千多代さん「あんたはがんのわりに元気だみゃあ(笑い)。母は胃が丈夫だったわ。お水もそんな飲んどりゃあせんかったのに便秘知らずで、下剤をのんだこともなかった」

美根代さん「便秘の時はお腹をもめばいいがって言われたけど、わしらがやったところでよう出んし(笑い)。母の教えを守っても、結果がついてこんのよ(苦笑)。でもまあ、女の子は腰を冷やしちゃいかんぞ言うて、ネル生地のパンツをはかされとったのは覚えとる」

千多代さん「大きなパンツでよ~(笑い)。当時はそんなのはいてる人いなかったな」

 ふたりの食欲は衰えない。胃もたれしない程度に3食きっちり食べる。よく食べるものを尋ねると──。

美根代さん「私は毎朝、みそ汁に生卵を入れて食べてるの。具はわかめとか玉ねぎとかいろいろで、名古屋だから、みそは絶対八丁みそ。あとは…小さい時から小魚をよう食べてた」

千多代さん「わしはサラダは昔よう食べとった。レタスにきゅうりに、りんごの薄切りと干しぶどうを入れて、ごまだれをたっぷりかける。それを2~3日かけて食べるから、しまいには野菜が漬かって漬けものみたいになっとった(笑い)」

 ふたりは今、娘と孫、さらに玄孫もいるにぎやかな生活を送っている。その笑顔は母・ぎんさんの面影が残っていた。

※女性セブン2018年6月14日号

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