国内

急死の“紀州のドン・ファン” 通夜で響いた22歳妻への怒号

「なんで笑うんや!」との声が

 和歌山県で酒類販売業や不動産業などを営む実業家、野崎幸助氏(77)が急逝した件では、遺体から大量の覚醒剤成分が検出され、事件性が取り沙汰されている。警察は、今年2月に結婚したばかりの55歳年下の自称モデル・Sさんにも死亡に至る経緯を聞くなどして、慎重に調べを進めている。

 野崎氏は多くの女性と交際し、交際クラブなどで女性と出会っていることを公言し、「紀州のドン・ファン」の呼び名で知られた。週刊ポストの取材では「(交際クラブの)入会金は100万円です」と語っていた。

 野崎氏が急死したのは5月24日。遺体は解剖されたため、通夜は5日後の29日に執り行われた。通夜に出席した関係者が明かす。

「(野崎氏の)親族のひとりが怒鳴っていて。『いくらなんでも、おかしいんじゃないか』って。別の親族は『通夜の場でそんなこと言うものじゃない』となだめていましたが、Sさんはヘラヘラ笑っていたんです。

 それを見て先ほどの親族が『挨拶もないんかい』『なんで笑うんや』『死んで嬉しいんかい!』と怒鳴っていました。それを見てもSさんはスマホをいじっていた」

 翌日の葬儀でもスマートフォンをいじる姿が目撃されていたというが、棺に花を入れる時には、周囲の泣き声とともに、Sさんも鼻をすすって目に涙を浮かべていたという。

 55歳年上の夫の死に、何を思っていたのだろうか。

関連キーワード

関連記事

トピックス

問題は小川晶・市長に政治家としての資質が問われていること(時事通信フォト)
「ズバリ、彼女の魅力は顔だよ」前橋市・小川晶市長、“ラブホ通い”発覚後も熱烈支援者からは擁護の声、支援団体幹部「彼女を信じているよ」
週刊ポスト
米倉涼子を追い詰めたのはだれか(時事通信フォト)
《米倉涼子マトリガサ入れ報道の深層》ダンサー恋人だけではない「モラハラ疑惑」「覚醒剤で逮捕」「隠し子」…男性のトラブルに巻き込まれるパターンが多いその人生
週刊ポスト
新聞・テレビにとってなぜ「高市政権ができない」ほうが有り難いのか(時事通信フォト)
《自民党総裁選の予測も大外れ》解散風を煽り「自民苦戦」を書き立てる新聞・テレビから透けて見える“高市政権では政権中枢に食い込めない”メディアの事情
週刊ポスト
ソフトバンクの佐藤直樹(時事通信フォト)
【独自】ソフトバンクドラ1佐藤直樹が婚約者への顔面殴打で警察沙汰 女性は「殺されるかと思った」リーグ優勝に貢献した“鷹のスピードスター”が男女トラブル 双方被害届の泥沼
NEWSポストセブン
女性初の自民党総裁に就いた高市早苗氏(時事通信フォト)
《高市早苗氏、自民党総裁選での逆転劇》麻生氏の心変わりの理由は“党員票”と舛添要一氏が指摘「党員の意見を最優先することがもっとも無難で納得できる理由になる」 
女性セブン
出廷した水原一平被告(共同通信フォト)
《水原一平を待ち続ける》最愛の妻・Aさんが“引っ越し”、夫婦で住んでいた「プール付きマンション」を解約…「一平さんしか家族がいない」明かされていた一途な思い
NEWSポストセブン
公務に臨まれるたびに、そのファッションが注目を集める秋篠宮家の次女・佳子さま(共同通信社)
「スタイリストはいないの?」秋篠宮家・佳子さまがお召しになった“クッキリ服”に賛否、世界各地のSNSやウェブサイトで反響広まる
NEWSポストセブン
司組長が到着した。傘をさすのは竹内照明・弘道会会長だ
「110年の山口組の歴史に汚点を残すのでは…」山口組・司忍組長、竹内照明若頭が狙う“総本部奪還作戦”【警察は「壊滅まで解除はない」と強硬姿勢】
NEWSポストセブン
「第72回日本伝統工芸展京都展」を視察された秋篠宮家の次女・佳子さま(2025年10月10日、撮影/JMPA)
《京都ではんなりファッション》佳子さま、シンプルなアイボリーのセットアップに華やかさをプラス 和柄のスカーフは室町時代から続く京都の老舗ブランド
NEWSポストセブン
巨人を引退した長野久義、妻でテレビ朝日アナウンサーの下平さやか(左・時事通信フォト)
《結婚10年目に引退》巨人・長野久義、12歳年上妻のテレ朝・下平さやかアナが明かしていた夫への“不満” 「写真を断られて」
NEWSポストセブン
国民スポーツ大会の総合閉会式に出席された佳子さま(10月8日撮影、共同通信社)
《“クッキリ服”に心配の声》佳子さまの“際立ちファッション”をモード誌スタイリストが解説「由緒あるブランドをフレッシュに着こなして」
NEWSポストセブン
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
「週刊ポスト」本日発売! 電撃解散なら「高市自民240議席の激勝」ほか
NEWSポストセブン