亡き後、さまざまな理由で“争続”は起こる。愛する家族がトラブルに巻き込まれないためには、最後の責任として「遺言書」を残すことがいちばんだ。しかし、死を前にしながら最後のメッセージを残すのは、簡単なことではない。各界の著名人たちは亡くなる前、どんな生前手続きを行っていたのだろうか。 小説家・山崎豊子さん(享年88)の秘書として52年間にわたって支え、親族を超えた関係を築いた野上孝子さん(80才)。『女系家族』『華麗なる一族』『大地の子』『沈まぬ太陽』など、社会に鋭く切り込んだテーマを追求し、数多くの大ベストセラーを生み出し続けた山崎さんの作家としての姿勢は、すさまじいものだった。「先生は、朝から晩まで365日、小説だけにかかわり続けた人です。作家というのは、ただ漫然と書くのではなく、使命感を持って書くものだとおっしゃって、その姿勢を崩したことはなかった」(野上さん・以下同) いつもそばにいる野上さんは、山崎さんの新作の“最初の読者”としての役割も務めており、つねに意見を求められた。うまく答えることができず、「意見なき者は去れ」と追い出されたこともある。一切の妥協を許さない大作家の“無茶ぶり”に、何度も心が折れそうになったというが、その類いまれなる才能と人柄に惹かれて寄り添い続けた。 しかし、最期の瞬間には「他人」であることを痛感させられることもあった。「先生が原因不明の疼痛で『痛い痛い』と苦しむので、痛み止めの処置を医師に頼んだのです。しかし、『あなたは家族ではないから』と、聞き入れてもらえなかった。それは本当にショックでした。死後の身辺整理や財産の問題については、弁護士と親族のかたが行われましたから、私がかかわることはありませんでした」 生前、自身の財産にはまるで関心を示さなかったという山崎さんだが、遺言書はしっかり残していた。「先生は取材のために世界を飛び回っていましたから、預金通帳を見ると、お金が気になって取材ができなくなるといって、お金には恬淡とされていました。遺言書には、生前に設立されていた中国残留孤児のかたへの奨学金を支援する『山崎豊子文化財団』の今後のことや、母屋の離れ跡に造った資料館のことについて書かれていたはずです。そういうことは、生前から弁護士と相談していらっしゃいました」 そんな山崎さんが、作中に忍ばせた「遺言書」がある。 大学病院が舞台の人気作『白い巨塔』のラストシーンだ。医療ミスを犯しながら、罪を認めることなく、最期はがんで亡くなる主人公・財前五郎が、自らの遺体の病理解剖について書いた手紙である。ドラマでも“泣ける名シーン”として有名だが、この遺言書は当初の構想になく、急遽加筆したものだった。「当時、先生は盗用疑惑で騒がれていました。実際に盗用はなかったものの、少なからず先生にも非があり、ご自身が大変苦しまれていたのです。もともと、財前はそのまま死んでいく予定でした。しかし、彼もやはり人間で、マイナス面だけでなく、医師としての良心からくる一面もある。それを描く方法が遺言書だった。先生自身の苦しみが、加筆につながったのです」 遺言書には、その人の最も重要な人間性が反映される。だからこそ、良くも悪くも、私たちは遺言書に振り回されてしまうのだ。※女性セブン2020年7月9日号
2020.07.02 16:00
マネーポストWEB
史上最高の医療ドラマは何か
史上最高の医療ドラマはどれか『白い巨塔』『ドクターX』等TOP20
 今、ドラマ界で最も熱いジャンルが「医療モノ」だ。生死をテーマに重厚な人間ドラマが描かれるだけに、古くから視聴者の心を鷲掴みにする傑作が数多く生まれてきた。本誌・週刊ポストは読者1000人に緊急アンケート。「史上最高の医療ドラマ」をランキングした。◆医療ドラマベスト20(順位、タイトル、主演、平均視聴率)1位:『ドクターX~外科医・大門未知子~』(2012年、テレビ朝日系)米倉涼子、19.1%2位:『白い巨塔』(1978年、フジテレビ系)田宮二郎、12.8%3位:『コード・ブルー -ドクターヘリ緊急救命-』(2008年、フジテレビ系)山下智久、15.7%4位:『Dr.コトー診療所』(2003年、フジテレビ系)吉岡秀隆、19.0%5位:『医龍』(2006年、フジテレビ系)坂口憲二、14.7%6位:『JIN─仁─』(2009年、TBS系)大沢たかお、19.0%7位:『救命病棟24時』(1999年、フジテレビ系)江口洋介、20.3%8位:『ベン・ケーシー』(1962年、TBS系)ヴィンセント・エドワーズ、50.6%※最高視聴率9位:『ブラックジャック』(1981年、テレビ朝日系)加山雄三10位:『振り返れば奴がいる』(1993年、フジテレビ系)織田裕二、石黒賢、16.8%11位:『ナースのお仕事』(1996年、フジテレビ系)観月ありさ、17.2%12位:『ER緊急救命室』(1996年、NHK)アンソニー・エドワーズ、21.2%(※米国内)13位:『チーム・バチスタの栄光』(2008年、フジテレビ系)伊藤淳史、13.2%14位:『赤ひげ』(1972年、NHK)小林桂樹15位:『コウノドリ』(2015年、TBS系)綾野剛、11.5%16位:『グッド・ドクター』(2018年、フジテレビ系)山崎賢人、11.2%17位:『ブラックペアン』(2018年、TBS系)二宮和也、14.3%18位:『DOCTORS~最強の名医~』(2011年、テレビ朝日系)沢村一樹、14.8%19位:『白い影』(1973年、TBS系)田宮二郎、21.7%20位:『ブラックジャックによろしく』(2003年、TBS系)妻夫木聡、14.2%『アライブ がん専門医のカルテ』(フジテレビ系)や『心の傷を癒すということ』(NHK)など、今クールのテレビドラマは「医療モノ」が6本に上る。なぜこれほど乱立しているのか。テレビドラマに詳しいライターの田幸和歌子氏がいう。「ヒューマニズムにあふれるストーリーが多い医療ドラマには固定ファンが多く、視聴率が取りやすい。一度セットを組めばその中で撮れるので、コストを抑えられて撮影が楽という制作サイドの事情もある」 名作ぞろいの中、読者アンケートで堂々の“歴代1位”に輝いたのは『ドクターX』(2012年・テレビ朝日系)だった。「院長をはじめ“悪玉”たちも個性派揃いで楽しめる。しょっちゅう出てくる米倉涼子の入浴シーンも最高」(65歳自営業)「“絶対失敗しない”から安心して見ていられるし、見終わった時にスカッとする」(61歳会社員) 平均視聴率はシーズン2以降20%を超え、昨年10~12月のシーズン6も20%近くをキープした。「『ドクターX』の高視聴率が近年の医療ドラマブームを牽引している。“難病患者を救う”“病院内における人間関係”という2つの軸がしっかりしているから、視聴者は安心して楽しむことができます」(ドラマ評論家の成馬零一氏)◆元ネタは『白い巨塔』 大学病院内の権力闘争を描いた不朽の名作『白い巨塔』(1978年・フジテレビ系)が2位に輝いた。出世のためには手段を選ばない外科医、財前を演じた故・田宮二郎の怪しい魅力が光るこの1978年版は多くの視聴者に強烈な印象を残した。「醜い人間関係や裏工作の描写に引き込まれた。とりわけ『教授になるためだったら人殺しだってするぞ』という財前のセリフにはゾッとした」(66歳会社役員)「最後、胃がんで亡くなった財前の遺体が病理解剖室に送られるのを、白衣の医師や看護師が廊下にズラリと並んで見送るシーンは、今も忘れられない」(62歳会社員) 撮影終了後、田宮が拳銃自殺したことが大きな衝撃を与え、その後に放送された最終回は31.4%の高視聴率を記録した。『白い』シリーズの第一作である『白い影』(1973年・TBS系)も19位に。こちらは田宮演じる外科医・直江をめぐる華やかな女性関係が見どころ。「看護師役の山本陽子は本当に綺麗だったし、同じ看護師役の中野良子も可愛かったなぁ~」(70歳無職) 2001年には中居正広が直江を演じ、竹内結子を相手役にして『白い影』(TBS系)をリメイク。昨年もテレビ朝日が開局60周年を記念して、5夜連続で岡田准一主演の『白い巨塔』を放送するなど、『白い』シリーズの人気は根強い。 織田裕二主演で話題を呼んだ10位の『振り返れば奴がいる』(1993年・フジテレビ系)にも、『白い巨塔』の影響が認められるという。「脚本の三谷幸喜さんが『元ネタは白い巨塔』と公言しています。はじめはコメディとして描く予定が、脚本段階でシリアス路線に変更してヒット作になりました」(田幸氏) 63歳会社員が当時を振り返る。