六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
六代目山口組が総本部近くの兵庫県・神戸護国神社で恒例の初詣を行なっていたことがわかった。実話誌記者が語る。
「2025年12月31日、年が明ける直前に若頭補佐の安東美樹・竹中組組長と中田浩司・山健組組長が初詣に訪れた。警察が20名近く警戒にあたるなか、2人は本殿で祈祷を受けながら新年を迎え、同組織の2026年が始まりました。
以前は司忍組長を筆頭に直参組長総出で初詣をしていましたが、分裂抗争における特定抗争指定を受けたことで警戒区域内では5名以上で集まることができなくなったため2020年以降は限られた最高幹部のみの参拝になっている」
六代目山口組にとって2026年は大きな一年になることが推測される。昨年、10年にわたる分裂抗争に一方的に終結宣言をした六代目山口組。そんな組織にメディア、警察関係者が強い関心を寄せている。「七代目誕生」のXデーが迫っているとされるからだ。
「山口組の組長は原則終身制ですが、五代目の渡辺芳則組長が健康体のまま引退し、その座を司忍組長に譲った前例があるため、司組長の判断次第という状況が続いています。
抗争終結宣言後に早々と竹内照明若頭を誕生させ、その後も執行部(若頭、若頭補佐らで構成され、組織運営を担っているとされる)に若手直参組長を昇格させている。さらに直参組織にも“総裁制”を導入し、若手組長を誕生させるなど『竹内七代目』体制への移行を狙った組織改編に腐心していた。また親戚・友好組織との外交にも竹内若頭がトップとして全面的に動いていた。
すでに組織内外の条件はクリアされているという見方が強いため、こうして七代目誕生の時期が取り沙汰されるようになったのでしょう。実際、昨年12月の『事始め』で司忍組長が七代目に言及する意向を固めたという話が広まり、多くの警察、メディアが駆けつけた。結局、噂に過ぎなかったようですが……」(同前)
司組長は今月84歳を迎えるが、これまで健康上の問題が指摘されたことはない。実際、昨年12月28日の餅つきでも司組長は颯爽と会場入りし、「例年通り、自分から餅をついたのはもちろん、直参組長につきかたを指導したほど」(同前)という。警察関係者はこう指摘する。
「六代目山口組の直参組長の一部は『真の抗争終結は総本部奪還』という認識を持っている。総本部は山口組の象徴たる存在。司組長も同じ認識を持っていてもおかしくはない。総本部の奪還には特定抗争指定の解除が必須だが、抗争終結は六代目山口組側の一方的な宣言によるもので抗争相手も健在。警察側も延長を続ける意向だが、昨年4月の抗争終結宣言から抗争事件は起きていないため、どこまで延長が認められるかは不透明。この進展が七代目の誕生時期を左右するのではないか」
