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退職後、年金受給までバイトをすれば、金銭感覚変わり節約に

夫婦で「60才からのハローワーク」のススメ(写真/アフロ)

 何かと老後が不安になってくる今の世の中。それならば、シニアになってからも無理のない範囲で働くのも1つの選択肢だ。ファイナンシャルプランナーの畠中雅子さんはこう話す。

「定年後の夫に再就職を望む妻は多いのですが、条件が高すぎるとなかなか見つかりません。そのうちに失業手当が切れたり、夫婦仲が悪くなったり。それならばいっそ、アルバイトで働いた方が長く働ける可能性があります」

 重い腰をあげて、妻もアルバイトをすれば当然のことながら収入はそのぶん増える。夫婦それぞれが協力して、月に2万円ずつアルバイトをすれば、4万円。60才から70才まで10年間働いたら、480万円だ。

「年金受給までの間にアルバイトを経験しておくと、金銭感覚が変わって節約生活に慣れるので、年金暮らしが始まった時にストレスなく過ごせるというメリットもあります。働くことに抵抗がある女性もいるけれど、老後になって収入が減ったら、生活のこだわりを減らすことも大切です」(畠中さん)

※女性セブン2018年3月29日・4月5日号

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