「織田の演じる腕は立つがあくどい医者の司馬と、正義感の強い石川(石黒賢)の掛け合いが毎回楽しみだった。最終回で司馬が刺されるシーンは、衝撃だった」 人情家の医者を描いたドラマの原点ともいえる『赤ひげ』(1972年・NHK)は14位。同じく江戸時代が舞台のタイムスリップもの『JIN―仁―』(2009年・TBS系)は6位に入った。離島での医療をテーマにした4位の『Dr コトー診療所』(2003年・フジテレビ系)は、さしずめ“現代版赤ひげ”といったところか。◆根底にロマン 9位にランクインした『ブラックジャック』(1981年・テレビ朝日系)は、その後の医療ドラマの流れを作った重要な作品だと成馬氏は分析する。「手塚治虫が原作漫画で生み出した1話完結のストーリーで、一匹狼の天才医師が毎回、患者の難病を解決するというフォーマットは『ドクターX』にも活かされている。5位の『医龍』(2006年・フジテレビ系)も同様です」 脚本を担当したジェームス三木氏が語る。「元々手塚さんの作品は読んでいて興味があったしドラマ化したいとずっと思っていた。『ブラックジャック』は医者の話だけど、根底のところにロマンがあった。医療のリアリティな部分もあれば、ありえないようなフィクションの部分もある。そこが魅力だった」 一方、“救命救急”系の雛型になったのが、12位に食い込んだ海外ドラマ『ER緊急救命室』(1996年・NHK)だ。「『ER』が日本で放送されたことをきっかけに、日本でも医療現場全体を描く作品が作られるようになりました。3位『コード・ブルー』(2008年・フジテレビ系)、7位『救命病棟24時』(1999年・フジテレビ系)もその流れをくんでいます」(成馬氏)『ER』は15シーズンも続いた人気シリーズだ。「最初に見た時は、日本のドラマにはないリアルさと緊迫感溢れるシーンに圧倒された。救命医たちの情熱と葛藤もしっかり描かれていて、人間ドラマとしても楽しめる」(55歳会社員) 同じ海外ドラマでは、『ベン・ケーシー』(1962年・TBS系)も8位にランクインした。同作は、脳神経外科に勤務する若き医師ベン・ケーシーを主人公にした医療ドラマで、日本では最高視聴率50.6%を記録した。「『ベン・ケーシー』を見て医者に憧れて医学部を受けたが結果は散々だった(笑い)」(65歳自営業) 現在放送中の『トップナイフ―天才脳外科医の条件─』(日本テレビ系)、『病院の治しかた~ドクター有原の挑戦~』(テレビ東京系)など、今クールの作品もこうした流れを受け継いでいるといえそうだ。“歴代最高”に挙げられるような名作が生まれることを期待したい。※週刊ポスト2020年1月31日号
2020.01.23 11:00
週刊ポスト
日曜プライムのラインナップには再放送作品がズラリ
テレ朝、日曜夜の看板枠 60周年企画なぜドラマ再放送ばかり
 テレビ朝日の夜の看板枠にある“異変”が見られるという。それは名作の再放送ラッシュ。しかも、開局60周年企画だという。テレ朝の狙いとはいったい? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * *『日曜プライム』(毎週日曜21時~)は、テレビ朝日唯一の単発特番枠ですが、今月のラインナップを見て驚かされました。 先週8月4日に『松本清張生誕110年記念 点と線』が放送されましたが、今日11日に予定されているのは『刑事一代 平塚八兵衛の昭和事件史』。前者は2007年、後者は2009年にそれぞれ2夜連続ドラマとして放送された作品です。 さらに来週18日には『松本清張生誕110年記念 十万分の一の偶然』が予定されていますが、こちらも2012年に放送された作品。また、25日の『深層捜査スペシャル』は新作ドラマですが、9月1日の『ナサケの女Special~国税局査察官~』は2012年に放送された作品です。 つまり、「この1か月で放送される5回中4回が再放送」ということ。しかもこれらは「テレビ朝日開局60周年記念」の番組であり、日曜夜という在宅率の高い時間帯を踏まえると、異例のラインナップと言えます。 局を挙げた“60周年記念番組”であり、夏を彩る大型企画にも関わらず、なぜ再放送の作品をそろえたのでしょうか?◆「大物俳優の名作」なら再放送でもOK「夏の傑作選」と掲げているように、上記のラインナップは名作ぞろい。いずれも視聴率15%以上を獲得した実績があり、さらに『点と線』はビートたけしさん、『刑事一代』は渡辺謙さん、『十万分の一の偶然』は田村正和さん、『ナサケの女』は米倉涼子さんと、それぞれ大物俳優が主演を務めました。「名作は時代を超えて愛される」というコンセプトの企画であり、「再放送でも高視聴率が獲れる」という目論見があるのでしょう。 また、見逃せないのは、「松本清張生誕110周年記念」というキャッチコピー。今回放送される『点と線』は2009年にも「松本清張生誕100年記念特別版」、『十万分の一の偶然』は2012年にも「松本清張没後20年・ドラマスペシャル」として放送されていました。毎週平日の日中に『相棒』などを何度も再放送していることも含め、「名作の再放送はテレビ朝日の常とう手段」なのです。 ただ、どんな名作だとしても、通常なら再放送ではなく、リメイクするのがセオリーであり民放としての矜持。実際、今年は『二つの祖国』(テレビ東京系)、『大奥 最終章』(フジテレビ系)、『砂の器』(フジテレビ系)、『アガサ・クリスティ 予告殺人』(テレビ朝日系)、『白い巨塔』(テレビ朝日系)などの名作が次々にリメイクされました。 これはテレビ朝日とフジテレビが開局60周年、テレビ東京が開局55周年を迎えたからであり、「大型ドラマを放送しよう」という狙いは明白。だからこそ、今夏の『日曜プライム』の再放送戦略には「そんな消極策でいいの?」という思いが拭えません。◆名作の縮小再編集に批判の声も 再放送は当然ながら予算削減につながりますし、もともと夏は在宅率が低く視聴率が上がりにくいことも、今回の消極策につながっているのでしょう。 また、『点と線』『刑事一代』が2夜分の放送を1夜分に縮小再編集したことも、「名作と言えども、2夜に渡って長時間見てもらうのは難しい」「1夜で気軽に見られるものにしよう」という消極策の1つ。案の定、ネット上には『点と線』を見た視聴者から、縮小再編集したことで、「名作が損なわれた」という声も見られました。 今回の再放送戦略は、60周年企画というより、「コスパ、夏、視聴率」を考慮したものである可能性が高いため、仮に高視聴率を獲得できたとしても、テレビ朝日の評判が上がることはないでしょう。 やはりBSやCSではない以上、どんな名作でも再放送で視聴者の信頼を得ることは難しいものがあります。もしテレビ朝日の戦略に他局が追随しはじめたら、地上波のテレビ離れが加速しかねない危険な兆候ではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.08.11 07:00
NEWSポストセブン
フジの看板ドラマ枠に変化が?(『監察医 朝顔』公式HPより)
フジドラマ枠に異変 月9はヒット、木曜劇場は本塁打狙いに
 数々のヒットドラマを生み出してきたフジテレビのドラマ枠「月9」と「木曜劇場」。この2大ドラマ枠に異変が見られるという。いったい何が起こっているのか? コラムニストでテレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * フジテレビの看板ドラマ枠に変化のきざしが見えます。 1つは1987年にスタートし、『東京ラブストーリー』『ひとつ屋根の下』『ロングバケーション』『HERO』などのヒット作を生み出してきた月9。もう1つは1984年にスタートし、『愛という名のもとに』『29歳のクリスマス』『白い巨塔』『眠れる森』らのヒット作を生み出してきた木曜劇場。 月9は若年層向けラブストーリーのドラマ枠だと思われがちですが、実際は時代の流行に合わせてさまざまな職業や生き方を描きながら、恋愛の要素を織り交ぜて若年層にもリーチしてきました。 ところが今夏放送の『監察医 朝顔』は、法医学の世界を穏やかなトーンで描き、東日本大震災をモチーフにするなど流行とは無縁の作品。また、ヒロインの万木朝顔(上野樹里)には初回から桑原真也(風間俊介)という恋人がいて、2話で早くもプロポーズされるなど、恋愛の要素はほとんどありません。 一方、木曜劇場のターゲットは一貫して、大人の女性層。