「ストロング系で9%が多いなかでは7%と控えめだが、焼酎の味がガツンとくる。僕のイメージする酎ハイに一番近くて、懐かしい感じもする」(なぎら氏)
「マイナス196℃ストロングゼロ〈DRY〉」(サントリー)「ウィルキンソン・ハード無糖ドライ」(アサヒビール)などドライ系も好感触だ。
「ちゃんと酒を飲んでいる気分を味わえる。家で飲むならストロング系のドライを選んで、後でレモンを搾ったり、自分の好きな味付けをしてみるのがいいかもしれませんね」(同前)
一方、男性が敬遠しがちな果実系についても、こう評価する。
「『ストロングゼロ ダブルレモン』(サントリー)や『キリン・ザ・ストロング ハードレモン』(キリンビール)は、確かに女性が好きそうな味で、甘いというよりも口当たりがいい。『超男梅サワー』(サッポロビール)はシソ焼酎のようで旨い。どんどんいけるからうっかりすると飲みすぎちゃうね」
少しずつ飲み比べていたなぎら氏だが、次第に顔が赤らみ、饒舌になっていた。
※週刊ポスト2018年4月20日号