北島と言えばJRA歴代1位の18億7684万3000円もの賞金を獲得した名馬「キタサンブラック」のオーナーとして有名だが、同馬は昨年末に引退。今回買った馬は“キタサンブラックの後継者”として育てるつもりだと見られている。
「買った馬は会場で唯一のロードカナロア産駒です。今年の桜花賞を勝ったアーモンドアイがロードカナロア産駒ですが、億単位で競り落とされる馬もいる中で、4200万円はそんなに高い額ではない。血統は短距離向きと言われていて、若駒の時は長距離で活躍するとは期待されていなかったキタサンブラックと近いものを感じます。これでまた成功したら北島さんの“相馬眼”が確かなものと証明される」(スポーツ紙記者)
ダービー勝利や凱旋門賞制覇など「キタサンブラック超え」を果たし、再び「祭り」は熱唱されるか。
※週刊ポスト2018年6月1日号