たとえば、『最後から二番目の恋』『最高の離婚』『医龍』『風のガーデン』など、大人世代の恋愛・結婚、職業や生き方を描き続けてきました。 ところが今夏放送の『ルパンの娘』は、他局を見渡しても前例がないほどの振り切ったコメディ。年齢性別を問わず笑わせることを狙った作品であり、若年層にもウケていて、ツイッターの世界トレンド3位にランクインするなどネット上の動きが活発です。 これまでとは明らかに異なる作風なのはなぜなのでしょうか? ともに30年超の伝統を持つ看板ドラマ枠に起きている変化を掘り下げていきます。◆月9はヒット狙い、木曜劇場はホームラン狙い 月9は、2010年代に入って視聴率の低下が止まらず、「最低視聴率更新」という報道が相次ぐなど、何度となく打ち切り危機が噂されてきました。昨年も『海月姫』『コンフィデンスマンJP』はネット上の評判こそよかったものの、視聴率は1桁に低迷。しかし昨夏以降、刑事ドラマの『絶対零度』、弁護士ドラマの『SUITS/スーツ』、科捜研ドラマの『トレース』、医療ドラマの『ラジエーションハウス』と、リアルタイム視聴されやすく安定した視聴率が計算できるジャンルの作品を続けて、2桁視聴率を獲得しました。 同様に今夏の『監察医 朝顔』も、法医学という視聴率を計算できるジャンルであり、「月9は流行を追うよりも、看板枠として確実に視聴率を取っていこう」という方針が見えます。ただ、「恋愛の要素を入れない」「あえてシリアスな東日本大震災を扱う」「大きな事件や急展開のない静かなムード」という若年層から敬遠されかねないコンセプトは、これまでにない試みと言えるでしょう。『絶対零度』『SUITS/スーツ』『トレース』『ラジエーションハウス』が、「1年間2桁視聴率を記録」という一定の成果をあげたことで、「次は手堅いジャンルを扱うだけでなく、その中で攻めていこう」というフェーズに入っているのではないでしょうか。 一方、木曜劇場は2010年代後半、何をやってもうまくいかず、視聴率はプライムタイムで放送される連ドラの最下位になることもありました。その中で唯一成功した『グッド・ドクター』は、現在月9が取り組んでいるジャンルであり、「フジテレビ制作の2枠に似た作品が並ぶ」のは得策と言えません。 そこで浮上したのは、フジテレビが製作委員会に名を連ねて成功した『翔んで埼玉』のような振り切ったコメディ路線。『ルパンの娘』と『翔んで埼玉』の演出・脚本は同じスタッフであること、さらにコメディ映画『テルマエ・ロマエ』とプロデュース・演出が同じスタッフであることからも、その様子がうかがえます。 スタートからここまで、『監察医 朝顔』は高視聴率を記録し、『ルパンの娘』は前述したツイッターのほか見逃し配信視聴数でも歴代最高レベルを記録。「月9は広告指標である視聴率を担い、木曜劇場は話題性やネットの反響を担う」という図式が浮かび上がってきます。 たとえるなら、前者がコツコツとヒットを狙うアベレージヒッターで、後者はフルスイングでホームランを狙うホームランバッター。2010年代の低迷をきっかけに、長年の伝統にしばられることなく、新たな方針を打ち出しているのではないでしょうか。◆なぜ「リニューアルします!」とPRしないのか? ただ、大きく変化させているにも関わらず、フジテレビは「ドラマ枠の方針を変えます」「月9はリニューアルしました」とPRしていません。「なぜPRしないの?」と思うかもしれませんが、もともと民放各局は、ドラマ枠そのもののPRをすることはほとんどないのです。たとえば、TBSの『日曜劇場』は熱い男たちが戦う職業ドラマ、『火曜ドラマ』は漫画を原作にした女性の共感を狙うドラマ。日本テレビの『水曜ドラマ』は女性主人公の仕事と恋を描いたドラマ。テレビ朝日の水曜9時と『木曜ミステリー』は刑事ドラマというように、それぞれハッキリとしたカラーがあるにも関わらず、各局が自らそれを打ち出すことはありません。 その理由は、ターゲット層以外の視聴者層をシャットアウトしないため。どのドラマ枠にも、いわゆる“お得意様”のターゲット層がいますが、それ以外の層に「自分には関係のないドラマ枠」と思われないために、「ウチはこういう枠です!」とPRをしないのです。また、ターゲット層の人々も、時代や流行に合わせて嗜好が変わるため、「同じテイストのドラマを放送し続けていればいい」というわけではないのでしょう。 特にフジテレビが近年そうだったように、視聴率の低迷が長引いたときはリニューアルの必要性に迫られますし、変えたものがまた不振に陥れば再リニューアルを求められるなど、あくまで暫定的な変更に過ぎないため、わざわざ「リニューアルします!」とPRしないようです。◆バラエティもリニューアルのPRはしない「ウチはこういう枠です」「リニューアルします!」とPRしないのはバラエティも同様。基本的に1クール1作のドラマとは異なり、継続することが前提のバラエティは、「視聴率がふるわないときも、打ち切って新しい番組を作るのではなく、内容をリニューアルして浮上を狙う」という方法がよく採られます。 たとえば、『世界の果てまでイッテQ!』『行列のできる法律相談所』『人生が変わる1分間の深イイ話』など日本テレビのバラエティでは定番の手法であり、フジテレビの『ネプリーグ』『坂上どうぶつ王国』『ダウンタウンなう』なども同様。しかし、内容を変えるときは、「新企画スタート」と打ち出すことはあっても、「リニューアル」と打ち出す番組はほとんどありません。やはりテレビマンたちの頭には、「リニューアルは暫定的なもの」「再リニューアルもありうる」という意識があるのでしょう。 まだ月9も、木曜劇場も、今後どのような方針で制作されていくのかは未知数ですが、今作がテストケースになったのは間違いありません。ネットの普及で流行のサイクルが早くなり、視聴者嗜好をとらえながら変化し続けることが望まれる時代だけに、ドラマ枠でもこのような「PRなきリニューアル」が増えていくのではないでしょうか。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.07.28 07:00
NEWSポストセブン
私財を投じてまで浅田主演の映画を作ろうとしていた樹木さん
樹木希林さん、浅田美代子主演作への演技指導にみる絆
 樹木希林さん(享年75)が制作に関わっていた『エリカ38』の撮影がスタートしたのは昨年2月のことだった。同作は、被害総額27億円、被害者は男性ばかりで120人超ともいわれる“つなぎ融資事件”の山辺節子被告(2017年4月逮捕)をモデルにした作品だ。山辺被告はタイで逮捕された。 低予算のため撮影スケジュールは2週間ほど。1日も休みはなく、朝から晩まで撮影が続いたという。4日間のタイでのロケも敢行。浅田美代子(63才)はタイで本物の護送車に乗る撮影も行った。 樹木さんもタイトなスケジュールに対応していたが、その頃、彼女の体調はかなり悪化していたという。なお、同作は、樹木さんが、山辺被告のニュースを見た時に「美代ちゃん、こういう役をやったらいいのに」と言ったのがきっかけで誕生したという。樹木さんは、私財を投じてまで浅田主演の映画を作ろうとしていた。それほど2人の関係は深いものだった。「当初は今年に入ってからの撮影予定だったのですが、希林さんの意向で1年間前倒しになった。きっとご自身の体調のことがわかっていたんでしょうね。食欲も落ちていて、ずいぶんやせていた。それでも浅田さんのためなのか、自分の出番がほとんどない時でも、撮影現場に来ていました」(映画関係者) 浅田が62才の誕生日を迎えた昨年2月15日、映画撮影は佳境に入っていた。スタッフがケーキを用意すると、樹木さんは“あの娘は~♪”と浅田の往年のヒット曲『赤い風船』を歌い出したという。「希林さんに“ほら、美代ちゃん。あなたも歌いなさい”と促されて、浅田さんも口ずさみ始めたんですが、浅田さんの目には涙が光っていたそうです。毎年、浅田さんの誕生日には一緒に食事に行ったり、温泉に行ったりしていました。どちらかが忙しくて会えない時には、希林さんが留守番電話に“Happy Birthday”を歌ってくれていたとか。希林さんの体がいつまでもつか、という時期だったので、47年も一緒に過ごしてきた浅田さんには、万感の思いがあったのでしょうね」(スポーツ紙記者) 映画撮影中、樹木さんは浅田に対して、演技指導も熱心に行っていたという。「監督を差し置いて指導するようなことは、希林さんは絶対にしません。だから2人きりになった時に、自分が思ったことを伝えていたようです。特に注意していたのは“話し方”。人はそれぞれ知らないうちに話し方にクセがついているので、演じる上では、それを変えていかなければいけない。 話し方から“浅田美代子を消す”ことで初めて、見ている人は浅田美代子を忘れて映画に入り込めるのだ、と。“下手くそ”なんて言いながら、繰り返しアドバイスしていたそうです。希林さんは親心として、浅田さんに“演技力”という無形の財産を遺してあげたかったのでしょう」(別の映画関係者) 浅田はその女優魂をしっかりと受け継いだ。5月22日から5夜連続で放送されたドラマ『白い巨塔』(テレビ朝日系)でも、病院の教授夫人会を“牛耳る”医学部部長の妻を演じた。「いやらしく、ねちっこい女性を好演した。女優としてひと皮むけた印象で、今後は希林さんが演じていたような味のある“おばあさん”役もこなせるのではないでしょうか」(前出・スポーツ紙記者) 樹木さんは天国で「下手くそね」なんて言いながら、浅田の熱演を微笑んで見守っているに違いない。※女性セブン2019年6月6日号
