◆隼とメンディーの触り合い
小森と関口メンディーが何やら接近している。
「ボーカルの2人がステージに上がるパートのとき、メンディーさんはいつも舞台袖の暗いところでラップのパフォーマンスの確認をしてるんです。ぼくも近くに行って、次の曲のバク宙の練習をするんですけど、そのとき、2人で腰を触り合うんです、暗闇で(笑い)。ライブの緊張を解くルーティンなんです」(小森)
◆亜嵐と龍友、変顔の似顔絵
ライブで最高のパフォーマンスを見せるため、ツアー中の外食や飲酒は極力控えているというメンバーだが、つかの間のオフにはメンバー同士で外出することも。
「1か月弱も、中国に滞在していたので、観光も少しできました。深センでは(数原)龍友くんと一緒に、街角にいた中国人の画家に似顔絵を描いてもらって。英語も通じないので、ボディーランゲージ。ぼくは変顔をして描いてもらったんですが、通りすがりの中国のかたにさんざん笑われてしまいました(苦笑)」(亜嵐)
大成功の中国ツアーから帰国し休む間もなく、5月からは初めての4大ドームツアーが始まる。
「今、全国ドームツアーをできるアーティストは国内では数組しかいない。ジェネの勢いはとにかくスゴい」(音楽関係者)
EXILEや三代目JSBのメンバーは、ストリートで身につけた「リアル感」が武器だ。一方、GENERATIONSは、“兄貴分”の背中を見て、小さい頃からボーカルやダンススクールに通っていた世代。その分、「おとなしい」と言われたこともあったが、卓越したテクニックと躍動感で国内屈指の人気グループに成長した。
「ボーカルとパフォーマーというスタイルは、日本ではEXILEが開拓しましたが、世界ではぼくたちが切り拓いていきたいです。今回の中国ツアーで、このスタイルを認めてくださるかたがずいぶん増えたと実感できました。これからはもっとEXILE HIROさんから受け継いだ“サムライ魂”が海外にも通用することを証明したい」(中務裕太)
上海ライブ後、「疲れたー!」と言いながら、ファンとハイタッチ会に向かうメンバーの表情は充実感にあふれていた。
「上海にある8万人収容のスタジアム(上海体育場)をジェネファンで埋めたいですね。それも3年後! 東京五輪が終わった後の2021年を目標にします」(中務)
※女性セブン2018年4月12日号