ビジネス

新聞の号外発行 誰が原稿を書き、誰がどこで配布する?

号外、配布しているのは…(時事通信フォト)

 突発的な大ニュースをいち早く伝えるために、朝夕刊の新聞とは別に臨時で発行される「号外」。各社で発行の判断基準は異なるが、傾向としては、オリンピックで日本人が金メダルを獲得した時、日本人がノーベル賞を受賞した時などは、ほぼ号外が発行されるようだ。皇室関係の大きなニュースも号外になることが多い。

 では、号外発行が決まってから誰が原稿を書き、配布までどのような人が関わるのだろうか。

「事案に応じてそれぞれの出稿部門が原稿執筆を担当し、通常の朝夕刊と同様、編集部門による編集作業、校閲部門によるチェックを経て印刷に回しています。概ね、事案発生から2時間程度で発行します。街頭で配布するのは弊社社員です。東京本社の場合は通常、JR東京駅丸の内北口、JR新橋駅前のSL広場をメインにしています」(毎日新聞社社長室広報担当)

 号外はとりわけ速報性が重視される。読売新聞の場合は、号外の発行が決まると、複数の記者から送られてくる情報を原稿に取りまとめると同時に、編集局内で写真の選定、グラフの作成などを短時間のうちに行なうという。

「出来上がった紙面データを印刷工場に送信し、刷り上がった号外を社員らが主要駅などの場所に運び、配ります」(読売新聞グループ本社広報部)

 東京本社内に印刷工場を持つ朝日新聞の場合は、配布場所が近場であれば、社員が号外を持ってタクシーで向かう。

関連キーワード

関連記事

トピックス

『ザ!鉄腕!DASH!!』降板が決まったTOKIOの国分太一(右/番組の公式サイトより)
《スタッフに写真おねだりか》TOKIO・国分太一は「コンプライアンス上の問題行為が複数あった」…日本テレビに問い合わせた結果
NEWSポストセブン
”アナウンサーらしくないアナウンサー“と評判
「笑顔でピッタリ腕を絡ませて…」元NMB48アイドルアナ・瀧山あかねと「BreakingDown」エース・細川一颯の“腕組み同棲愛\"《直撃に「まさしくタイプです(笑)」》
NEWSポストセブン
TOKIOの国分太一
《日テレで緊急会見の意味は》TOKIO国分太一がコンプラ違反で活動休止へ 「番組降板」「副社長自らスキャンダル」の衝撃
NEWSポストセブン
悠仁さまの大学進学で複雑な心境の紀子さま(撮影/JMPA)
悠仁さま、今年秋の園遊会に“最速デビュー”の可能性 紀子さまの「露出を増やしたい」との思いも影響か
女性セブン
グラビアのオファーも多いと言われる中川安奈アナ(本人のインスタグラムより)
《SNSで“インナーちらり笑”》元NHK中川安奈アナが森香澄の強力ライバルに あざとキャラと確かなアナウンス技術で「ポテンシャルは森香澄以上」との指摘
週刊ポスト
不倫が報じられた錦織圭、妻の観月あこ(Instagramより)
《錦織圭・モデル女性と不倫疑惑報道》反対を押し切って結婚した妻・観月あことの“最近の関係” 錦織は「産んでくれたお母さんに優しく接することを心がけましょう」発言も
NEWSポストセブン
お疲れのご様子の雅子さま(2025年、沖縄県那覇市。撮影/JMPA) 
雅子さまにささやかれる体調不安、沖縄訪問時にもお疲れの様子 愛子さまが“異変”を察知し、とっさに助け舟を出される場面も
女性セブン
不倫が報じられた錦織圭(AFP時事)
《美女モデルと不倫》妻・観月あこに「ブラックカード」を渡していた錦織圭が見せた“倹約不倫デート”「3000円のユニクロスウェットを着て駅前チェーン喫茶店で逢瀬」
NEWSポストセブン
永野芽郁のマネージャーが電撃退社していた
《永野芽郁に新展開》二人三脚の“イケメンマネージャー”が不倫疑惑騒動のなかで退所していた…ショックの永野は「海外でリフレッシュ」も“犯人探し”に着手
NEWSポストセブン
“親友”との断絶が報じられた浅田真央(2019年)
《村上佳菜子と“断絶”報道》「親友といえど“損切り”した」と関係者…浅田真央がアイスショー『BEYOND』にかけた“熱い思い”と“過酷な舞台裏”
NEWSポストセブン
不倫が報じられた錦織圭、妻の元モデル・観月あこ(時事通信フォト/Instagramより)
《結婚写真を残しながら》錦織圭の不倫報道、猛反対された元モデル妻「観月あこ」との“苦難の6年交際”
NEWSポストセブン
2人の間にはあるトラブルが起きていた
《浅田真央と村上佳菜子が断絶状態か》「ここまで色んな事があった」「人の悪口なんて絶対言わない」恒例の“誕生日ツーショット”が消えた日…インスタに残された意味深投稿
NEWSポストセブン