2019.05.29 16:00
女性セブン
高島礼子
高島礼子、93才父の延命治療に「本当に良かったか」と葛藤
 ここ最近の彼女の“変化”に周囲は驚いている。5月31日から東京・新橋演舞場で上演される舞台『翔べないスペースマンと危険なシナリオ~ギャグマゲドンmission~』で、初めての喜劇にチャレンジする高島礼子(54才)。 活躍の場は舞台だけではない。5夜連続で放送される『白い巨塔』(5月22日~・テレビ朝日系)では、主人公・財前五郎の師である医師・東貞蔵の妻を演じる。高島が仕事を増やしている背景には「ある事情」があると彼女の知人は語る。「クールでシリアスな役が多い高島さんが、今度の舞台ではダメ人間を演じて人を笑わせる。最近、これまでにない役を含めて仕事を増やしているのは、93才のお父さんの病状が関係しているようです」 神奈川県横浜市内にある高島の実家の近隣住民が言う。「以前は高島さんのお父さんが暮らしていましたが、今は病院に移られたようで、誰も住んでいません。ガスも電気も止めていると聞いたので、しばらく帰って来ないのだと思います」 高島の父の現状に触れる前に、「父と娘」の物語を振り返ろう。高島は1964年、横浜市生まれ。20才の頃に母をがんで亡くして以来、彼女を励まし続けたのは父だった。「大学で英語を教えていたお父さんは厳格なかたでしたが、高島さんが芸能界入りを悩んでいる時には『自信を持って自分で判断しなさい』と背中を押しました。この言葉に勇気づけられた高島さんは、芸能界に飛び込むことを決めたのです」(前出・高島の知人)◆豪邸をバリアフリーにしたが… 1999年2月に高島が高知東生(54才)と結婚してからは、父は横浜市内の実家でひとり暮らしをしていた。 異変が生じたのは2004年。実家に帰った姉が、「お父さんが何か変なことを言う。絶対に病気だ」と言い出した。 高島は真剣に受け止めなかったが、姉の言葉に押されて車で病院に連れて行く途中、高速道路を見た父が「あっ動物園だ」と口走った。その後のCT検査で、パーキンソン病により幻影が見えたことがわかった。 以降、父は幻聴や幻影に苦しむようになった。時には高島を見て「あんた、誰だ」と言い、寝ている最中に暴れてベッドから落ちることもあった。高島は忙しい身でありながら、できるだけ病院を訪れて父を看病した。 幸い、何度か転院を繰り返すと父に合う病院が見つかった。てんこ盛りの薬を減らすと症状が徐々に回復。幻聴や幻影が消えた。当時の高島は、父との同居を心に決めていた。「彼女は、お父さんが退院したら都内の自宅で介護しようと考えていました。2004年末に完成した3億円の豪邸にはお父さんの部屋を作り、エレベーターや手すりを取り付けてバリアフリーにしました」(前出・高島の知人) しかし父は、50年も慣れ親しんだ実家での生活を望んだ。その思いに応えた高島は、父が実家で安心して暮らせるよう全力を尽くした。「高島さんは最初こそ『何でもかんでも自分たちでやる』と、都内の自宅から横浜に通い、必死に介護していましたが、それではストレスや過労で共倒れになると気がついた。それから実家ではヘルパーや家政婦5~6人がシフトを組み、お父さんの面倒を見るようになったんです。 そうして高島さんの体の負担は減ったのですが、当時お父さんは車いす生活。介護は24時間体制だったため、介護保険で利用できる枠を大きく超え、高島さんの金銭面の負担は相当なものになっていた」(前出・高島の知人) 2016年6月には高知が知人女性と横浜市内のラブホテルで覚せい剤と大麻を所持して逮捕された。この「シャブ不倫」で高島は高知と離婚。私生活のトラブルに見舞われたこの頃、父の病状が大きく変化した。「それ以前のお父さんは車いすでも高島さんの舞台を見に行き、いつも近くで応援していましたが、この頃から外出が厳しくなった。それでも高島さんは“望みがある限り治療したい”と希望し、3年ほど前から胃にカテーテルを通して直接栄養を補給する『胃ろう』に踏み切りました。 これは自力で食べられない人向けの“延命治療”の1つ。そして最近、お父さんは実家から病院に移られた。今年1月の時点では、意識は、もうほとんどなくなっていたようです」(前出・高島の知人) 事前に延命治療について話し合っているケースは少ない。高島も、父の意思を確認できていなかった。それゆえ、高島は治療について思い悩んでいるという。「高島さんは母を若くして亡くした際、きちんと治療させられなかったことを深く後悔し、“お父さんは必ず自分が支える”と決意しました。これまで必死に介護を続け、一縷の望みでもあれば、治療を続けたのはそのためです。でも現在の彼女は“胃ろうをして本当によかったのか”“いつお父さんを楽にしてあげたらいいのか”とずっと考えています。迷いをふっ切るように今は仕事に打ち込んでいるように見えます」(前出・高島の知人) 高島は2018年1月に発売された終活情報誌『終活読本ソナエ』で、苦しい胸の内をこう明かしている。《2年前に胃瘻(いろう)を始めたのですが、やって良かったのか、悩ましいところです。でも、ここまで治療に頑張ってしまうと、もう何が良いのか分からなくなってしまいます。正直言って、ひょっとすると自分たちの自己満足のために延命しているのではないか、という思いもあります》 誰よりも父思いだからこそ葛藤し続けている高島。この先、彼女が下す判断を尊重したい。※女性セブン2019年6月6日号
2019.05.24 16:00
女性セブン
太宰の子を身ごもる愛人・静子役を演じる沢尻
岡田准一版『白い巨塔』、脇役も光る見事なキャスティング
 放送作家でコラムニストの山田美保子氏が独自の視点で最新芸能ニュースを深掘りする連載「芸能耳年増」。今回は15年ぶりにドラマ化される『白い巨塔』について。 * * *「往年の作品と比較されても負けないように、みんなで頑張っている…」 とは、5月22日から5夜連続放送の「テレビ朝日開局60周年記念 ドラマスペシャル『白い巨塔』」に主演しているV6岡田准一の言葉である。 山崎豊子さん原作の同名長編小説は、1966年、主演・田宮二郎で映画化。翌1967年、主演・佐藤慶でテレビ朝日がドラマ化。さらに、1978年、フジテレビが田宮さんでドラマ化している。 1990年には村上弘明主演でドラマ化。これはテレビ朝日によるものだ。◇多くの人の記憶に残る唐沢寿明版『白い巨塔』 果たして多くの人の記憶に残るのは、2003年、唐沢寿明主演で2クールにわたってフジテレビがドラマ化した『白い巨塔』だろう。 脚本は数多くのヒット作をもつ井上由美子氏。あの『GOOD LUCK!!』(TBS系)と同年、2クールの『白い巨塔』がスタートした。近年も『BG 身辺警護人』『緊急取調室』(共にテレビ朝日系)など、“会話劇”に定評がある。 キャストは「財前五郎」に唐沢寿明、「里見脩二」に江口洋介。二人は1992年、同局のドラマ『愛という名のもとに』でも同級生・同じ部活員役で共演していた。その唐沢と江口が、正反対の医師役を演じるということだけでも話題性は抜群だったものだ。 さらに2人の恩師「東教授」に石坂浩二、ライバル「鵜飼教授」に伊武雅刀、財前を尊敬する若き医局員に伊藤英明。「東教授」の娘役に矢田亜希子。財前の愛人役は黒木瞳、財前の妻役には若村麻由美。その父親役である西田敏行らのことは筆者も鮮明に覚えている。  そして、かなり厚めに描かれた「教授婦人会〈くれない会〉」での鵜飼教授夫人・野川由美子、東教授夫人・高畑淳子らのイヤらしいほどの名演技は忘れられない。 