参政党は国政経験が乏しく、国会議員経験者を積極的に受け入れているという(時事通信フォト)
高市早苗首相が衆院解散を決断し、永田町は選挙モードに突入した。予想だにしなかった1月23日召集の国会冒頭解散で高市氏が野党の意表をついたかと思えば、立憲民主党と公明党が電撃の新党結成。いま、政局は目まぐるしく動いている。
その中でも議席増の躍進を果たすだろうと目されているのが参政党だ。永田町関係者は現状をこう話す。
「参政党は、石破茂前政権の退陣につながった昨年7月の参院選で躍進し、今も勢いを維持しています。リベラル寄りの石破政権で自民党から離れた保守票が参政党に流れたことが躍進の一因だったとみられており、保守色の強い高市政権では保守票が自民党に回帰して参政党は勢いを失うとの見方もありました。
しかし、現状は、参政党は勢いを維持しているとみられ、それは各種地方選挙での好調ぶりからうかがえます。高市氏の突然の解散で野党は候補者の擁立が遅れていますが、地方組織を整えてきている参政党は多くの候補者を立てられると自信をみせています」
参政党代表の神谷宗幣氏は一連の解散報道を受けて、衆院選に100人以上の候補者を擁立し、現有3議席から30議席への増加を目指すと宣言している。さらに、候補者の擁立に関しては、高市政権と参政党の親和性を踏まえた上で、「高市さんの足を引っ張ろうとしている自民党の議員」に対抗馬を立てていく考えも明らかにしている。
こうした勢いに乗じて参政党入りを続けているのが元自民党国会議員たちだ。
