ライフ

「おじさんLINE」の正反対! 港区でモテるLINEは無駄がない

これは打ってみても気持ち悪い…

 実業家や弁護士、外資系金融といったハイスペック男性と、彼らを狙って夜な夜な港区界隈で飲み会を繰り広げる「港区女子」。モテ競争を繰り広げる男女は、どんなLINEを送り合っているのか。現役港区女子の吉川リサコ氏が、「モテる港区男子・港区女子」のLINEをリサーチした。

 * * *
「おじさんLINEごっこ」が少し前に流行った。キモいおじさんのLINEを再現するという遊び(?)だ。私も作ってみた。

〈リサコちゃん! おつかれさま!

 今日は暑いね~。スーツは暑くて着ていられないよ(^_^;

 もうすぐ夏って感じだね!リサコちゃんの水着、見てみたいなあ(ハート)

 なんちゃって(^_^;

 今度いつ会えるかな? 僕はいつでもリサコちゃんに合わせるからね! なんなら、今夜でもいいよ(ハート)〉

 ああ、書いていて気持ち悪い。

 でも、こういうのって、おじさんだけじゃない。港区女子との飲み会に来る20代、30代の高収入男子だって、似たような感じなのがいるのだ。

 ある時、ジュンジが私の友人サチに送ったLINEだ。

「サチ、おはよう。今日はいい天気だね。サチはよく寝られたかな? 思い出したんだけど、この前美味しそうなケーキ屋さんがあって、サチと行きたいなって。サチはケーキ好きって言ってたよね?」

「サチ忙しいのかな? ランチは何を食べてるの? 俺は忙しくて、今から吉牛(苦笑)」

「1日お疲れ様。今日もサチのこと考えてたよ。おやすみ(ハート)」

 モテない男のメールは、決まって「長文で要領を得ない」「距離感が近い」「頻繁」なのである。

 サチは、ハイパーかわいいハーフ系美人。ジュンジは、サチと1回飲んだだけの男である。一応、大手商社勤務。こんな調子だから、最近はあまり私の周辺の飲み会には呼ばれなくなった。

 三流港区女子もまた同じ。外資系ハイスペ男子・ユータに、「会いたくならない女子」のLINEを教えてもらった。

「ユータ、今日なにしてるの? リカはいまから六本木だよお?」
「ユータ忙しいかな汗 会えないよねぇ?」
「既読スルーやめてよー!(笑) 会える?」
「(LINE通話の着信)」
「寝るねー。連絡ちょーだい!(自撮り写真つき)」

 その後もやたらLINEプロフィールを変えて存在アピール。コレ、ハイスペ男子にとっての三流港区女子あるあるらしい。

 ではモテるハイスペ男子、モテる港区女子に共通するメッセージの特徴はなんなのか? 「短文」「端的」「用件以外の会話はLINEで連打しない」これに尽きる。

関連キーワード

関連記事

トピックス

実力もファンサービスも超一流
【密着グラフ】新大関・安青錦、冬巡業ではファンサービスも超一流「今は自分がやるべきことをしっかり集中してやりたい」史上最速横綱の偉業に向けて勝負の1年
週刊ポスト
国宝級イケメンとして女性ファンが多い八木(本人のInstagramより)
「国宝級イケメン」FANTASTICS・八木勇征(28)が“韓国系カリスマギャル”と破局していた 原因となった“価値感の違い”
NEWSポストセブン
今回公開された資料には若い女性と見られる人物がクリントン氏の肩に手を回している写真などが含まれていた
「君は年を取りすぎている」「マッサージの仕事名目で…」当時16歳の性的虐待の被害者女性が訴え “エプスタインファイル”公開で見える人身売買事件のリアル
NEWSポストセブン
タレントでプロレスラーの上原わかな
「この体型ってプロレス的にはプラスなのかな?」ウエスト58センチ、太もも59センチの上原わかながムチムチボディを肯定できるようになった理由【2023年リングデビュー】
NEWSポストセブン
12月30日『レコード大賞』が放送される(インスタグラムより)
《度重なる限界説》レコード大賞、「大みそか→30日」への放送日移動から20年間踏み留まっている本質的な理由 
NEWSポストセブン
若手俳優として活躍していた清水尋也(時事通信フォト)
「もしあのまま制作していたら…」俳優・清水尋也が出演していた「Honda高級車CM」が逮捕前にお蔵入り…企業が明かした“制作中止の理由”《大麻所持で執行猶予付き有罪判決》
NEWSポストセブン
「戦後80年 戦争と子どもたち」を鑑賞された秋篠宮ご夫妻と佳子さま、悠仁さま(2025年12月26日、時事通信フォト)
《天皇ご一家との違いも》秋篠宮ご一家のモノトーンコーデ ストライプ柄ネクタイ&シルバー系アクセ、佳子さまは黒バッグで引き締め
NEWSポストセブン
ハリウッド進出を果たした水野美紀(時事通信フォト)
《バッキバキに仕上がった肉体》女優・水野美紀(51)が血生臭く殴り合う「母親ファイター」熱演し悲願のハリウッドデビュー、娘を同伴し現場で見せた“母の顔” 
NEWSポストセブン
六代目山口組の司忍組長(時事通信フォト)
《六代目山口組の抗争相手が沈黙を破る》神戸山口組、絆會、池田組が2026年も「強硬姿勢」 警察も警戒再強化へ
NEWSポストセブン
和歌山県警(左、時事通信)幹部がソープランド「エンペラー」(右)を無料タカりか
《和歌山県警元幹部がソープ無料タカり》「身長155、バスト85以下の細身さんは余ってませんか?」摘発ちらつかせ執拗にLINE…摘発された経営者が怒りの告発「『いつでもあげられるからね』と脅された」
NEWSポストセブン
結婚を発表した趣里と母親の伊藤蘭
《趣里と三山凌輝の子供にも言及》「アカチャンホンポに行きました…」伊藤蘭がディナーショーで明かした母娘の現在「私たち夫婦もよりしっかり」
NEWSポストセブン
2021年に裁判資料として公開されたアンドルー王子、ヴァージニア・ジュフリー氏の写真(時事通信フォト)
《恐怖のマッサージルームと隠しカメラ》10代少女らが性的虐待にあった“悪魔の館”、寝室の天井に設置されていた小さなカメラ【エプスタイン事件】
NEWSポストセブン