このように、ストーリーだけでなく、直近の連続ドラマのキャストも記憶に残るなか、テレビ朝日がどう新たな『白い巨塔』を世に送るのか。非常に興味深かった。 実は事前に、5話をすべて見せてもらったのだが、もっとも圧倒されたのは、その見事なキャスティングだった。 財前五郎を演じた岡田准一は、言わずと知れた華のある演技派俳優。NHKの大河ドラマ『軍師官兵衛』の視聴率を後半、右肩上がりに押し上げたり、映画『永遠の0』と『蜩ノ記』で「日本アカデミー賞」の最優秀主演男優賞と最優秀助演男優賞をW受賞したりと、彼の挑戦はそのまま高い評価に繋がっている。岡田自身も「同業の人が『いいね』と言う役柄をやらせてもらってきて、恵まれた環境で仕事をさせてもらってきている」と、新聞のインタビューに答え、そこは認めているところのようだ。 筆者は2016年の映画『海賊と呼ばれた男』で90代まで演じ切った岡田の名演技が忘れられない。今回の『白い巨塔』でも、財前の“弱さ”が垣間見えてきてからのシーンが岡田は抜群にうまかった。◇沢尻エリカVS夏帆の“対決”に見応え ここからは、岡田以外のキャスティングで、特筆すべき人たちを挙げていきたい。 最初に記しておくが、出てくる役者は全員素晴らしくいいのだ。登場シーンがそれほどない人や、本当に、1、2シーンしかない人にまで、キャスティングに手抜き、ナシ、バーター、ナシ、テレビ朝日への貢献度も関係ナシの見事なキャスティングなのである。このシーンだけに、これだけの人を連れてきたのかと、見たら驚くことばかりだと思う。 まずは松山ケンイチ。わかりやすくするため再び記すが、「唐沢版」で江口洋介が演じていた「里見」の役である。物静かで、心優しく、目の前で何が起きてもほとんど表情を変えず、心の中の波風を押し殺した冷静な「里見」を見事に演じ切った松山の”空気感“に、終始、助けられたような状態だった。 続いては沢尻エリカ。「唐沢版」では黒木瞳が演じていたので、比較すると、彼女の若さや、クラブ勤めというよりは、どちらかというとキャバクラっぽい雰囲気はいかがなものかと思っていたのだが、「財前」を「五郎ちゃん」と呼びつつ、彼の止まり木で居続ける陰の存在をこれまた見事に演じていた。 財前の妻役の夏帆も良かった。「唐沢版」では若村麻由美だったので、こちらも見る前は若さを感じたし、過去、それほど“お嬢さま役”が多かったワケではないが、父親役の小林薫と共に、“セレブ”が似合ったし、終盤、沢尻と対峙するシーンは特に素晴らしかった。◇「お嬢さま」を見事に表現した飯豊まりえ ここからは意外な3人である。一人目は、寺尾聡演じる「東教授」の娘役、飯豊まりえである。「唐沢版」では矢田亜希子が演じていた“お嬢さま”だ。スタイルの良さや、芸人たちが認めるバラエティー力、『にじいろジーン』(関西テレビ・フジテレビ系)でのMC力など、モデルやタレントとして評価させてもらっていたものだ。加えて、『MARS~ただ、君を愛してる~』や『トラさん~僕が猫になったワケ~』など、アイドル映画の体裁をとる作品への出演が強い印象が筆者にはあった。 だが、飯豊は、「お嬢さま」ならではの芯の強さや行動力を静かに強く演じ切った。この作品は彼女にとって、間違いなく代表作になるに違いない 続いては向井康二だ。「誰?」と思う方が大半だと思うが、彼は関西ジャニーズJr.の人気メンバーとして活躍し、現在は、人気ユニット「Snow Man」に加入。MC力に秀で、顔面偏差値もすこぶる高いイケメン。「唐沢版」で「中村雅俊の息子が演じていた役」と聞けばピンとくる方がいらっしゃると思う。 向井の登場は第3夜から。以降はとても重要な役どころで、父親役は柳葉敏郎、母親役は岸本加世子。大阪が舞台ゆえ、関西弁がスムーズに出てくる向井はそもそも適任なのだが、知名度という点では、他の関西ジャニーズJr.たちも候補だったに違いない。 でも向井康二が選ばれた。岡田と同じジャニーズ事務所(ちなみに岡田も関西人)であることから「バーター?」と思われてしまいがちだが、3夜、4夜、5夜と見ていく内に、向井の演技がどんどん迫力を増してくることが見て取れた。さぞ刺激的な現場だったことだろう。 AIの話もフツーに出てくる令和版『白い巨塔』にあって、若々しく軽やかな向井の存在は、とても意味があると私には思えた。舞台経験は多いので、芝居が大きくなりがちかと思ったが、すぐさま軌道修正してきた。彼もまた「代表作」といえる映像作品に巡り合えたというワケ。強運の持ち主だと思った。◇「新境地」を開いた浅田美代子 そして浅田美代子である。6月7日公開の主演映画『エリカ38』で、60代にして初めて本格的なセクシーシーンに挑戦したり、「つなぎ融資の女王」をモチーフにした作品に彼女が体当たりで挑戦した“きっかけ”をつくったのは、親友であり、姉であり、母のような存在だった樹木希林さんだ。 希林さんは生前、「美代ちゅわん(←希林さんは、このように呼んでいた)は、(プライベートで)けっこう苦労してきてるのに、それが演技に出ないのよね」と言っていらしたそうだ。それを「いいこと」と捉えてくれていたという希林さんだが、『白い巨塔』の浅田を見たら、なんとおっしゃっただろうか。「くれない会」の会長をつとめ、教授夫人としてのプライドと傲慢さを持ち合わせた浅田の演技は、『エリカ38』に勝るとも劣らない「新境地」だと私には思えた。「このままでは、バラエティータレントで終わってしまう」という悩みを希林さんに吐露したことがきっかけとなってスピーディーに公開まで進んでいった『エリカ38』と『白い巨塔』により、この先、彼女には、『釣りバカ日誌』の「みち子さん」とは大きく異なる新たな作品からのオファーが届きそうな気がする。  彼らだけではなく、あらゆるシーンで「そう来たか」「いやはや、お見事」と唸らされた『白い巨塔』のキャスティング。主演の岡田准一が覚悟していたように、全キャストが「往年の作品と比較されても負けないように」役を全うした結果であろう。5夜連続の『白い巨塔』、改めて、1夜たりとも見逃したくない作品だ。
2019.05.22 07:00
NEWSポストセブン
連ドラがまさかの長期化? 時代に逆行する戦略の理由
連ドラがまさかの長期化? 時代に逆行する戦略の理由
 連続ドラマに新しい動きが出ている。長期に渡って、放送する作品が増えているのだ。少し前までは、朝ドラや大河以外ではあまり見られなかった“長期放送ドラマ”の増加。そこには、いったいどんな事情があるのか? テレビ解説者の木村隆志さんが解説する。 * * * 18日、『科捜研の女』(テレビ朝日系)の第1話が放送され、視聴率13.7%を記録する好スタートを切りました。第19シリーズとなる今作は、何と1年間に渡る長期放送です。 その10日前の8日には、『やすらぎの刻~道』(テレビ朝日系)がスタート。こちらも月~金曜に放送される帯ドラマであるにも関わらず、1年間に渡る長期放送です。 さらに14日スタートの『あなたの番です』(日本テレビ系)も、プライム帯では異例の2クール(半年間)に渡る長期放送。しかも『相棒』(テレビ朝日系)のような1話完結形式ではなく、「1回見逃したら物語がわからなくなる」長編ミステリーであることに驚きの声があがっています。 近年の連ドラは、通常の1クール(3か月間)でも、かつてのように11~12話放送する作品が少なく、8~9話に留める作品も少なくありません。また、ネットでは、わずか数分間の動画が定着したほか、配信ドラマも1本30分程度の短い作品が主流です。 今春スタートの3作は、なぜ時代に逆行するような長期放送に挑んでいるのでしょうか?◆長期放送ドラマの理由は三者三様 前述した3作が長期放送されているのは、それぞれに異なる事情があります。 まず『科捜研の女』は、「放送開始から20周年」「テレビ朝日開局60周年」という2つの節目を飾る一大プロジェクト。加えて、1999年のseason1からseason10までは1クール放送だったものの、2011年のseason11で2クール放送に挑み、その後もseason13、15、16、17で約半年間の放送に挑み、安定した視聴率を獲得した実績があります。「『科捜研の女』なら1年間の放送でも大丈夫」「何よりのファンサービスになるのではないか」という実績に裏付けされた確信があるのでしょう。 同様に『やすらぎの刻~道』も「テレビ朝日開局60周年記念作」の1つですが、その意味合いは少し異なります。