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マスターズ・松山英樹のドライバーを複雑な思いで見つめた人達

周囲の皮算用が交錯(AFP=時事)

 米オーガスタを舞台に激闘が繰り広げられた今季メジャー初戦のマスターズ(4月5~8日)。日本人初となるマスターズ制覇の期待を一身に背負った松山英樹(26)の戦いぶりを複雑な心境で見つめていたのは、契約スポンサーの関係者たちだったという。

「昨年12月に、国内ゴルフ用品最大手であるダンロップスポーツは松山との用具契約を2022年まで5年延長しました。契約金は年間6億円(推定)。日本人ゴルフ選手では史上最高となる総額30億円の超大型契約でした。もちろん、メジャー大会で優勝争いに絡めば世界中に『スリクソン(ダンロップのメインブランド)』のロゴが流れるという計算があっての契約です」(広告代理店関係者)

 1983年のハワイアンオープンで青木功が逆転イーグルでPGAツアー日本人初制覇を成し遂げた時は、その時に着ていたダンロップ製のポロシャツが“青木モデル”として大ヒットした。

「松山が使うダンロップ製のギアやボールなど、関連用品も、優勝すれば爆発的な売り上げが期待できる。ただ、関係者にとって悩ましかったのが松山の使う『ドライバー』です」(同前)

 実は、松山はアマチュア時代からスリクソンのドライバーを愛用してきたが、2016年以降はキャロウェイの『グレートビッグバーサ』に変更しているのだ。

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