同作は2017年に『帯ドラマ劇場』の第1弾として放送された昼ドラマ『やすらぎの郷』の続編で、しかも2クール放送の実績がありました。 巨匠・倉本聰さんが脚本を手がけること、石坂浩二さんをはじめとする往年の名優たちがズラリ顔をそろえること、両者に親しみのある高齢層がターゲットであること、比較的リスクの軽い昼帯の放送であることなど、1年間放送するだけの理由がそろっているのです。 一方、『あなたの番です』が放送されているプライム帯は、注目度が高く、視聴率の獲得が期待されるなどハイリスク。しかし、同作が放送されているドラマ枠『日曜ドラマ』のコンセプトは「話題性と中毒性を持つエッジの効いたエンターテインメント」であり、思い切った勝負に出ているのです。前々作の『今日から俺は!!』、前作の『3年A組』の作風を見ても、「勇気を持って勝負しよう」という姿勢が伝わってくるのではないでしょうか。◆テレビ番組は長さも売りにできる それぞれの事情は異なりますが、3作に共通しているのは、「ターゲットの視聴者層にここでしか見られないドラマ、見たことのないドラマを届けよう」という前向きな制作スタンス。これまではコアターゲットこそあるものの「できるだけ多くの層に見てもらいたい」という制作スタンスでしたが、視聴者嗜好の細分化に合わせて「ある層に深くささるドラマ」を手がける流れが生まれているのです。 また、「地上波のテレビ番組として、ネットコンテンツとの差別化を図ろう」という狙いもあるでしょう。日本のネットコンテンツは短さを売りにしたものが主流ですが、「テレビ番組は長さも売りにできる」と考えられるからです。 昨今の視聴者は、「判断が早くなった」「飽きっぽくなった」とひとくくりにされがちですが、必ずしもそうとは言い切れません。テレビマンたちの中に、「視聴率を追うだけでなく、いかに愛情を抱いてもらうか」という視点が芽生えはじめていることもあって、「長く楽しんで愛情を深めてもらいたい」という意図がうかがえるのです。 その他、「月~土曜の帯ドラマとして半年間放送される朝ドラがヒットを連発している」「2クール以上のほうが海外に販売しやすい」などの理由も、長期放送の理由としてあげられるでしょう。◆朝、昼に続いて夜の帯ドラマも誕生する? 山崎豊子さんの小説をドラマ化した2003年の『白い巨塔』と2009年の『不毛地帯』は当時珍しい2クール放送でしたが、今後もそれくらいの大作に再び挑む可能性も考えられます。朝、昼に続いて夜にも半年間放送の帯ドラマが誕生しないとも言い切れませんし、2クール以上の長期放送は、今後もときどき制作されていくのではないでしょうか。 ただ、視聴率をベースにしたビジネスモデルが大きく変わらない限り、長期放送のドラマがテレビ局にとってハイリスクなものであるのは間違いありません。だからこそ成功したときの成果は大きく、人々の心に残る名作となる上に、単発・1クール・2クール以上の3タイプを見せることで多様性にもつながります。 テレビ業界にとってさらに重要なのは、成否に関わらず挑戦する姿勢を視聴者に見せ続けること。その意味で、テレビの魅力を保つためにも、長期放送ドラマは、鍵を握る存在なのです。【木村隆志】コラムニスト、芸能・テレビ・ドラマ解説者。雑誌やウェブに月20本超のコラムを提供するほか、『週刊フジテレビ批評』などの批評番組に出演。タレント専門インタビュアーや人間関係コンサルタントとしても活動している。著書に『トップ・インタビュアーの「聴き技」84』『話しかけなくていい!会話術』『独身40男の歩き方』など。
2019.04.27 07:00
NEWSポストセブン
生田悦子さんが選んだお墓 夫が明かす「母への愛情」
生田悦子さんが選んだお墓 夫が明かす「母への愛情」
 死を前にした各界の著名人は、愛する家族のためにどんな「生前手続き」を行っていたのか──。昨年7月に亡くなった女優の生田悦子さん(享年71)は、「娘から母」への生前の思いを、夫がサポートした珍しい例だ。 最高視聴率38.8%を記録した『欽ドン!良い子悪い子普通の子』(1981年)やドラマ『白い巨塔』(1978年、ともにフジテレビ系)で人気を得るも、48才の時に更年期障害に伴う、うつ病を発症。一時は芸能界引退を考えるほど悪化したが、治療を受け、57才で実業家の村田陽一さんと結婚した。つらい闘病体験からか、結婚生活ではシンプルで必要なものだけを求めたという。村田さんは懐かしさに目を細める。「ぼくと結婚してからは、『毎日舞台で同じせりふを言ったり、同じ衣装を着るのはもう嫌』『自分が本当においしいと思うものを、好きな人と好きな場所で食べたい』と主張するようになり、仕事をずいぶんセーブしていました。還暦を目前に迎えた正直者の彼女らしい生前整理だったのかもしれません」 料理上手で、部屋の片づけも得意だったという生田さんは、虚血性心不全で急死してしまうが、そのキッチリとした性格に、村田さんは生田さんの死後も助けられたという。「普段からしっかり整理整頓ができていて、おかげで通帳類や宝飾品の場所は日頃からシェアできていました。あとは、水やトイレットペーパーなどの日用品を大量にストックしてくれていたことも助かった。葬儀の手配でバタバタしたり、心労が重なると、日常の些細なことには手が回らなくなってしまうので」(村田さん) 夫への深い愛情を抱いていた生田さんだが、ひとつだけ、どうしても譲れない意外な信念を持っていた。それは「母親と同じ墓に入る」ことだった。「2人は決して良好といえる仲ではありませんでした。義母は、妻を銀座のクラブに売り飛ばそうとしたり、妻が女優としてブレークした後も、妻子ある男性と心中未遂事件を起こし、それによって妻は仕事をすべてキャンセルする羽目にもなりました。しかし、散々振り回されたにもかかわらず、妻は母親を見捨てることができなかった。義母が亡くなるまで30年間、毎月の仕送りを欠かしませんでした」(村田さん) 生前、生田さんとともに母親が眠る福岡の墓にもお参りをしたという。「母親の墓前で、『この墓に入りたい』と言った時の妻の表情から、本当に彼女が母親を愛していることを感じました。私は長男で、村田家の墓もありますが、妻の遺志を尊重してあげたくて『わかったよ、そうするよ』と返事しました。まさか本当に彼女が先に逝ってしまうとは思いませんでしたが…」(村田さん)  現在、生田さんは母親の墓で眠る。村田さんは自らの命が尽きたら、この墓に入って、愛する妻と、妻が愛する母と3人で永眠するつもりだという。※女性セブン2019年3月28日・4月4日号
2019.03.28 16:00
マネーポストWEB
矢田亜希子、40歳のグラビアに「技術の革新はすごいですね」
矢田亜希子、40歳のグラビアに「技術の革新はすごいですね」
 グラビア撮影は約7年ぶりです。以前は現場でポラを見ながらやっていたのに、今では完全にデジタルで、ドローンまで飛んで……技術の革新はすごいですね(笑い)。久々だった分、時の流れを感じました。 今回撮影していただいた野村誠一さんは、若い頃に写真集も手がけていただくなど、一番私の写真を撮っていただいている方です。信頼関係があるので、久々の撮影でも安心してお任せすることができました。 できあがった写真は、どれもとても気に入っています。白と黒という、シンプルながらバランス良く、何よりすごく綺麗に撮っていただきました。動画もとても素敵で、グラビアとあわせて楽しんでいただければと思います。 このグラビアが掲載された『週刊ポスト』の発売期間中に、私は40歳になります。最近は1年が本当にあっという間に感じます。2019年は2018年以上に、1日1日を大切に過ごしていきたいですね。【プロフィール】やだ・あきこ/1978年12月23日生まれ。身長164センチ。1995年、ドラマ『愛していると言ってくれ』(TBS系)でデビュー。『やまとなでしこ』『白い巨塔』(フジテレビ系)などの話題作に出演、『マイリトルシェフ』(TBS系)『トップキャスター』(フジテレビ系)では主演を務めた。映画やCMなどにも多数出演。2016年には自身のアパレルブランド「web a la moda by akiko yada」をオープンするなど活躍の場を広げている。◆撮影/野村誠一※週刊ポスト2019年1月1・4日号
2018.12.22 16:00
週刊ポスト
追悼2018 テレビで親しまれた女性たちを見送る
追悼2018 テレビで親しまれた女性たちを見送る
 テレビの画面を通じて日本中の人々に親しまれた人が、今年も数多く旅立った。彼女たちの在りし日の活躍を振り返る。●生田悦子(女優、享年71) 雑誌『平凡』の準ミスに選ばれたことを機に芸能界入りし、1966年に松竹に入社。同年映画『命果てる日まで』で女優デビューを果たす。その後もドラマ『白い巨塔』(フジテレビ系)などで活躍する一方、バラエティ番組『欽ドン!良い子悪い子普通の子』(フジテレビ系)で良いOL役を演じて人気を集めた。 2005年には実業家と57歳で結婚。今年4月に放送された『徹子の部屋』(テレビ朝日系)出演が最後の仕事となった。7月15日に虚血性心不全で他界。●星由里子(女優、享年74) 1958年に東宝が募集した「ミス・シンデレラ娘」に選ばれたことをきっかけに芸能界入り。翌年に映画『すずかけの散歩道』で女優デビューを果たした。 1961年からスタートした『若大将』シリーズでヒロイン役を演じ、人気を不動のものに。『モスラ対ゴジラ』(1964年)などの怪獣映画や任侠映画にも出演。近年は連続テレビ小説『あぐり』(NHK)や『科捜研の女』(テレビ朝日系)など、テレビドラマでも幅広く活躍した。5月16日に京都市内の病院で死去。●浜尾朱美(ニュースキャスター、享年57) 早稲田大学卒業後、1983年にドラマ『おゆう』(TBS系)で女優デビュー。1985年、『おはようTODAY』(テレビ朝日系)出演をきっかけにキャスターに転身。1989年、報道番組『筑紫哲也 ニュース23』(TBS系)に抜擢、1997年9月までキャスターを務めた。 競馬や相撲のファンとして知られ、エッセイやコラムの執筆も手掛けるなど幅広く活躍した。10年以上前から乳がんを患い闘病生活を続けていたが、9月14日に都内の病院で死去。●赤木春恵(女優、享年94) 1940年に松竹ニューフェースとして女優デビュー。大映、東映を経て1959年にフリーとなった。『3年B組金八先生』(TBS系)では温厚な校長先生役を、『渡る世間は鬼ばかり』(TBS系)では嫁をいじめる姑役を好演し、存在感のある女優として親しまれた。2013年に映画『ペコロスの母に会いに行く』に88歳で初主演、“世界最高齢の初主演女優”としてギネス記録に認定された。 2015年に自宅で転倒した怪我がもとで療養生活を続けていた。11月29日に心不全のため死去。●菅井きん(女優、享年92) 1947年に『林檎園日記』で初舞台。映画デビューは『風にそよぐ葦』(1951年)。その後も黒澤明監督の『生きる』(1952年)、『赤ひげ』(1965年)など数々の映画やドラマに出演し、名脇役として活躍した。 若い頃から老け役を演じることが多く、1973年に中村主水の姑役を演じた時代劇『必殺』シリーズ(テレビ朝日系)では、「ムコ殿!」のセリフが流行語に。2010年の大河ドラマ『龍馬伝』(NHK)出演を最後に表舞台から遠ざかっていた。8月10日に家族に看取られながら自宅で息を引き取った。※週刊ポスト2018年12月21日号
2018.12.19 07:00
週刊ポスト
大の本好き・江夏豊氏が語る「我が人生の書棚」
大の本好き・江夏豊氏が語る「我が人生の書棚」
 阪神、南海、広島などで活躍した野球解説者の江夏豊氏は、「本は野球のボールと同じ」と語るほどの“本好き”だ。その江夏氏が、「我が人生の書棚」を語った。 * * * 昭和53年の広島時代、「野球のことを考えると寝付けない」と知り合いの人に言ったら、「じゃあ、本でも読めば」と渡してくれたのが松本清張氏の『点と線』と『眼の壁』。それが面白くて、以来本を読むことが好きになりました。今も枕元に本とタバコがないと眠れないタイプで、どんなに疲れていても夜眠る前に布団の中で寝転んで本を開き、2、3ページでも読みます。読むのは文庫本の小説がほとんどで、月に数冊から10冊程度ですかね。 僕の本の読み方は作家主義と言うのか、気に入った作品と出合うと、その作家の本をすべて読み、場合によっては同じ作品を何回も繰り返し読むんです。 最初にはまった作家が司馬遼太郎さんで、なかでも大好きなのが『燃えよ剣』。幕末維新の動乱の時代を、最後まで自分の意志を貫いて生きた新選組の土方歳三に、勝負の世界に生きていた自分を重ね合わせて読みました。司馬さんの描く土方は自分にとって生きる指針です。 連作短編の『新選組血風録』も好きです。『坂の上の雲』などは何回も読みましたが、唯一読んでいないのは『街道をゆく』。これはもう少し歳を取ったときにじっくり読もうと、あえて今は読まずにいるんです。司馬さんが歩いた街道を、できれば自分も歩いてみたいですね。『燃えよ剣』と同じぐらい大好きなのが、池波正太郎さんの『原っぱ』。池波さんと言えば、『鬼平犯科帳』、『剣客商売』、『仕掛人・藤枝梅安』などが有名で、自分も夢中になって読みましたが、この作品は池波さんには珍しい現代小説。東京の市井の人々を描いた、殺しもチャンバラもない、どちらかと言えば地味な話です。でも、人情の機微がつまっていて、思わずほろりとさせられるんですよ。 この2人と並んで日本の文芸の大きな存在だと思うのが藤沢周平さん。最初に一番凄い作品を読みました。『蝉しぐれ』です。少年藩士の成長が自分が野球をやっていた少年時代に重なるんですが、強烈に覚えているのは、12歳の女の子が蛇に指を咬まれたとき、滲んだ血を主人公が吸う冒頭の場面。ぞくぞくっとした色気を感じました。実は藤沢さんの娘さん(エッセイストの遠藤展子氏)と家族ぐるみのお付き合いをさせてもらっている縁で、去年、山形県の鶴岡市立藤沢周平記念館で、藤沢さんの作品について講演してきました。 僕は、作品に描かれた男の生き様に惚れて作品が好きになるんですが、その意味でひと頃はまったのが山崎豊子さんです。とても女性が書いたとは思えない骨太の作品ばかりでしょう。『白い巨塔』『華麗なる一族』『不毛地帯』『大地の子』『沈まぬ太陽』……すべて読みましたよ。なかでも『不毛地帯』で、主人公がついに石油を掘り当てる場面では読んでいる自分まで体が震えました。 他にも好きな本、好きな作家は挙げればきりがないんですが、僕はやはり野球人なので野球をテーマにした作品を挙げておきたいね。赤瀬川隼さんの短編「捕手はまだか」です。少年時代の大会で戦ったチーム同士が、その後の人生を背負って33年振りに試合をするという話です。この本を読んでいいなと思い、自分も、高3のとき夏の甲子園の予選準決勝で負けた相手と20年ぐらい前に試合をしたことがあった。投げ合ったピッチャーはその後亡くなってしまいましたけどね。自分の人生と重なるので忘れられない本です。 僕にとって本は肌身離さず持っていたいお守りみたいなもの。家で野球中継を見ながら無意識のうちにボールを触っているんですが、それと同じで、ぱっと視線を移して好きな本が目に入ると、“ああ、あれ”と思って安心するというか。本を読むことを覚えて良かったと思っていますよ、本当に。いろんな生き方、考え方があるということがわかりますから。まだまだ自分の知らないいい本があるだろうから、これからも本を読み続けたいと思っているよね。【プロフィール】えなつ・ゆたか/1948年兵庫県生まれ。元プロ野球選手。阪神、南海(現在のソフトバンクホークス)、広島、日本ハム、西武と渡り歩く。シーズン401奪三振、最優秀救援投手5回は今も日本記録。通算206勝、193セーブ。オールスターでの9連続奪三振、日本シリーズでの「江夏の21球」など様々な伝説を持つ。作家との交流も多い。※SAPIO 2018年7・8月号
2018.07.17 07:00
SAPIO
諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師
鎌田實氏 言葉によって人生が変わった高校時代の体験
 人生が言葉をつくり、言葉が人を変える。諏訪中央病院名誉院長の鎌田實医師が、言葉によって人生が変わった体験について語る。 * * * 元広島の“鉄人”衣笠祥雄さんが4月に亡くなった。現役時代、巨人の西本投手からデッドボールを受け、肩甲骨を骨折した。が、翌日、ピンチヒッターに出た衣笠は、フルスイングで三球三振した。そのときのコメントは往年の野球ファンの記憶に残っている。「一球目はファンのため、二球目は自分のため、三球目は西本君のため」 前人未到の連続試合出場記録の更新中で、その記録をストップさせるという汚名を、西本投手に与えないようにしたのだ。言葉には、その人の信念や生き方が映し出される。自分の言葉を持っている人は、それだけで魅力的である。 ぼくが、「言葉によって人生が変わった」という体験をしたのは、高校3年のときだった。それは、父からの「勉強するな」という言葉だった。貧乏から脱出するために、医学部に行きたいと打ち明けると、父は、貧乏人は大学など行かなくていい、働け、と怒鳴った。 ぼくは、父の言葉に反発した。その日から、医学部に入るための勉強を始めた。あのとき、父が「もっと勉強しろ」と言っていたら、きっと意志を貫けなかっただろう。その後、いろいろな人と出会って、忘れられない言葉をもらった。 ぼくの母は重い心臓病だった。日本で心臓の手術が始まって間もないころ、東京女子医大の榊原仟教授(当時)に手術をしてもらった。日本の心臓外科をつくった人ともいわれている。山崎豊子原作のドラマ『白い巨塔』で主役を務めた田宮二郎は、役作りのために榊原教授の手術を何度も見学したという。「勉強するな」と言った父はタクシーの運転手をしていた。母の手術をしてもらって約10年後、偶然、榊原教授を客として乗せた。「妻は先生に命を助けていただきました」と言うと、教授は母のことをよく覚えていた。そのうえ、「小さな男の子がいましたね」と聞いたという。ぼくのことだ。 そのころ、ぼくは東京医科歯科大学の医学部に通っていた。父はそのことを伝えた。すると教授は名刺を出して、こう言った。「息子さんが困ったら、いつでも来るように言ってください」 その名刺をぼくは父から渡された。結局、一度も榊原教授を訪ねたことはなかったが、しばらくの間、その名刺はぼくのお守りになっていた。困ったことがあったら、この人のところに行こう、そう思えるところがあるだけで、どんな障壁にも負けないで生きていけるような気がしたのだ。まったくもって、脱帽である。 人生が言葉をつくり、言葉は人を変える。そんな力をもった言葉との出会いを『曇り、ときどき輝く』(集英社)という本にまとめた。 人間がどのように言語を獲得したのかはわからない。言語学者のノーム・チョムスキーは非連続的な突然変異が起きたと考えている。心の震えが、声帯を震わせて言葉になったという説もあるし、言語の起源は祈りや歌だったとする説もある。 しかし、言葉を手に入れて人類の生き方が変わったことは間違いない。そして、それ以来、ぼくたちは言葉を羅針盤にして、人生を切り開いている。●かまた・みのる/1948年生まれ。東京医科歯科大学医学部卒業後、長野県の諏訪中央病院に赴任。現在同名誉院長。チェルノブイリの子供たちや福島原発事故被災者たちへの医療支援などにも取り組んでいる。近著に、『人間の値打ち』『忖度バカ』。※週刊ポスト2018年6月8日号
2018.05.31 16:00
週刊ポスト
BG共演の木村拓哉と萩原聖人 険悪説を払拭し、現場でハグ
BG共演の木村拓哉と萩原聖人 険悪説を払拭し、現場でハグ
「あのさ、おれ、一生、守りたいんだけど」「え、何?」「聞こえてんでしょ? 今」「ほんともう、ベッタベタのベタすぎ…じゃあ、一生、私が守りたいんだけど」 赤面するほどのせりふのやりとりは木村拓哉(45才)と山口智子(53才)。ふたりはおでこを寄せて──。20年前ではなく、つい先日放送された3月1日のドラマ『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)のワンシーンは、まるでトレンディードラマのようだった。「最近の『BG』は見所満載。副音声で解説してほしいくらいです。『ロングバケーション』(1996年)を彷彿とさせる木村&山口コンビはもちろん、それだけではありません。萩原聖人さん(46才)と木村さんが対峙したのもアラフォー、アラフィフ世代からすると垂涎モノ。因縁の2人ですからね」(ドラマ関係者) 木村と萩原は1994年のドラマ『若者のすべて』で共演。主演が萩原で、木村は人気急上昇中で2番手の役どころだった。「萩原さんが“おれらは役者として芝居をやるんで、アイドルの芝居はどうかわからないですけど”と言ったことがきっかけで木村さんとは“険悪な仲”といわれていました。その後の共演でわだかまりはなくなったようですが、今回は現場で会うなりハグ。ゴルフ話で盛り上がっていました。2人が楽しそうに話しているだけで、一見の価値がありました」(前出・ドラマ関係者)『101回目のプロポーズ』(1991年)で共演、実らぬ恋にやきもきさせられた江口洋介(50才)と石田ゆり子(48才)が、女性政治家とSPという立場で繰り広げる会話も見逃せないが、現場に緊張が走ったのは石田と山口の共演シーンだった。「山口さんと石田さんって共演NGだと思っていました。同世代でこれだけドラマに出ていながら共演はないし。最近では、奇跡のアラフィフとして比べられることもありますし、どうなるのかと…」(テレビ局関係者) 確かにこの2人、今回『BG』での共演は1シーンのみで、会話は石田が「きれいなお花ですね」と一言話しかけ、山口は微笑んで会釈するだけ。「石田さんは木村さんに特別な感情を持つ役で、山口さんは木村さんの元妻役という設定でしたから会話が少ないのは当然。さすがの演技だったと思います。でも現場では和気藹々としていましたよ。トレンディードラマでは実現しなかった意外な“共演”が見られて得した気分でした」(前出・ドラマ関係者)『白い巨塔』(2003年)ファンからすれば江口と上川隆也(52才)の絡みも要チェックだというが、江口は今回の現場では言葉数がいつもより少ないという。「江口さんは木村さんや上川さんらと敵対する役柄なのであえて距離をとっているそうです。反対に木村さんはムードメーカーとなって盛り上げ、自分の撮影が終わっても控え室に戻らずに見守っているくらい周りを気にかけています。視聴率も今までで最高記録を更新してきていますし、松たか子さん(40才)や西島秀俊さん(46才)、常盤貴子さん(45才)ら過去の共演ゲストももっと出てほしかったという話でも盛り上がっていました」(前出・ドラマ関係者) 最終回は3月15日。別の視点で見てみてはいかがだろうか。※女性セブン2018年3月22日号
2018.03.09 16:00
女性セブン

トピックス

紺色のお召し物だった紀子さま
紀子さま、悠仁さまに「悪夢の再来」 宮内庁17cm包丁送付事件、同封便箋には皇族批判
女性セブン
京都の街を歩く舞妓のイメージ(写真/イメージマート)
元舞妓の告発に有名歌舞伎役者たちが大慌て 関係が露見すれば廃業は必至か
女性セブン
逮捕された「RYO&YUU」
「バレないように森の中で」公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」が語っていた野外動画撮影の“対策” 実際には公園、海岸でも裸に
NEWSポストセブン
よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」
よくぞ言った!江口のりこがぶっちゃけたテレビのタブー「番宣出演は意味がない」
NEWSポストセブン
ゴルフをする女性芸能人が増えている(左は小島、右は鷲見。ともに本人のインスタより)
タイトなウェア姿を投稿しまくりの小島瑠璃子と鷲見玲奈「ゴルフ女子」枠巡る熾烈な戦い
NEWSポストセブン
ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”
ポスト和久田麻由子アナに浮上 「元東大ミスコン」堀菜保子アナ(27)の“大きな武器”
NEWSポストセブン
TBS・安住紳一郎アナウンサーの魅力の源は?(時事通信フォト)
「定年までTBSに」先輩・吉川美代子アナが期待する安住紳一郎アナのこれから
週刊ポスト
結婚を発表し、お相手を「建築会社」とした滝沢。「一般男性」とは言っていない
滝沢カレン結婚!「テラハ」出演“肉食系”ハーフモデルのどこに惹かれたのか
NEWSポストセブン
眞子さまの箱根旅行のお姿。耳には目立つイヤリングも(2018年)
小室圭さんの妻・眞子さん 華やかだった4年前の「箱根・女子旅ファッション」
NEWSポストセブン
逮捕された「RYO&YUU」
公然わいせつ逮捕「RYO&YUU」、性的動画アップは「親公認」だった 22歳の女は愛知・香嵐渓で全裸に
NEWSポストセブン
結婚し、日本メディアが情報をキャッチしづらいNYで、デイリーメールが追跡取材(写真/JMPA)
小室圭さん・眞子さん夫婦が「離婚で終わったとしても…」英デイリー・メールが報じた「茨の道」
NEWSポストセブン
高橋真麻
高橋真麻「おでんの卵8個食べても太らない」女性が憧れる美スタイルの理由
NEWSポストセブン